トップウォーター(水面)やサブサーフェス(水面直下)で釣れるのがシーバス最盛期とも言える秋シーズンの醍醐味。ここでは水面にシーバスを誘って釣るために知っておきたい基礎知識をいくつか紹介しよう。
水面が楽しいシーバスゲームの盛期が到来! 押さえておきたい基本をおさらいしよう!
つり人オンライン=まとめ
トップウォーター(水面)やサブサーフェス(水面直下)で釣れるのがシーバス最盛期とも言える秋シーズンの醍醐味。ここでは水面にシーバスを誘って釣るために知っておきたい基礎知識をいくつか紹介しよう。
目次
01 無風時にトップウォーターが強い理由。
ポッパーやペンシルベイト、ウエイクベイトといったトップウォータールアーの強みのひとつは姿を見切られにくいことだ。シーバスにとって水面に浮かぶルアーは「すべてが見えているわけではない物体」。さらに波紋や水しぶきなどの水面効果をルアーの周りにまとうことで、シルエットをぼやかす効果もある。鏡のような静かな水面のときにトップウォータールアーが強いのは、ニセモノだと見切られにくいから……とも言われている。
◆シーバス用トップウォータールアーの基本形
ペンシルベイト

ポッパー

バチやサヨリを食べているシーバスにはV字波紋が有効
面にスーッと引き波を立てて泳ぐバチやサヨリを食べているシーバスを釣るには、似たようなV 字波紋を出すことのできる細身のシンキングペンシルなどが有効だ。シンキングペンシル(=シンペン)は沈むがロッドを立てて巻き速度を調整することで水面で使うことができる。春のバチ抜けパターンで最も活躍するのはシンペンの水面引きなのだ。
アイマ/アルデンテ70S
大野ゆうきさん監修の引き波系シンキングペンシル。着水後の浮き上がりが秀逸で、ただちにV字波紋を描くことができる名作だ
面にスーッと引き波を立てて泳ぐバチやサヨリを食べているシーバスを釣るには、似たようなV 字波紋を出すことのできる細身のシンキングペンシルなどが有効だ。シンキングペンシル(=シンペン)は沈むがロッドを立てて巻き速度を調整することで水面で使うことができる。春のバチ抜けパターンで最も活躍するのはシンペンの水面引きなのだ。
アイマ/アルデンテ70S

02 フッキングは慌てずに。反転して重みが乗ったタイミングがベター
自分の操作するルアーに、派手な音を立てながらバイトしてくると、思わずビクッと慌ててアワせてしまうもの。俗に言う「ビックリアワセ」だが、これによりシーバスがしっかりくわえ込もうとしたルアーを口から引き剥がしてしまうケースがままあるので注意しよう。理想はジュボッと出ても慌てず騒がず、シーバスが水中に戻り重みがしっかりと伝わったところでロッドをアオってガシッとアワせるタイミングだ。水面に誘う一番の魅力はこのバイトシーンなのだから、そんなに落ち着いてもいられないだろうけど。
ちなみに川などでは、流芯など流れの強い所ほどシーバスは勢いよく水面にバイトしてくる。食い気の立ったシーバスを流芯で派手にトップウォーターでバイトさせる釣りこそ、この時期の醍醐味と言えるだろう。

03 水面に近いほど、釣れるレンジ選びはシビアになる
シーバスには水面直下(サブサーフェス)を泳ぐルアーが効果的だ。バチやハク、イナッコ、サヨリに加え外洋ではイワシ類など、表層を回遊する魚をよく食べているからだろうか。シーバスは大きな口を開けて餌を吸い込む捕食方法を取っているが、水面直下を泳ぐ魚やバチを捕食する際はバシュッとかボシュッとか捕食音を立てる。水面が破裂したり沸き立つような様子から「バースト」や「ボイル」などとも呼ばれるが、そこに食い気のあるシーバスがいる絶好のチャンスであることを示している。
ボイルしているシーバスは水面直下のエサを追っているわけだから、トップウォータールアーもしくはサブサーフェスルアーが有効となるが、このとき、水面からどれほどのレンジ(層)にルアーを通すかで、バイトを引き出せるかどうかが決まってくる。水面に近いほど、レンジ調整はシビアと言われ、数㎝刻みで釣果が変ってくることもしばしばあるというから驚きだ。
近年では「極表層」とも呼ばれるこの水面直下におけるシビアな当たりレンジを、いくつかのルアーを用いたローテーションで細かく探っていく釣りが東京湾などでは当たり前のように行われていて、釣果に差をつけているのだ。
水面直下数㎝を刻める専用ルアーも多く発売されているので「水面直下のレンジ調整はシビア」と心得て狙い分けてみてはどうだろう。
ダイワ/モアザン ガルバストロング

HAL/飛豚73prop♪


04 ラインコントロールを意識しよう
これはトップウォータールアーやサブサーフェスルアーに限ったことではないが、特に水面に近いルアーほど、水面上のラインの動きにコースが左右されるもの。強風時はキャストした際にラインが風下側に膨れるのでどうしてもコースも影響を受けてしまう。ラインのたるみをださないためにライナー気味にキャストしたり、影響を逆算してキャスト地点を決めるなどの工夫も必要だ。上級者ほどキャスト前後のラインコントロールを意識しているものだ。
ロッドを用いないリトリーブアクションとは?

トップウォータールアーを操る際、ロッドをアオってアクションをつける手もあるが、PE ラインが水面を叩く音をシーバスが嫌うこともある。そんなときに有効なのがグリッグリグリッと三角巻きしてリトリーブでルアーにアクションをつける方法だ。レバーブレーキリールを用いる小沼正弥さんはレバーをオフにすることでラインにあえてスラック(たるみ)を出し、ルアーのアクションにキレを出す「レバードッグ」(レバーブレーキリールで行うドッグウォーク)というテクニックを用いているぞ。余談だが、これを水中でミノーやジグヘッドなどでやると「レバージャーク」というテクニックになる。

◆この記事は、9月13日発売の『SEABASS Life』創刊号から内容の一部を抜粋してお届けしました!
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2019/9/10