冬のプールで楽しめる！　ニジマスのルアーフィッシング！京都・かめプーFishing Park　前編

冬期のレジャーにもぴったり

文と写真＝編集部

　京都市内から車で45分。京都縦貫道・亀岡ICからすぐの亀岡運動公園プールにニジマス釣り場がオープンした。楽しめるのはルアーまたはエサ釣り。身近な釣り場のようすとルアーで楽しむためのコツをお届け。

冬期のレジャーにもぴったりの亀岡運動公園プールのマス釣り！

　その名もユニークな「かめプー」は、11月11日に新規オープンした京都では初となる市営プールを利用したニジマス釣り場。複数のプールに水車が設置され、30cmクラスをメインに多数のニジマスが放流されている。

京都初のプール釣り場となる「かめプー」

やって来たのは戸塚明子さん・直子さん姉妹。カジュアルな服装で気軽に足を運べる

ひとめで印象に残る看板が目印

入場すると手前にあるルアー釣りプール

流れるプールは平日はエサ釣り限定だが、週末は一部がルアーにも開放される

　料金は１日券が４０００円(中学生以下２８００円)、午後券が２８００円(同２０００円)、２時間券が１８００円(同１３００円)。付き添い者の場合も大人は見学券(３００円)が必要になる。

 　12月の週末、気になる釣り場に初めてやってきたのは、釣り具メーカー「オフィス・ユーカリ」の社員である戸塚明子さんと、妹で大阪在住の戸塚直子さん。二人の出身は静岡県だが、大学時代はどちらも京都で過ごし、今は明子さんが関西方面に出張があると、直子さんの家に泊まりに行ったりしている。

　明子さんはエリアトラウトの競技会に参戦して好成績も収めている名手。この日は、「釣りはたまにする程度。けれども体を動かすのは大好きです」という直子さんと、久しぶりのカンツリへ行くことにしていた。

　かめプーは手ぶらでも釣りができるようにレンタル道具も完備しており、ルアーフィッシングならサオとリールのセットが１５００円。ルアーは１個３００～７００円程度で現地で購入できる。マイタックルの持ち込みもシングル＆バーブレスフック使用のルールを守ればOKだ。エサ釣りもオールレンタルで楽しめる。

ルアーは実績のあるものを現地で購入できる

ルアー、エサ釣りともに手ぶらで来ても釣りができる

釣り場には複数のスタッフが常駐。この日も母子で訪れていたエサ釣りのお客さんがていねいなサポートを受けていた

どこにでも持ち運べるパックロッドでGO

　この日、明子さんが用意したのは、コンパクト＆スマートに持ち運べる４ピースのトラウトロッド。付属のケースにはリリーサーも合わせて収納でき、リールを付けた状態での持ち運びも楽々だ。あとはお気に入りのルアーをワレットに数個入れて釣り道具の準備は完了。「これだけでどこの管理釣り場にも行けます。エリアトラウトのいいところですよね」と明子さん。ちなみにかめプーではラバーネットは無料で借りられる。

気軽に持ち運べる明子さんの道具一式。いずれも品質とデザインにこだわったオフィス・ユーカリの製品で、左から「フィッシュリリーサー」「ホッピンパック48UL（専用ケース付きパックロッド）」「ピンオンリール＆スナップホルダー＆匠スナップ各サイズ」「グレ鱒ワレット（ルアー用ワレット）」。ホッピンパックは仕舞寸法39cmでバイクや自転車釣行にも便利。オレンジやピンクなど他のカラーバリエーションもある

道具がコンパクトなので電車釣行もしやすい！

ラバーネットと魚を持ち帰る場合のスカリは場内で借りられる

 　道具立てをもう少し詳しく見ると、ロッドは４フィート８インチのUL、リールはスピニングの２０００番、ミチイトはPEの０.３号、リーダーはフロロの３ポンド(０.８号)。リーダーは１ヒロほど取り、先端にスナップを結んでルアーを接続する。ルアーはスプーンのバリエーションが最も多く(まず１本ならベーシックな形状の１.８ｇ)、その他にトラウト用のバイブレーション、大小のクランクベイトなどを使う。

後編：亀岡運動公園プールの基本の釣り方はこちら！

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かめプーフィッシングパーク（亀岡運動公園プール）

こちらの記事は好評発売中の『つり人』 2022年2月号に掲載したものをオンライン版として特別公開しています！