河口湖開催の第4回大会。田辺哲男選手がミニチューブのジグヘッドリグを駆使して優勝
Basser編集部=写真と文
Place | Name | Total weight(g) |
---|---|---|
1 | 田辺哲男 | 1986 |
2 | 林 圭一 | 1536 |
3 | 沢村幸弘 | 1534 |
4 | 菊元俊文 | 1414 |
5 | 小山隆司 | 1300 |
1990年10月28日に開催された第4回大会の舞台は、前々日の降雪で真っ白に雪化粧した富士山を望む河口湖。そしてこの試合にはB.A.S.S.メガバックスをモデルにした特別ルールが採用された。河口湖を大きく大きく5つのエリアに区分し、それぞれのエリアを4ないし5名のグループで順に釣っていくというものである(出場は全21名)。

前々日からの冷え込みと慣れないルールが重なり、「これまででもっとも厳しいオールスター」という声が多くの選手から聞かれたこの試合を制したのは田辺哲男。キャリラバ+ポークによるラッシュでリードした林圭一を、田辺がじわりじわりと追い上げる。そんな展開のなかで田辺は、自身にとっての最終エリアで入れ替えに成功し、ついに林を逆転。ミニチューブのジグヘッドリグでシャローを釣るというパターンで、田辺が2度目の栄冠を手にした。
掲載は1990年冬号

2016/9/13