救命胴衣を主力とする高階救命器具が、釣りの現場で求められる強さと使いやすさを形にした、ブルーストームのウエーディングギア。スタイリッシュなデザインと、素材・縫製の品質にこだわり、長く使えることを前提に開発した3機種から、そのモノづくりを探る。

文◎North Angler’s編集部 協力=高階救命器具株式会社
北海道での釣りをメインに、北海道の自然を体感するキャンプの情報や、フィールドを守るための環境問題にも光を当て、多角的な視点からアウトドアライフを提案している「North Angler’s」の編集部。
目次
すっきりとしたシルエットと動きやすさを追求

ブルーストームのウエーダーに共通するのが、すっきりとしたシルエットと動きやすさだ。ただし、見た目のスマート感だけを意識したのではない。サーフで長い距離を歩いたり、ロックショアで岩場を登ったりする場面では、膝の曲げ伸ばしが頻繁に生じる。そこで立体裁断を取り入れ、屈伸時に生地が突っ張りにくいパターンを追求。ダブつきを抑えながら、アングラーの動きを妨げない仕様としている。
スマートに攻める冬仕様、5mm厚の『アブロホロス ネオプレンウェーダー』
そんな思想を寒冷期に落とし込んだのが、『アブロホロス ネオプレンウェーダー(BSJ-NPW1)』。5mm厚のネオプレン素材を採用し、高い保温性を確保。ブーツ上部にもネオプレンを用いることで足もとの冷えを抑え、北海道では春の寒さが残る時期まで活躍する。尻と膝にはマップ柄のシリコンプリントを施した。補強としての役割に加え、スリット状のパターンが生地の伸縮を妨げにくく、屈伸しやすさにもつながっている。
さらに注目したいのが、腰部のFIDLOCK社製マグネット式ワンタッチバックル。近づけるだけで固定でき、外すときは引き手を引くだけ。厚手のグローブを着用する厳寒期でも扱いやすく、着脱時の煩わしさを軽減する。スリムなシルエットを保ちながら、寒いフィールドでの実用性を細部まで考えた設計だ。
・サイズ:M(27cm)、L(28cm)、XL(29cm)
・価格:33,000円
多様な釣り場をカバーする『エルヴェガスト ソックスウェーダー』

幅広いフィールドを歩き回るなら『エルヴェガスト ソックスウェーダー(BSJ-SWD2R)』がおすすめ。生地にセーレン社の4層構造透湿防水素材『SEIREN AQUA MAX』を使用し、ヤブ漕ぎなどを想定して尻、膝、足首まわりには耐摩耗性にすぐれるコーデュラ500Dを配置。サーフやロックショアはもちろん、湖や渓流まで対応する。
ソックスウエーダーのメリットは、好みのシューズを組み合わせられること。ブーツ一体型に比べて足首が動かしやすく、ポイントまでの長距離移動やラン&ガンとの相性もよい。BSJ-SWD2Rは渓流を意識したアースグリーンカラーもラインナップされ、フィールドを選ばないオールラウンドな一着といえる。
・サイズ:S(22~24cm)、M(24~26cm)、L(26~28cm)、XL(28~30cm)
・カラー:オフショアブルー、ラヴァブラック、アースグリーン
・価格:45,100円
足もとを支える『シャマルフェルトスパイクシューズ』

その足もとを支えるのが『シャマルフェルトスパイクシューズ(BSJ-FSS1)』。フェルトと金属ピンを組み合わせたソールは、苔や海藻で滑りやすい岩場をはじめ、磯、ゴロタ、渓流などあらゆる足場で安定したグリップ力を発揮する。
同社初採用となるダイヤルロックシステムも大きな特徴だ。片手で締め付けを調整でき、紐のようにほどける心配がない。かかとにはキックオフ機構も備え、脱ぎ履きの負担を抑えている。
・サイズ:S(26cm)、M(27cm)、L(28cm)、XL(29cm)、XXL(30cm)
・価格:19,800円
※このページは『North Angler’s 2026秋号』に掲載した記事を再編集したものです。




