編集部2019年1月10日

真冬の房総リザーバー 戸面原で見た! 異色のトリプルコラボ

Basser バス釣り

リーダーレスダウンショット×パワーフィネス×スピンキャスト! バス釣りの専門誌バサーが、バス釣りのテクニックから道具、試合の最新情報、初心者のバス釣り入門までバスフィッシングのすべてを公開しています。

50cmを持ち込んで優勝した山口敦史さん

リーダーレスダウンショット×パワーフィネス×スピンキャスト!

ササキ=写真・文

ササキです。前回(自分の新春リミットメイク自慢)に引き続き「デビル会」のお話。
優勝者の山口敦史さん(50cm1尾で勝利)から面白い話を聞けたので書かせていただきます。
冬、いや冬に限らずカバーの釣りの参考になるかと。

山口さんは相模湖をホームとするアングラー。
チャプターやH-1グランプリで入賞・優勝多数の凄腕です。
2018年のH-1グランプリでは最後の最後までAOY争いに絡み最終順位は年間2位。
最終戦ではマグナムクランク(ショット・ストーミーマグナム)で釣ってきました。

戸面原の話に戻ります。
山口さんは50cmという今大会最長の魚を持ち込み優勝。
この魚は浮き草が絡むレイダウンをパワーフィネスで撃ってキャッチ。

パワーフィネスといえばスモラバが主流ですが……。
使っていたのはサンカクティーサン。
オフセット仕様のネコリグで使うのが普通ですが、リグはリーダーレスダウンショットでした。
この時点ですごそうな匂いがプンプンします。

ササキ君、この日はプライベートですが記者のさがで試合後に長時間山口さんを拘束。
たっぷり話を聞かせてもらいました。
今回はルアーとタックルの話に絞って紹介します。

●サンカクティーサン&リーダーレスダウンショットを選んだ理由
2 ワームはサンカクティーサン、フックはインフィニ#2。フックポイントがTの付け根にくるようにヘッドをカットしていました。シンカーは5g。3.5gだと浮き草が抜けないことが多いそうです

「パワーフィネスといえばスモラバで、僕もよく使っていました。ただ、最近はやる人が増えて、バスがスモラバにスレてきた気がします。ネコリグなどワーム系のほうがバイトが深い。サンカクティーサン&リーダーレスダウンショットなのは水平姿勢で誘えるから。ネコリグは頭を下にして縦で震える感じになります。水平の方が食う印象です。ジグヘッドワッキーをカバーに入れるとよく釣れるんですけど、それだと根掛かりが多い」

●パワーフィネス
「今日はヘビーカバーの奥の奥をねらうことを想定してパワーフィネスを合わせました。ヘビーカバーでデカいバスを掛けて強引にファイトするならパワーフィネスが有利です。けど、普段はベイトフィネスでやることも多いですよ。極端に濃いカバーでなければまったく問題ありません」

3 戸面原ダムのカバー(夏に撮影した写真)。レイダウンに浮き草が絡む

●誘い方
「浮き草を突き破ったらその直下でシェイク、食わなければ50cm落してシェイク、また落として……の繰り返しです。今日はやけに寒かったので、途中から最初からボトムでシェイクする方法に切り替えました」

そして、何より気になったのはリールです。
山口さんはスピンキャストリールを使っていました。
それも最新鋭の高級モデル!
トライアングルのTU-01です。

4 5 トライアングルのTU-01。ほしい!

特筆すべきは糸巻長。
ハンドル1回転80cm以上!
これ、従来のスピンキャストと比べるとすごい数字です。

スピンキャストといえばTOP50の小林明人さんが有名ですが、山口さんは小林さんと交流があり、釣りを見せてもらって有効性を知ったとのこと。
その流れでTU-01の購入に至ったそうです。
ロッドはロードランナー。700JHSジャングルスピンヘビーでした。

●スピンキャストについて
「使い始めて1ヶ月。ベールを返す必要がないのでとにかく手返しが圧倒的。ライントラブルは今のところゼロです。レバーを押すとルアーを落せるので、カバーでチョウチンするときにレンジを刻むのがとてもスムーズ。使っていてアドバンテージがあるタックルだと感じています」

 
第10回オカッパリオールスタークラシック
ザ・キャノンボール/四国の四人編



 前号のBasser Allstar Classicに続き、今号ではスターたちの「オカッパリ」バトルを特集! 10回目の開催を数える今回の舞台は、なんと四国四県! 折金一樹さん、北大祐さん、早野剛史さん、藤田京弥さんら2018年に輝きを放った、いま大注目のアングラーたちがお遍路道を駆け巡ります。

 4名全員が旧吉野川以外のフィールドでオカッパリをするのは初めて。これまで見たこともなかった釣り場がほとんどを占めるなか、たった2日間下見をしただけで、四国各地で引き寄せ合うように出会う選手たち。このメンバーがガチでエリアを見極めるとこうなるのか……。

 ボートを降りてもトッププロ半端ないって! テクニックも、釣果も、節目の第10回大会にふさわしい素晴らしいものに内容になっています。

 「米国ツアー最前線」では、前号に引き続き雨貝健太郎さんが激動のアメリカトーナメントシーンを詳報。B.A.S.S.からの移籍を決意した選手、そして招待を蹴って残留した選手へのインタビューから競技フォーマットまで、26ページの大ボリュームでお届けします! 年末年始にゆっくりできる人にも、できない人にも、とにかく読み応え充分の一冊です。


 

2019/1/10

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