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本が好きになるには…?

本が好きになるには…?

つり人編集部=写真と文

先日、知人から
「小学校4年生の子供が本をまるで読まないんだけど
どうしたら読むようになりますか?」
と聞かれた。

ぼくは即答した。

「読め、読めといったところで
本を読むようにはならないと思いますよ。
お子さんが本を読まないのは
読書を面白いと思っていないからです。
一冊でもいいから面白い本に出合えれば
自然と読書をするようになりますよ」
と。

ぼくの場合、その一冊とは
ジュール・ヴェルヌの十五少年漂流記だった。
たしか3年生か4年生のころだったと思う。

釣り少年だったぼくにとって
子どもたちだけでの無人島生活は
まさに夢の世界だったのだ。

中学生くらいまで
家で勉強をした記憶はほとんどないが
本だけはよく読んだような気がする。

今朝、
村上春樹さんのノルウェイの森の映画版の主題歌に
ビートルズの同名曲の原盤を使用することが決まったというニュースを見た。

ビートルズの原盤の使用許可が邦画におりることはほとんどないそうだ。

ノルウェイの森はぼくが青春時代に出合った本の中では
間違いなくベスト5に入るだろう。
映画は12月に公開予定というので
今から楽しみだ。

ちなみに、本は面白いだけではない。
本から学ぶこともたくさんある。
時には、生き方を左右するような
大きなヒントを与えてくれることも。

ひょっとしたら
ぼくが釣り雑誌の編集を生業にするようになったのは
幼いころに出合った
あの、一冊が手引きをしてくれたのかもしれない。

(山根)

2010/7/14

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