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釣り好きの直木賞作家、伊藤桂一さん逝く

釣り好きの直木賞作家、伊藤桂一さん逝く

つり人編集部=写真と文
戦記小説「蛍の河」や「静かなノモンハン」の作者として知られる
直木賞作家の伊藤桂一さんが10月29日に逝去されました。
享年99歳。

伊藤さんは釣り好きでもあり、
直木賞受賞作品「蛍の河」の中にも

「季節は春になっていた。ここらは土質の関係からか、河に棲む魚はウナギやカジカの類いも赤土色をしている。兵舎の脇の洗い場の下で、そんな魚が非常によく釣れ、兵隊たちを楽しませた。安野も兵隊と一緒になって魚を釣っていた(以下略」

というような釣りのシーンもあります。

以前、本誌でお馴染みの世良康さんが伊藤さんにとって釣りとは何かをインタビューし
月刊つり人に掲載しました。
それは単行本『釣人かく語りき』にも収録されています。



(『釣人かく語りき』より)

ちなみに、同書には松方弘樹さん(俳優)、矢口高雄さん(漫画家=釣りキチ三平)、
伊勢正三さん(ミュージシャン)、田崎真也さん(ソムリエ)、
田尾安志(元プロ野球選手)、伊東信一郎さん(現・ANAホールディングス会長)
夢枕獏さん(作家)といった
各界を代表する釣り好きの著名人が、ご自身の釣りへの思いを熱く語っています。

今ごろ、伊藤さんは黄泉の国で釣りイトを垂れているのではないでしょうか。
心よりご冥福をお祈りいたします。
合掌。



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