THE WILD CARD霞ヶ浦戦・宮嶋駿介選手レポート。キャッチしたキロフィッシュは魚体のケアを優先しリリースを決断

1500g以上のバスだけをねらったが無念のゼロ申告。リベンジを誓う

THE WILD CARD霞ヶ浦戦　

宮嶋駿介 　0ｇ

勝つために1500g以上のバスだけをねらった宮嶋選手。本命エリアと目していた園部川で、カレントの利いているアシがらみをテキサスのカーブフォールでねらいましたが、水が入れ替わってしまったためかこの日は反応が得られません。ラスト1時間で移動した境島エリアで、ついにキロフィッシュを手にします。しかしこの魚は弱ってしまい、宮嶋選手はリリースを決断。帰着後のインタビューではそれにはひと言も触れず「またいつかリベンジできることがあればまた全力で頑張っていきますので、今後とも応援よろしくお願いします」と述べていました。

大会結果はコチラからどうぞ

宮嶋駿介選手の当日の釣りはコチラ↓↓↓　

THE WILD CARD 宮嶋駿介選手のFOOTSTEP　

スタート前

「オールスターに出たい気持ちは誰にも負けない」と意気込みを語る宮嶋選手。

プレスの私から見ても気合いが入ってるようすがうかがえる。

6:00

北利根川周辺。

STEEZポッパーをメインにときおりバズベイト、シャッドテールワームを交えてアシやシャローのゴロタエリアを探る。

プラでは反応があったエリアとのこと。

「精神安定剤になる1本が欲しい」と宮嶋選手。

小一時間ほどで移動。

7:30

恋瀬川河口周辺。

大移動の果てに着いたのは恋瀬川河口周辺。こちらではテキサスリグをメインにアシやブッシュをうつ。

水面には小魚もおり釣れそうな雰囲気。こちらもプラでは反応があったエリア。

「私の地元の近くなのでよくオカッパリをしていた」と宮嶋選手。

精度の高いピッチングを続ける。

8:10

園部川。

8時過ぎより園部川に入る。

本命のエリア。

「ここのエリアで粘ります」と宮嶋選手。

テキサスリグをメインにシャッドテールワーム、STEEZスピナーベイトを交ぜながら期待のストレッチを丁寧に何度も流す。

「プラの時より生命感がない。プラの時は他魚種も含めもっと魚っ気があった」と宮嶋選手。

魚からの反応がなくても精度の高いキャストが延々と続く。

集中力が途切れることはない。

12:00

東浦・和田エリアの石積み。

マンメイドストラクチャーをSTEEZスピナーベイト、3inストレートワームをメインに探るも反応なし。

13:00

境島周辺。

ラスト1時間、境島周辺で粘る。

丁寧なアプローチは健在、集中力が切れることなく3inストレートワームで探る。

ストラクチャーのキワで1バイト。キロアップをキャッチ。

ただこの魚は弱ってしまい宮嶋選手の判断でリリースを選択。

「会場まで持っていっても弱ってしまう可能性があるのでこのままリリースしましょう」とのこと。

残り少ない試合時間の大半を使い、懸命にバスを気遣う宮嶋選手の姿が印象的だった。

「その後もまだ時間はある。まだ諦めない」とキャストを続けるもノーフィッシュで帰着となった。

メインタックル

ロッド:STEEZ スカイレイパワープラス681MLMFB－SV（ダイワ） リール:SS AIR（ダイワ） ライン:スティーズ フロロ X’LINK 10lb.（ダイワ） ルアー:ネコファット(テールカットチューン、ダイワ)、3inファットヤマセンコー（ゲーリーインターナショナル）

宮嶋 駿介（みやしま・しゅんすけ）

霞が生んだ高速カバーハッカー

●推薦：ダイワ

●年齢：29

●得意な釣り：シャローの釣り

●8月末～9月の霞ヶ浦でのおすすめルアーや釣り方

ネコファット、スティーズポッパー、スティーズポッパーフロッグjr

●主な戦歴

2021JB TOP50北浦戦5位

2021JB TOP50桧原湖戦6位

人気YouTubeチャンネル『カスブラ』のメンバーである宮嶋選手。JB TOP50に参戦しており、2021年はルーキーイヤーながらも年間10位と活躍。Basser2022年9月号では、6時間半で2170回カバーにヤマセンコーをキャストするという高速カバー撃ちを披露した。

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