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川は生きているか?

川は生きているか?

つり人編集部=写真と文

最近、寒バヤ釣りという言葉を
めっきり耳にしなくなった。
河川のコンクリート化により
ハヤ(ウグイ)の生息数が減り、
河床が埋まったことにより
寒バヤ釣りに適した淵が
川から消えたことが要因だろう。

さて、土日で栃木県の那珂川に行った。
烏山大橋のたもとにあるオトリ店
川魚たけやに行くと
夏期にはオトリアユが泳いでいる養殖池に
無数のウグイが。
syakubaya.JPG
今では幻となりつつある尺バヤも

ご主人に話をうかがうと
目の前の大淵では寒バヤ釣りが盛んで
1日に15?sも釣る手練がいるとか。
そして、尺どころか40cmオーバーのハヤも
時おりサオを絞り込むという。
「よかったら甘露煮を食べていってください」
と言うので店内に入ると
驚愕サイズのハヤの甘露煮が。
kanroni.JPG
特大ハヤの上半身。割り箸と比較してください!

帰りしなに那珂川町小川の川魚屋「林屋」さんに行った。
ここでは威勢よくアユやハヤが炭火で焼かれていた。
uguiyaki.JPG
アイソ焼き

那珂川では腹が赤くなったハヤはアイソと呼ばれ
アユよりも珍重する人が少なくない。
林屋ではアイソをはじめ
天然アユ、ウナギ、ドジョウ、カジカなどなど
およそ那珂川で採れる川魚をすべて扱っている。
しかも繁忙期には予約しないと売切れてしまうほどの人気だ。

nakagawahukan.JPG
川漁文化が残る那珂川の春の風景

都心から日帰り圏内を流れる日本一のアユ釣り場。
那珂川の偉大さを改めて思い知ったのだった。

2007/3/20

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