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North Angler’s編集部2026年10月7日

秋冬のウェーダーはクロロプレンか透湿素材か?リバレイの2モデルで見る選び方

北海道の秋冬は、釣り人にとって装備の真価が問われる季節だ。冷たい水に長く浸かるのか、広いフィールドを歩き回るのか。求められる性能は釣り方によって異なる。クロロプレンと透湿素材、それぞれの特性を活かしたウエーダーを軸に、シューズやサポーターまで、リバレイが考える快適性と安全性への工夫を見ていこう。

著者:North Angler’s編集部

文◎North Angler’s編集部 協力=株式会社双進

北海道での釣りをメインに、北海道の自然を体感するキャンプの情報や、フィールドを守るための環境問題にも光を当て、多角的な視点からアウトドアライフを提案している「North Angler’s」の編集部。

目次

     

冬の釣りを支えるウエーダーの素材と設計

北海道の秋から冬にかけて、ウエーダー選びで重視したいのが「防水性」、「保温性」、「柔軟性」の3点だ。低水温下では浸水による体温低下だけでなく、長時間の立ち込みによる足もとの冷えも集中力や安全性を左右する。低温で素材が硬くなれば動きにくさにもつながるため、フィールドと季節に合った選択が欠かせない。

リバレイが提案するのが、クロロプレンの『RVフロントオープンウェーダーCR』と、透湿防水素材の『RVフロントZIPソックスウェーダー』だ。大まかな目安として、気温10~25度、水温10度以上で移動の多い釣りには透湿素材、水温10度以下で長時間立ち込む場合はクロロプレンが適する。北海道なら、「晩秋までの歩く釣り」と「厳冬期のウエーディング」で使い分けるイメージだ。

厳寒期の立ち込みを想定した5mm厚の『RVフロントオープンウェーダーCR』

RVフロントオープンウェーダーCR

『RVフロントオープンウェーダーCR』は、厳冬期の湖や本流での長時間の立ち込み、年末年始のサーフゲームまで想定したモデル。北海道の寒い時期に対応することを企画の核としている。

こだわりのひとつが5mm厚のクロロプレンだ。3.5mmや6mm、テストサンプルとして7mmも試した結果、保温性、耐久性、柔軟性のバランスから5mmに落ち着いた。薄ければ動きやすい反面、保温性と耐久性に不安が残り、厚くすると自重が増して動きにくくなる。関節部だけ薄くする方法も、接着面が増えて水漏れのリスクが高まることから見送った。

YKK『アクアシール』防水ファスナーによるフロントオープン構造も特徴。上下のダブルスライダーで着脱しやすく、ファスナーを開ければ内部の蒸れも逃がせる。下側から開けられるため、冬場の重ね着を脱がずに用を足せるのも実用的だ。なお、ファスナーは確実に閉め、インナーの紐などを挟まないよう注意したい。

ブーツ内部にも5mm厚クロロプレンを採用。足裏から甲、指先までの断熱性を高めるとともに、深く立ち込んだ際の水圧によるブーツの潰れや足への局所的な圧迫にも配慮している。

・サイズ:M(25.5cm)、L(26.5cm)、LL(27.5cm)、3L(29.5cm)
・価格:49,500円

ソールはグリップ力と耐摩耗性を両立したフェルトピン仕様
ソールはグリップ力と耐摩耗性を両立したフェルトピン仕様

動く釣りには透湿素材+ソックスの『RVフロントZIPソックスウェーダー』

RVフロントZIPソックスウェーダー

一方の『RVフロントZIPソックスウェーダー』は、歩く距離が長く、アップダウンや足場の悪い場所を移動する釣りに適したモデル。春から初夏、秋から年内まで幅広く使えるほか、冬でも「立ち込まずに歩く」釣りなら選択肢になる。

素材は太ももから下を5レイヤー化し、ダメージと水圧が集中する部分の耐久性・防水性を強化。アフターサービスでも膝から下の損傷が多いことから、この部分を重点的に補強したという。ソックスには3.5mm厚の国産クロロプレンを採用。保温性に加え、シューズによる圧迫や靴擦れを和らげ、フィット感を高める。さらにソックスと本体の接合部は二重構造とし、水圧や摩耗に備えている。

・サイズ:S(24.5cm)、M(25.5cm)、L(26.5cm)、XL(27.5cm)、2XL(28.5cm)
・価格:51,700円

ヤブ漕ぎ等でダメージの多い太ももから下は、強度を重視した5レイヤー透湿防水素材
ヤブ漕ぎ等でダメージの多い太ももから下は、強度を重視した5レイヤー透湿防水素材。3.5mm厚の国産クロロプレンソックスは、保温性に加えてシューズによる圧迫や靴擦れを和らげ、フィット感を高める
『RVフロントオープンウェーダーCR』同様、YKK『アクアシール』防水ファスナーを採用。着脱、移動時の体温調整など、さまざまな機能性を突き詰めたフロントオープンモデル
『RVフロントオープンウェーダーCR』同様、YKK『アクアシール』防水ファスナーを採用。着脱、移動時の体温調整など、さまざまな機能性を突き詰めたフロントオープンモデル

足もとと腰まわりも抜かりなく

RVドレインウェーディングシューズⅡ

ソックスウエーダーと組み合わせたいのが『RVドレインウェーディングシューズⅡ』。厚手のクロロプレンソックスにも対応する、幅広のオリジナル足型を採用。つま先からかかとまで一体型のアウトソールで剛性を確保し、ソールとミッドソールの間に排水機構を設けた。本体の水抜き穴とのダブル仕様で、シューズ内部に入った水を素早く排出する。縫製部分を一段くぼませた「ステッチプロテクト機能」により、岩などが縫い目に直接触れにくく、破損を防ぐ工夫も施されている。

・サイズ:S(24.5cm)、M(25.5cm)、L(26.5cm)、LL(27.5cm)、3L(28.5cm)
・価格:22,000円

ソールとミッドソールの間に排水機構(ドレインソール)を配備。本体の水抜き穴とのダブル仕様で、シューズ内部に入った水を素早く排出する
ソールとミッドソールの間に排水機構(ドレインソール)を配備。本体の水抜き穴とのダブル仕様で、シューズ内部に入った水を素早く排出する。縫製部分を一段くぼませた「ステッチプロテクト機能」により、岩などが縫い目に直接触れにくく、イトのほつれや切れを防ぐ

腰まわりの装備をまとめる『RVリバーガイドサポーターⅡ』

RVリバーガイドサポーターⅡ

そして腰まわりの装備をまとめるのが『RVリバーガイドサポーターⅡ』。両サイドのベルトにプライヤーやドリンクホルダーなどを取り付けられ、Dカンにはクマ鈴なども装着可能。ベストに集中しがちな荷物を腰へ分散することで、疲労軽減にもつながる。

ベルトは歩けば多少ずれることを前提に、片手ですぐ増し締めできる設計。38mm幅のテープと片側固定のアジャスターにより、釣行中でも調整しやすい。

・サイズ:W70cm×H10cm(センター部13cm)※ウエスト対応幅:70~120cm
・価格:5,500円

※このページは『North Angler’s 2026秋号』に掲載した記事を再編集したものです。

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