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流された放流アユ

流された放流アユ

つり人編集部=写真と文

アユやヤマメ釣りの解禁日というと
普通は、サオの林ができて
その木々が、次から次にしなる光景を見られるのだが
残念ながら、今期のアユ解禁日に、そうした歓喜に包まれた河川は
少なかったようだ。

要因のひとつに5月初旬に降った豪雨の影響がある。

たとえば、相模川などは、堰堤が破損するほどの大水が出た。

放流されて間もないアユは
この豪雨により、大半が流されてしまったのだ。

元々、天然アユが石にナワバリを持って
アユ本来の闘争本能をむき出しにするのは
梅雨明けからといわれる。

つまり、それまでは、放流アユがターゲットになるのだ。

しかし、今期はそれが
季節外れの豪雨で流されてしまったのである。

川は本来、瀬、淵、瀞が連続し、蛇行を繰り返すので
大水が出ても魚は淵などに避難できる。

しかし、河川改修工事により、
多くの河川は直線化され、淵や瀞が消失してしまった。
そのため、出水時の魚の避難場所がなくなってしまったのだ。

だから、大水が出たら、下手をすると
一気に海まで流されてしまう。

泳力のある天然アユならば
一度河口付近まで流されたとしても
水が引けば再び上流部目指してソ上するが
ぬるま湯で育てられた放流アユは、
どこまで差し返すことができるのか。

河口付近には、アユをねらうフィッシュイーターが多く
これらの餌食になるものも少なくないだろう。

とはいえ、相模川で標識放流されたアユが
酒匂川で採捕された例もあるとか。

放流アユはどこかに避難していて
水温の上昇とともにソ上を始め
ある日、突然掛かりだすなんてことになればいいのだが。

(山根)

2012/6/6

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