Basserオールスタークラシックの歴史を振り返ります。1989年に開催された第3回大会を制したのは佐々木保信選手でした。 バス釣りの専門誌バサーが、バス釣りのテクニックから道具、試合の最新情報、初心者のバス釣り入門までバスフィッシングのすべてを公開しています。
第3回大会は夏の河口湖が舞台。佐々木保信が田辺哲男との接戦を制する
Basser編集部=写真と文
第3回大会・河口湖(出場16名)
※表中ならびに文中、敬称略にて失礼しますPlace | Name | Total weight(g) |
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1 | 佐々木保信 | 3020 |
2 | 田辺哲男 | 2800 |
3 | 秋林義継 | 2675 |
4 | 沢村幸弘 | 2495 |
5 | 吉田樫雅 | 2475 |
1989年のオールスタークラシックは、夏の多雨で大増水したままの河口湖で開催された。プラクティスからシャローで好感触を得ていた田辺に、終了20分前に良型がヒット。しかし、そのバスはネットイン直前に最後の抵抗を見せ、ラインを切って水中へ消えていった。一方、やはり好調に釣果を重ねていた佐々木保信にも、終了5分前にラバージグに良型がヒット。この1kgフィッシュを慎重にキャッチしたことで、最後の最後に佐々木は田辺を逆転。わずか180g差での勝利だった。
掲載は1989年冬号
2016/6/29