秋葉原で連続通り魔の戦慄
秋葉原で連続通り魔の戦慄
つり人編集部=写真と文日曜日、編集部のある神保町は静かである。
平日の昼休みなら
路地裏の飲食店はどこも満席状態だが
日曜日は休業のお店が多い。
「さあ、何を食べようか」
まったりとした昼下がり
書籍編集長のO兄と
靖国通り沿いをプラプラ歩いていると
パトカーやら救急車が
サイレンを鳴らして
走り過ぎていく。
「なんですかね?」
「なんだろうね」
「事故ですかね?」
「事故かな」
ラーメンを食べて編集部に戻る途中にも
覆面パトカーが神保町の交差点を
サイレンを鳴らしながら走り去っていった。
「またですね?」
「まただね」
編集部に戻り
パソコンの前に座ると
「秋葉原で連続通り魔」
の速報が目に飛び込んだ。
10人以上が刺され
5人が心肺停止。
救急車16台が駆けつけた。
警察も数名負傷。
秋葉原までは神保町から徒歩15分ほど。
今日はO兄夫人が買い物で立ち寄る予定になっているとか。
物騒な事件が多い昨今
ちょっとやそっとの出来事では驚かなくなったが
隣町での惨劇には戦慄を覚えた。
被害に遭われた方のご無事を何よりも願いたい。
(山根)
2008/6/8