川も海も湖も、 釣りを始めたいすべての人を応援する総合釣りサイト

編集長たるもの

編集長たるもの

つり人編集部=写真と文

世間はゴールデンウイークで浮かれているようだが
月刊誌を作っている僕たちには無縁である。

本日も当たり前のように出社すると
当たり前のように、編集部にはいつもの顔ぶれ。

サトウは、今日も顔色が悪い。
進行役のマノは
当たり前のように印刷屋との約束を反故にしたサトウを
低く冷たい声で詰問している。

ゴルゴ13を彷彿させる声音だ。

そういえば、
明日はマノとサトウはマルイカ釣りの取材に行くはずだ。

「サトウ、明日はマルイカだったよな」
「はあ、そうですけど」

「いいなあ、マルイカ釣れているみたいじゃないか」
「はあ、そうみたいですね」

「よしっ、じゃあ明日、君たちの帰りを待っているから
マルイカを少し持ってきてくれよ」
「はあ、何のためにですか?」

……。


「なあ、マノ、いいだろう、マルイカ少し…」
「フフッ」

……。

そうだよな、
編集長っていったって
メシをおごるわけでも
酒を飲ませるわけでもないもんな。
毎日、小言ばかりいって
働きバチのように働かせて
俺にマルイカをもらう資格なんてないよな。

俺が前々編集長の元へ
小国川のアユや
鴨居のマダイや
伊豆大島のメジナや
須崎のイサキを
嬉々として献上しにいったのは、
日ごろから、いろいろと面倒みてもらってたからだもんな。

それが、社会ってもんだよな。

でも、
「何のためにですか?」
はないと思うんだけどなあ…
(山根)








2008/4/29

<< 2008/4 >>
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
つり人社の刊行物
渓流 2019 春
渓流 2019 春 本体1,800円+税 A4変型判
2019年の春号では、「源流完全遡行」をテーマに、東大鳥川西ノ俣沢、信州・魚野川の釣行記を掲載。前者は遡行難易度5級の厳しい渓で、後者はナメ滝が連続する美しい流れ。対照的な2河川について、源頭までの遡行をレポートします。 さらに、フェルト派…
つり人社の刊行物
渓流 2019 春
渓流 2019 春 本体1,800円+税 A4変型判
2019年の春号では、「源流完全遡行」をテーマに、東大鳥川西ノ俣沢、信州・魚野川の釣行記を掲載。前者は遡行難易度5級の厳しい渓で、後者はナメ滝が連続する美しい流れ。対照的な2河川について、源頭までの遡行をレポートします。 さらに、フェルト派…

最新号 2019年3月号

2019年の渓流釣りもいよいよ開幕。今月のつり人の特集は「夢空間の“ルート”&“釣り方”を一挙公開! いつか釣りたい百名山の渓」。身を置くだけで心が洗われるような日本の渓流。その環境を育むのは、列島に連なる数多くの山々だ。冬を終え、木々も生きものたちも目覚め始める春からの川。とびきりの魚たちと、今シーズンも出会いたい。百名山の渓流ガイド、郡上本流のアマゴ術、大ヤマメ・大アマゴハンターの大ものの心得、山ナイフの勘どころ、2019年渓流解禁情報などをお届け。
そのほか、堤防メジナ釣り、厳寒期のコマセワーク、渚クロダイレポート、寒タナゴ釣り、グルテンエサの勘どころといった旬の釣りも充実。
[ 詳細はこちらから ]

オンライン書店Fujisan.co.jp

つり人最新号を、毎号、発売日当日までにお手元にお届けいたします。 (地域や交通事情によって発売日より遅れて届くことがございます。予めご了承ください。) 送料は全国無料。印刷版、デジタル版共に1冊から定期購読がはじめられます。 店頭で売り切れてしまったり、忙しくて買いそびれる、という心配もありません。
定期購読をお申し込みいただくと、デジタル版の最新号からバックナンバーまで約1年分が無料で読めます。

[ 定期購読はこちらから ]

 

読み込み中