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ワカサギ釣り/桟橋からねらえる15㎝オーバー

おすすめ時期:1~3月

つり人編集部=写真と文
139-141hapyson_wakasagi_cs6 (11) 良型を手に森田菜月さん(左)と長尾玲奈さん。寒くてもキラキラ・ジャンボサイズのワカサギを手にするといい笑顔になる

近年盛り上がりを見せている関西のワカサギシーン。
生野銀山湖は昔からワカサギフリークを魅了してきた。
その訳はなんといっても釣れるサイズ。
10 ㎝クラスはいざ知らず、15 ㎝オーバーのメガサギがねらえる!


この記事は『つり人』2016年1月号に掲載したものを再編集しています。

これがワカサギの引き!?


 「メガサギ」という呼び方をいつ、誰がつけたのだろうか。明確に力強いアタリと、横走りする引き。繊細かつ美しい魚体に魅了される。

 通常のワカサギ釣りの趣とはまた違った魅力をもつ、いわば別次元の楽しみ。それが、メガサギの釣りではないだろうか。厳密ではないが当地では15㎝クラスからメガサギと呼んでいるようだ。関西でワカサギ釣り場を保有する兵庫県は、小さなダム湖、溜め池が点在し、昔からワカサギ釣り場として一部のファンが通っていた。その中でも、今回の釣り場である生野銀山湖はほかの釣り場と比較して、冬場の気温、水温も低く、水深もあり、大きなサイズのワカサギが釣れる釣り場として知られていた。

 いわゆる「メガサギ」と呼ばれる前から良型のワカサギが釣れていたのだ。水温もそろそろ下がり、ワカサギの釣れぐあいもよくなっているだろう。「メガサギに会いたい」、「桟橋で釣れ始めたそう!」という話を聞き、歳末、慌ただしい時期の2015年12月23日、生野銀山湖を訪れた。

生野銀山湖って? 139-141hapyson_wakasagi_cs6 (4) 生野銀山は桟橋でも水深30m。ラインは充分に巻いて行こう

 兵庫県の中央部に位置する人工ダム湖。市川の上流部の生野ダムによって形成され、地元の生野銀山にちなみ銀山湖と呼ばれる。ヘラブナ釣り場として古くから知られる一方、バスフィッシングの釣り場、ニジマスなども釣れる釣り場である。ワカサギに関しては型のよいサイズが出ることは関西でも有名で、ボート桟橋、貸しボートからねらえる。2015 年年末にはドーム付き桟橋も設置。ワカサギ釣り場として施設も整備されている。

139-141hapyson_wakasagi_cs6 (1)_1 生野銀山湖には水神さんが祭られていた

139-141hapyson_wakasagi_cs6 (12) 貸しボートの桟橋下は水深30m。関西屈指のディープフィールドだ

139-141hapyson_wakasagi_cs6 (7) 桟橋から伸びるロープ沿いがワカサギ回遊コース。生野銀山湖ではボートからも楽しめる

139-141hapyson_wakasagi_cs6 (13) 家族でのんびりと楽しめるのも魅力だ。桟橋先端で良い型の初ワカサギ。お父さんも笑顔


桟橋から水深30mねらい


 午前8時過ぎ、12月末とはいえ、肌寒いものの刺すような寒さは感じられない。関西だけではないだろうが今年は水温低下が遅く、各地のワカサギ釣り場も絶好期をまだ迎えていないフィールドも多いようだ。生野銀山湖でも水温10℃を下回ったころからが「メガサギ」シーズンインとなるという。この日、魚探が示したのは約11℃。管理事務所の秋山さんによると、「もう少し下がってくれればよいのですが」とのことであった。

 とはいえ、ボートだけでなく桟橋でも釣れ始めたということで期待も持てるはず。沖の桟橋の西側と、そこから伸びるロープ沿いが回遊コース。「ベタ底で食ってきますよ」と教えていただき、さっそく釣り準備。


 水深は30mほど。桟橋直下でもこの深さだ。そのため電動リールが必須となる。オモリは2gではなく2号。など、ほかのワカサギ釣り場の道具立てでは根本的に太刀打ちできそうにない。急いでリールにPEライン60mを巻き直し、「生野銀山湖・メガサギ」再設定を終了。メガサギ釣りをスタート!

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イチオシワカサギグッズ①
Hapyson YH-203

メガサギ対応のハイトルク

 同社製品比較で1.7 倍の高トルク設計。この日の生野銀山湖のような深場のポイントでは早くタナに下ろすためオモリも1~ 2 号と、それなりにヘビーな仕掛けになる。メガサイズの連掛けにも対応するモデルだ。高トルクタイプなのでメガサイズだけでなく6~ 10 本針での連掛けでも素早い巻き上げが可能。手返しアップにも繋がり、釣果アップに。女性でも長時間持ちやすいスティックフォルム、水深カウンター、尻手ロープ付き。
139-141hapyson_wakasagi_cs6 (2)_1 Hapyson から登場のYF-203 は、高トルクタイプ。持ちやすいスティックタイプは女性にも受けている

17㎝オーバー


 電動リールが示す水深カウンターは32m。2号のオモリがスルスルスルとPEラインを引き出していく。この感覚、いやはや堤防の落とし込み釣りのようだ。いや明石沖のメバル釣りでも20mの水深で釣れたりする、などと思いつつ着底の合図を待つ。ようやく底取りをして、叩き、誘い上げで、少しずつベタ底からタナを探っていくことにした。常連の方に魚探を見せてもらうと反応は、底と、底から10メートルぐらいのところに出ている。

 Hapyson フィッシングガールの森田菜月さんと今回ワカサギ釣り初挑戦の長尾玲奈さんとでゆっくりとタナを誘い上げた。数投めで「コンっ」と森田菜月ちゃんのサオ先にアタリ。素早く合わせてゆっくりと巻き上げていく。関西のワカサギ釣り場には長けている森田菜月さんは手慣れたものだ。上がってきたのはメガサイズにはまだまだ届かない10㎝サイズ。1尾めにホッとするかと思いきや、「ねらっているのは、もっと大型です」とクールに仕掛けを再投入する菜月さん。聞けば、前シーズンに17・5㎝を釣りあげたという。自己記録を塗り替えるまではいかなくても15㎝は釣りたいところ。

139-141hapyson_wakasagi_cs6 (3) Hapyson フィッシングガールの森田菜月さんは、関西のワカサギ釣り場に詳しい。この日の1 尾めのサイズにはまだまだ満足いかないようす


139-141hapyson_wakasagi_cs6 (6) ワカサギ釣り初挑戦の長尾玲奈さん。初ワカサギを掛けて「次は連掛けをねらいます!」とすっかりワカサギ釣りの虜に


 その後、底で反応がなくなり、魚らしき反応のある20m前後を探り、10㎝クラスを掛けて行く森田菜月さん。そしてタナの合わせ方のアドバイスをもらった長尾玲奈さんにも待望のワカサギがヒット。満面の笑みが弾け、いいペースで釣れている。
「この日はメガサギ釣りに来たんです。目的が違いますからベタ底ねらい1本で行きます」と釣りを再開する二人。

ベタ底で大型を待つ


 雲行きが怪しくなってきた午前11時過ぎ、これはひどく降りそうな匂いがしてきた。それまで、魚探に反応がでない中、辛抱の回遊待ちを続けていた森田菜月さんに「ゴン」と力強いアタリ。反射的に手が上がりサオ先には魚の引きが伝わった。しっかりハリに乗ったことを確信し、巻き上げスピードを最大に。クンクンとした穂先の引き、水深30mから2号のオモリと良型サイズの魚の重みをものともせず電動リールは巻き上げていく。先ほどより良型のワカサギが宙を舞った。

 計測するとメガサイズまであと少し、という13・5㎝。アタリと引きは充分なメガサイズだった。ようやく良型ワカサギに出会えたことで彼女の笑顔はこの日一番のものだった。ポツポツ降りだした雨にも負けず、ぎりぎりまで粘ることにした。ベタ底で辛抱強く回遊を待つとアタリは出るが、サイズが伸びない。再びヒットするもまたもや12㎝止まりである。

 その後、今日一のおそらく13・5㎝以上はあるだろうという強いアタリも掛けきれず、雨が強くなり始めたのでこの日は納竿とした。

139-141hapyson_wakasagi_cs6 (8) メガサイズまであと少し。「まだまだ大きいのねらいますよ!」


 生野銀山湖のワカサギは、水温が10℃を下回ればシーズンスタート。今シーズンは暖冬の影響で始まりこそ遅かったものの、その分、よいサイズが期待できるだろうとのこと。4月までと釣期も長いだけに、これからが楽しみな釣り場だ。

イチオシワカサギグッズ②
Hapyson 計測アプリ

気になる魚のサイズをスマートに計測

 スマホで魚のサイズを知ることができる「計測アプリ」シリーズのアイテム。無料の計測アプリをスマホでダウンロード。計測の基準となるマーカー付き製品と一緒に魚を撮影、アプリを使うと魚のサイズを計測することができる。計測後の画像はそのままSNS に投稿ができるのもうれしい。詳細はHapyson ホームページにアクセス。

139-141hapyson_wakasagi_cs6 (9) 139-141hapyson_wakasagi_cs6 (14) 139-141hapyson_wakasagi_cs6 (10) アプリは無料でダウンロードできる。マーカーと水平になるように撮影すればOK。アプリ画面でサイズを合わせて保存。撮影した日時も表示可能だ


139-141hapyson_wakasagi_cs6 (5) 生野銀山湖の釣況・貸しボートは「レンタルボート湖畔」へ

交通●播但連絡有料道路・生野IC を降りて、R429で生野銀山湖へ
問合先●レンタルボート湖畔(℡079・679・2852)、営業時間8 ~ 16 時、ボート料金2500 円、桟橋利用料金1500 円(入漁料金込み)



2017/1/25

最新号 2017年7月号

待ちに待ったアユの解禁日。祝祭の日をどんな流れで迎えようかと悩む人に、今号では期待の釣り場を大予想! 「名手がいざなう2017魅力のフィールド!」では各地の名手、トップトーナメンターに6月解禁の河川を対象に、水況、放流実績、おすすめの入川エリアを紹介してもらった。そのほか、「今さら聞けない! 解禁直前チェックポイント」、「全国アユ河川解禁情報」などアユ釣りファン必見の内容をお届け。 第2特集は“テナガエビ”。梅雨を迎えれば好機到来。釣りビギナー向けの入門記事からおすすめのフィールド紹介、海外のテナガエビ事情などテナガエビの魅力を余すことなくお伝え。
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