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ハゼ釣り/千葉県木更津市・木更津内港 

超ライトタックルのチョイ投げで落ちハゼねらい

時田眞吉◎文・写真
kanto (8) 宮川丸の目の前に広がる船溜まりのスロープでは、ノベザオでも良型ハゼをねらうことができる

時田眞吉
昭和39年生まれ。埼玉県富士見市在住。釣り雑誌編集者を経てフリーに。クロダイを得意とするが、多彩なジャンルの海の陸っぱり釣りもこなす。クロダイの自己ベストは59㎝

この記事は『つり人』2016年12月号に掲載したものを再編集しています。


落ちハゼの好釣り場


初夏から釣れ続いた東京湾奥のハゼたちも深場へと落ちていき、ノベザオで数釣るのは難しいシーズンとなった。変わって好期を迎えるのが東京湾では千葉側の海。

10月の声を聞く頃になると、ハゼたちは水温の低下にともない港内の深みや船道などへ落ちてくる。木更津ではその落ち場は木更津港内や、そこから延びる船道とされ、鳥居崎海浜公園や木更津沖堤などは落ちハゼ釣り場として非常に人気が高い。しかし、港内の岸壁にも見逃せない場所がいくつかある。

その1つが、沖堤へ渡船を出している宮川丸の船着き場の岸壁だ。通称・新宿水門と呼ばれ、車が乗り入れでき手すりの設置された広い岸壁で、子ども連れのファミリーフィッシングにも最適だ。また、渡船店前にある船溜まりのスロープも見逃せない。目を凝らして浅い海底を観察すれば、ハゼの姿を確認できるはず。

釣り方は足もと近くをねらうのであればノベザオのウキ、ミャク釣りでもOK。さらにもうひとつ手軽に簡単にハゼのアタリと引きをダイレクトに楽しめる釣り方が、超ライトタックルで挑むハゼ釣りだ。

用意するのはトラウト用ルアーロッドと、PEラインの1号を100mほど巻いたスピニングリール。仕掛けは0・8~1号の中通しオモリに自動ハリス止メ、ハリはハリス付きの市販袖バリ5~6号の1本バリ。シンプルだが高感度にアタリをキャッチし、引き味も楽しめる。

足もとまでしっかり探る


釣り方も至って簡単。まずはエサ付けした仕掛けをポンとキャストして、オモリの着底を待つ。張っていたPEラインが、フッと緩むのが着底のサインだ。少しリールを巻いて、仕掛けを真っ直ぐにする。こうすると、アタリの出方もよくなる。

しばらく待ってアタリがなければ、サオ先を動かしてエサを移動させてアタリを待つ。この繰り返しで少し沖めから足もとまで探ってくる。アタリは明確。サオ先をビビンと持っていくほど。あとはゆるりとサオの曲がりを楽しむだけだ。

特に大型は障害物の際に身を潜めていることが多いので、根掛かりするような場所こそチャンス。中通しオモリに1本バリのシンプルな仕掛けなら、根掛かりも比較的回避しやすいので、積極的に探りを入れてみたい。

ただし、ズルズルと底を引きずるような探り方はダメ。オモリをポン、ポンと跳ね上げるようにするのがベストだ。

落ちハゼの摂餌は潮の干満が大きく影響する。満潮いっぱいや干潮いっぱいの潮止まり時は極端に食いが落ちてしまうので、上げ潮にしろ下げ潮にしろ、潮が動いている時間帯を選ぶことが大切だ。

エサや仕掛け、釣れているポイントなどの情報は宮川丸でも確認できるので、釣行前に立ち寄ってみるのも手だ。

kanto (11) 少し水深のある渡船の船着き場で超ライトタックルのチョイ投げ

kanto (9) 常連の釣り人はメバルザオでの探り釣りで、1時間ほどで20尾の釣果を得ていた

交通●木更津港へは京葉道、もしくはアクアラインで館山道連絡線・袖ヶ浦ICを下りる。R16を館山方面へ進み、長須賀交差点を右折し木更津港へ。木更津港手前左側に宮川丸
問合先●宮川丸(℡0438・23・4891)


2017/10/26

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