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編集部2021年9月14日

秋の小川で出会える小魚 後編

河川・湖の釣り 全国おすすめ釣り場 河川/湖沼

流れが比較的穏やかで、小規模な川というのは、子どもの遊び場としても最適だ。 特に岸がコンクリートで固められていない川では、魚だけではなく、実に多くの生物が見られる。 生きものにやさしい環境がどんなものなのかを知るうえでも、格好の学び舎なのである。後編。

多彩なターゲットがねらえる秋の小川で小魚と遊ぶ

まとめ◎編集部  

この記事は『つり人』2018年11月号に掲載したものを再編集しています。

 流れが比較的穏やかで、小規模な川というのは、子どもの遊び場としても最適だ。
特に岸がコンクリートで固められていない川では、魚だけではなく、実に多くの生物が見られる。
生きものにやさしい環境がどんなものなのかを知るうえでも、格好の学び舎なのである。後編。

 

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このような清流ではウグイ、オイカワ、カワムツ、アブラハヤなどの魚が釣れる

 

前編はコチラ!  秋の小川で出会える小魚・前編

秋の小川で出会える魚・後編

小川で釣れる小魚をご紹介します!

 

オイカワ

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●分布:北陸と関東以西の本州各地、四国、九州。アユの放流などの影響で、東北地方や南西諸島などにも生息域を広げている。
●大きさ:成魚で15cm 程度。
●釣期:ほぼ周年釣ることができる。
●棲んでいる場所:河川の中〜下流域や湖沼に生息。水質汚染や河川改修による環境変化に強いため、都市部にも多い。


関西ではハエ、関東ではヤマベといわれ、数釣りのターゲットとして人気。名手になると時速200 尾などという数字をたたき出す。清流のターゲットとして子どもたちにもポピュラーで、ピストン釣りなどのミャク釣り、ウキ釣り、蚊バリ釣りなどさまざまな釣法でねらえる。繁殖期のオスの婚姻色は美しい。

 

クチボソ

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●分布:かつては生息域が限られていたが、コイやフナの放流に混じって全国に広がり、北海道から琉球列島までいたるところに分布している。
●大きさ:8 〜11cm。飼育下ではさらに大型化する。
●釣期:ほぼ周年。
●棲んでいる場所:河川の下流域や湖沼、池や水路などに生息。コンクリート護岸や下水の流入する場所でもよく見られる。


タナゴ釣りをしていると、たいていこの魚も釣れてくる。標準和名はモツゴ。関西ではムギツクのことをクチボソと呼ぶこともある。ウキを元気に引っ張ってくれるので、楽しい相手だ。

 


シロヒレタビラ

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●分布:濃尾平野、琵琶湖・淀川水系、山陽地方、四国北部に分布。
●大きさ:最大で8cm に達する。
●釣期:一年中釣ることができるが、最盛期は冬から春。
●棲んでいる場所:河川下流の緩流域とそれに続く用水、河川敷内のワンド、平野部の湖沼や溜池に棲む。砂底または砂泥底、護岸の石垣の間、湖岸の岩礁地帯を好む。タナゴ類としては深場にもみられ、琵琶湖では水深30 〜40 mからも採集される。

カタハガイ、ドブガイ、マツカサガイなどを中心に、琵琶湖ではタテボシガイなどに産卵する。オスは繁殖期になると、尻ビレの外縁部が白、その内側は黒に染まる。

 

ホンモロコ

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●分布:琵琶湖の固有種だが、東京都奥多摩湖、山梨県山中湖・河口湖、岡山県湯原湖にも移植されて定着している。
●大きさ:最大で14cm になる。
●釣期:琵琶湖では産卵のために接岸し、さらに流入河川や水路へ入り込む3月中旬から4月下旬が最盛期。
●棲んでいる場所:中層遊泳性で、水深5m 以深の湖の沖合の表・中層を小群で遊泳する。


コイ科魚類の中で最も美味とさえいわれる魚。旬は冬から春で、釣りの盛期である春には真子の甘さと旨みも味わうことができる。塩焼きにしてもよいし、骨が柔らかく揚げても硬くならないので天ぷらや揚げものにも向く。よく似た種類にタモロコなどがいる。

 

ヌマチチブ

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●分布:北海道・本州・四国・九州、壱岐、対馬の海に流入する河川に分布する。またワカサギなどの移植放流に混じって、奥多摩湖、芦ノ湖、富士五湖、愛知県風来湖、琵琶湖などに移入。
●大きさ:最大で15cmに達する。
●釣期:周年釣れる。
●棲んでいる場所:河川の中流〜下流域、湖沼、溜め池、汽水域など、多様な水域に棲む。同属のチチブよりも海水の影響を受けない場所に現われる傾向があり、海水の影響を受ける場所に現われる頻度は北方で多い。

ダボハゼ、ゴリなどと呼ばれる。よく似た種類が多いので、同定するのは難しい。ねらって釣る人は少ないが、食べるととても美味しい魚だ。


マブナ

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キンブナ

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●分布:キンブナは関東〜東北地方、ギンブナは全国に分布。
●大きさ:キンブナは15cm 前後、ギンブナは最大で約30cm。
●釣期:ほぼ周年。
●棲んでいる場所:河川の下流域、湿地帯、湖沼など。

一般に「マブナ」と呼ばれることもあるが、これはゲンゴロウブナ(ヘラブナ)とほかのフナを区別するための総称。釣りの対象魚としてのマブナは、キンブナとギンブナになる。キンブナは名前のとおりやや黄色がかった体色で、ギンブナのほうが比較的体高がある。
日本固有のキンブナは雌雄比がほぼ1 対1だが、ギンブナはほぼすべてがメスであり、雌性発生という方法で増殖する。

 

ハス

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●分布:もとは琵琶湖、淀川水系と福井県の三方五湖に生息していたが、現在は関東から中国地方、九州にも分布する。
●大きさ:30cm 前後。
●釣期:通年。
●棲んでいる場所:流れの緩やかな河川下流部や湖沼など。

コイの仲間としては珍しく、魚食性が強い。そのためルアー・フライフィッシングやテンカラでもねらえる。「へ」の字の口が特徴的。

 

ヤリタナゴ

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●分布:本州、四国、九州北部。
●大きさ:10 〜13cm になる。
●釣期:一年中釣ることができる。最盛期は春〜秋。
●棲んでいる場所:水草がよく生い茂り、流れの穏やかな河川や湖沼、用水路などに見られる。

マツカサガイ、ヨコハマシジラガイ、イシガイ、ドブガイなどに産卵する。タナゴ類のなかでは体高は低めで、ヤリのような魚体からその名がつけられたといわれる。

 

 

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