バス釣り用ポッパーを浮き姿勢がわかる写真とともに20紹介します。点でも線でも誘えるポッパー、あなたのタックルボックスに入っていますか?
ブラックバスは国内の淡水域(湖や川や沼)に生息しており、ルアーに強く反応を示します。この記事では夏バスに有効なルアーのひとつであるポッパーについて紹介します。
特集「ポッパー POPPIN’ APPETIZERS」
今号で18年ぶりのリニューアルとなる『Basser』。記念すべき一発目は今が旬のポッパー特集です。 加藤誠司さんが解説するカップ形状や浮き姿勢によるポッパーの性格の違いや、POP-Rの歴史に迫る座学的な記事はもちろん、カラーローテーションでバスを引き出す並木敏成さんの芦ノ湖実釣、琵琶湖でトップウォーター専門のガイドを営む明石光正さんのテクニック、“虫”をイメージしてポッパーを操る佐藤信治さんのメソッドなど、実践的内容も満載。
ポッパーとは?
ポッパーとは、水面に浮くルアーで、トップウォーターと呼ばれるカテゴリーに分類されます。トップウォーターは、水面のルアーに魚が食いつく瞬間を見ることができるので、とてもエキサイティングです。
ポッパーの大きな特徴は、口についたカップです。このカップが水を掴んで、「ポコン」という音を発生させたり、飛沫を発生させて魚にアピールします。
サイズは6センチ前後の小粒なものが多く、止めてじっくりと誘うことができるので、虫系ルアーのように食わせ・フィネス的なイメージで使うことができます。連続的にアクションをさせれば広いエリアをスピーディに探ることができるので、点でも線でも誘える汎用性の高いトップウォーターです。
ポッパーが活躍しやすい時期はいつ?
ポッパーは水面で誘うルアーなので、ブラックバスが水面を意識しているタイミングで有効です。バスが浮いていたり、水面でエサを食べている時に使うと良いでしょう。 使うシーズンは地域にもよりますが産卵後の4月後半から、10月ころにかけて出番が多くなります。
中でも梅雨に入る6月から秋口の9月にかけては、夏のバス釣りを楽しむために、ボックスの中に常備しておくべきルアーです。小雨が降っている状況や水面にボイルが起きている時は積極的に投入してください。
ポッパーにおすすめのタックル
ロッドはアクションをつけやすい長さのもので少し柔らかめのものを選びましょう。5フィート台~6フィート6インチのベイトロッドでミディアムライト~ミディアムパワーのものがオススメです。ラインはナイロンの12~16ポンドを基準にしてみてください。
ポッパーでの釣りはベイトロッドが基本ですが、5g以下の自重が軽いポッパーを使うときは、5フィート台~6フィート6インチのライトパワーのスピニングロッドで2500番のスピニングリール、ラインはナイロンラインの6~8ポンドを巻くと投げやすいでしょう。ベイトフィネス用のタックルでも、もちろん扱うことができます。
\ちょっと待った!注目Youtubeチャンネル/
つり人CHANNEL
日本で最も歴史ある釣り専門出版社「つり人社」が運営するYoutubeチャンネル。バス釣り、フライフィッシング、海釣り、魚のさばき方など、釣りの楽しさ、釣りの素晴らしさを伝えられる動画を毎日アップしていきます。
動かし方の基本はアクション&ポーズ
ポッパーの動かし方を紹介します。
ロッドを強めにトゥイッチすると「ボコン」という音や強めのスプラッシュを出してアピールします。この音はバスの捕食音を演出していると言われており、バスの興味を水面に喚起させます。弱めのトゥイッチをすると、ポップ音や弱めのスプラッシュ、首振りアクションを演出することができます。
活性が高い状況では連続的に動かして誘い、活性のあまり高くない状況ではポーズを長めに取りバスを焦らして誘うなど、状況に合わせた多彩な使い方ができるのがポッパーの魅力です。
多彩な使い方ができるので、どんな使い方をするべきか迷ってしまうポッパーですが、まず始めは2~3回アクションをさせたら2秒ポーズをとってみてください。ポップ音とポーズを組み合わせて使う方法がポッパーの強みを生かした使い方です。
浮き姿勢やカップ形状による性格の違い
浮き姿勢やカップ形状の違いによる、ポッパーの特徴を紹介します。
浮き姿勢による性格の違い
浮き姿勢は大きく分けて3種類あります。それぞれ動きに特徴があるので、誘い方によって使い分けましょう。
・水平浮き
動かすと、長い移動距離で移動する傾向があります。動かしたときにスプラッシュを出しやすいものが多いです。連続的に動かして広範囲を探るときに使いやすいです。
・立ち浮き
動かすと、短い移動距離で移動する傾向があります。1点で誘う使い方が得意で、ポップ音を出しやすいものが多いです。
・斜め浮き
多彩な動きが演出できる万能タイプです。ポップ音やスプラッシュを出したり、首振りがしやすいです。
カップ形状による性格の違い
・カップが深めのタイプ
カップが深めのタイプは水をよくつかむので音を出しやすい傾向にあります。
・カップが浅めのタイプ
カップが浅めのタイプはスプラッシュを飛ばしやすい傾向にあります。
おすすめポッパー20
それでは、バス釣り用おすすめポッパーを浮き姿勢がわかる写真とともに20個紹介します。ポッパー選びの参考にしてください。商品名や画像をクリックすると詳しい情報を知ることができますので是非ご覧ください。