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社会全体で子育て支援の悲しい現実

社会全体で子育て支援の悲しい現実

つり人編集部=写真と文

先日、子どもを連れて伊豆に釣りに行った帰り
気になっていた、山あいの蕎麦屋に立ち寄った。

蕎麦通に人気の店だと聞いていたが
駐車場がガラガラだったので一安心。

子どもを先に店に行かせたところ
入口の前で立ち止まっている。

子どもの目線の先に白い張り紙があり
「お子様はご遠慮願います」
と書いてある。

は~?

銀座のフランス料理店じゃあるまいし
なんで、観光地の蕎麦屋で子どもがダメなわけ?

まあ、こう書いてあっても、入ってしまえば向こうも
出て行ってくれとは言わないだろう。

と、考えて
気付かないフリをして入ったところ

「申し訳ございません。お子様の入店は遠慮してもらっているもので」

と、ウエイトレスのお姉さん。

「あっ、そうだったの。知らなかった。でも、お腹空いたっていうし、騒がないからいいでしょ」
と、店内に入ろうとすると
お姉さんが前に立ちはだかり
「申し訳ございません、そういう決まりになっておりまして」
と、壁のように動く気配がない。

満員ならまだしも、ガラガラである。
それなのに、なんでそこまで子どもを毛嫌いするのか。

こんな店、こっちから願い下げだ。

何が、社会全体で子育てを支援するだ。

この気取った蕎麦屋の年金の原資も
将来、私の娘や息子たちが収めた税金が充てられるのかと思うと
怒りを通り越して悲しくなってきた。

心に負ったその傷が、ようやく癒えかけていた今日
今月の給料明細を見て愕然。

住民税が跳ね上がっている。
今月から、16歳未満の年少扶養控除廃止に伴い
住民税が上がることになっていたのをすっかり忘れていた。

幻と化した「子ども手当」を導入するにあたり
16歳未満の年少扶養控除は2011年度に廃止されたのだ。
控除額は所得税が年38万円で、住民税が年33万円。

つまり、子ども手当導入と引き換えに、
年少扶養控除の廃止という実質的な「増税」が決まっていたのであり
子ども手当は消滅したが、増税だけは続行という
地獄の閻魔様でも考え付かないような恐ろしいことを
官僚たちは考えたのである。

民主党の公約では、子ども手当は、ひとりあたり26000円だったが
財源不足ということで、一時的に半額の措置が取られ
ひとり13000円が実際に何度か支払われた。

しかし、すぐにそれもなくなり
今月からは児童手当という名目でひとり10000円が支給される(みたい…)。

16歳以下の子どもが3人いる我が家の場合
住民税の控除額だけでも3人合わせて99万円がなくなったのだから
ひとり10000円もらったところで、
「子育てを支援する」
どころか
「お金を払って子育てをさせてもらっている」
というべきだろう。

消費税増税の法案の採決を
このタイミングにもってきたのも
子育て世代への大増税のニュースを
少しでも消費税増税でごまかしたかったからに違いない。

いや~、それにしても、まんまとダマされた。
詐欺には引っかからない自信があったけど
この国家詐欺は見抜けませんでした。

これで消費税増税も決定。

これが詰将棋なら
「つみました」
と頭を下げています。

(山根)

2012/6/26

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