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つり人編集部=写真と文

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これが、なかなか好評なようで
会員数が文字通りウナギのぼりで伸びています。

というわけで、まだ登録されていないという方は
コチラからどうぞ。
もちろん、無料です。

以下、メルマガの一部を抜粋してご紹介します。



▽ 今月は3つのニュースをお届けします ▽
★INDEX ______________________________________________________________

【1】鈴木康友の「読んでトクする釣りコラム43」
梅雨の風物詩、テナガエビを楽しみましょう(その2.)
【2】隔号連載道産子営業マンの北国便り
その28.ヒラメと北海道における釣り具メーカー営業事情
【3】つり人社の定期誌&新刊案内
つり人社から旬の出版情報をお届けします。
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【1】鈴木康友の「読んでトクする釣りコラム43」
梅雨の風物詩、テナガエビを楽しみましょう(その2.)
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1.下町生まれの十字テンビン(ヤジロベエ)とは

前回、梅雨の風物詩と書いたら、
今年は早々と梅雨が明けてしまいました(笑)。
といってもテナガエビ釣りはこれからまだまだ楽しめます。
今回は仕掛けのお話です。
 
テナガエビ釣りは玉ウキ、ガン玉オモリ
数cmから10cmくらいまでの短いハリスにエビバリ
赤虫エサというのが一般的な仕掛けです。

ここでちょっとテナガエビがいる
河口域の環境を思い出してみてください。

テトラがあったりゴロタ石が入っていたり。
底質は砂か泥。つまり川岸に障害物が多い。
テナガエビはそんなところが大好きです。

先日も私は荒川に出かけたのですが、
一番釣れたのは打ち捨てられた自転車周りでした(笑)。

極端な例ですが
テナガエビは必ずそういう「何かある」ところにいます。

こうした場所でハゼやフナ釣りのように
仕掛けを流したり底を引いてくると、
すぐ根掛かりです。さらに、名手曰く
「エサをつかんだテナガエビは安全な場所までバックで持っていこうとする」
そうなので、障害物の隙間にでも入られたらなおさらです。

そこで考案されたのが
「十字テンビン」という便利なアイテム。
テンビンといってもヤジロベエのような独特の形で、
オモリ機能を兼ねた真鍮の棒と、
そのやや上部からは両側にアームが突き出ていて、
アームの先端には真鍮の棒を越えない長さのハリスをセットします。

このままだとテンビンが寝てしまうので、
すぐ上に7号くらいの大きめの玉ウキをセットして使います。
玉ウキはテンビンごと沈んでいきますが、
浮力とのバランスでテンビンは水底で立つという寸法です。
底に着いたテンビンにつづいて
エサの付いたハリも下りてきて、
テナガエビにアピールします。

テナガエビ釣り用の十字テンビンは
新小岩の「竿しば」釣具店のオリジナルがよく知られています。
初期のころはその形のまま「ヤジロベエ」と呼ばれ、
のちに新名称として「十字架テンビン」はどうか? 
という案も出たのですが、「十字架はねえ……」
ということで現在の十字テンビンに落ち着いた模様です。

今ではそこから派生した製品も各釣具店の棚を飾っています。
イカ用プラスチックのツノの下部にオモリを付けたものなど、
実にさまざまでとても面白いですよ。

目につくものはすべて買って試してみましたが、
私の場合、洗脳的な部分も多分にあって(笑)、
やはり竿しばさんの製品に軍配を上げたくなります。

竿しばさんの和ザオ工房兼店舗は目の前が荒川で、
毎日のように常連客が訪れては釣り場とお店を往復しています。

彼らの多くは
下町の工場経営者やそこに勤めている職人さんたちです。
その人たちが、根掛かりするというのである日、
「じゃあ、テンビンを立てたらどうか」って考えたんですね。

そこからあーでもない、こーでもないと長さや重さ、
バランスを考えて何十個も試作を重ねていった末に現在の十字テンビンと、
それを真上から落とし込んで釣る方法にたどり着いたわけです。

しかもこのテンビンは
エサをつかんだテナガエビが隙間に入り込んで根掛かりするのを防いでくれるのと、
棒の重さで向こうアワセが増えるという2つの機能も備えたスグレモノです。

私自身も下町のプレス屋の倅ですから、
そういう職人さんたちの創意工夫には自然と敬意を払いたくなります。
洗脳といったのはこのことで(笑)、いいなと思って自分の釣りでも中心的に使っています。

2.仕掛けの工夫は尽きず……

7号玉ウキの十字テンビン仕掛けは、
ウキが大きいのとテンビン自体の重さで
アタリが出にくいという一面があります。

そのため釣り人はアタリの有無以上に
一定のタイミングでサオを上げていきます。
向こうアワセも増えますが、
釣っていてやや作業的になってくる感もあります。

とはいえ、ちょっと仕掛けを聞いてみて
食っていればギュギュッと走りだすので、
それはそれで非常に面白いし
充分に引き味を楽しめます。

一方普通の玉ウキ仕掛けはというと、
アタリが出るとつい即アワセしてしまいがちです。
これは先の理由で
テナガエビはまだエサをしっかり食っていないことが多く、
アタリがヒットにつながりません。

でも十字テンビンはアタリが分かりにくい。
そこで私は、玉ウキ1つでテンビンを立てる浮力を、
中通し玉ウキ4、5個を使って分散させる方法にアレンジしています。

ウキ5つなら、それで玉ウキ7号と同じか、
もう少し浮力がある状態になるように風呂場で調整する。
そうするとアタリが分かりやすくなるのと、
全部ウキが沈んだ状態でテンビンは底から少し浮いてサスペンドします。

これで潮が利いていると仕掛けが動いて誘いになります。
でもあまり動くと釣れません。
そこがまた微妙で面白い。
ほかにも一番上のウキだけ水面にちょっと浮かせたり、
いろんな細かい細工が利くので、
その場その場でテンビンを非常にいい状態で立てることが可能です。

というわけで、テナガエビ釣りもなかなか奥が深くて面白い。
まだの方は、一度やってみるときっとハマりますよ。


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2013/7/11

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