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伝説の鹿塩川釣り紀行

伝説の鹿塩川釣り紀行

つり人編集部=写真と文

天竜川の支流、小渋川に沿って
山道を小一時間ほど上ると、鄙びた村が現われる。
大鹿村である。

村内の鹿塩温泉「山塩館」に宿を求めた。
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名前のとおり泉質は強食塩泉

さまざまな伝説の残る出湯は
海水とほぼ同じ塩分濃度3・8%の強食塩泉。
舐めるともちろんしょっぱい。

山塩館では、この温泉から山塩を製塩し、
すべての料理に用いている。
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山塩館の製塩所。朝火を付けて夕方に塩の結晶ができる

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めずらしいコイの塩焼き

夕食は地の物を使った郷土料理。
山菜、きのこ、鹿肉、イワナのほか
珍しい逸品がコイの塩焼き。
開いた状態のコイに山塩を満遍なく付け
こんがり焼き上げたもの。

正直、コイ料理はあまり得意ではないが、
珍しさにつられて箸を出すとアラ不思議。

これがコイ!?

川魚特有の臭味がなく、
それでいて脂がほどよく乗り、
山塩とうまい具合に絡み合った滋味が
口の中にとろりと広がる。
まるで、カンパチの塩焼きを食べているかのようだ。

海の塩と違い、ニガリ成分のない山塩
だからなせる業なのだろうか。
地元ではコイを食べると母乳の出がよくなるとのことで
若い女性はもとより老若男女に好まれる料理だという。

翌日は小渋川の支流、青木川へ。
GWだというのにまだ景色は冬枯れ。
しかし、やや雪代が混じった水は碧く、
釣欲をそそられる。

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清冽な水を湛える青木川

山塩館の若旦那の長男、平瀬左京クンがサオをだすと
石裏のタルミからきれいなイワナが躍り出た。

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青木川の美形イワナ

気持ちいい出湯と独特の郷土料理、
そして清冽な流れに躍り出る美形魚。
ひと足先にGWを楽しんだのだった。

といっても、取材ではあるが…。
詳しくは5月25日発売の月刊つり人7月号をチェックしてください!






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