〝潮干狩りの超人〟こと原田知篤さんが解説!
解説◎原田知篤 写真◎編集部
愛用の熊手と網を手にする原田さんは元プロのオーボエ奏者で横浜在住。趣味が高じて〝潮干狩りの超人〟と呼ばれている
一年の中でも、大きな引き潮が日中にやって来る春。
そこで楽しめるのが潮干狩りだ。
海の恵みを自分で獲るワクワク感は格別。
春の大潮にあわせて、近くの海岸に出掛けてみよう。
シーズン:3~7月。なかでも大きく潮が引く4~5月の中潮~大潮の日が最適
場所:潮干狩りができるのは太平洋側。施設のある潮干狩り専用の海岸がおすすめ
時間帯:少しずつ沖に出て行ける干潮2時間前くらいからが最適
料金:場所によるが400~1800円程度。持ち帰りは2㎏まで無料が多い
アドバイス:潮干狩り場周辺は車が非常に混む。公共交通機関がおすすめ
潮干狩りで使う道具たち



上段左から……マテガイ獲り用の塩、砂出し用の海水を持ち帰るためのペットボトル、小型クーラー
下段左から……マテガイ用ジョレン、忍者熊手、貝網、タオル


春から夏が旬の海遊びの大定番「潮干狩り」。小さい子どもがいても家族全員で楽しめる安全さと美味しさが魅力です。美味しいアサリをザクザク採る基本から、〝超人〟として知られる名手の裏ワザ、さらにアサリのほかにも楽しい、アカニシ、マテガイ、アナジャコなど他の貝や生きものの採り方まで大公開。もちろん、採ったアサリを美味しく食べるために必要な砂抜き・塩抜きなどの後処理、美味しい料理方法もしっかり掲載しています。そして、潮干狩りはなんといっても、「いつ出かけるべきか」を正確に把握することが大切。巻末に収録した「2019年度版 潮干狩りカレンダー」をチェックすれば、日本全国の海辺で潮干狩りを楽しむのに最適な日がひとめで分かります。さあ、令和の海遊びは潮干狩りで始めましょう!
定価:本体648円+税
AB判68ページ
アサリの見つけ方









POINT! アサリとシオフキの見分け方








「ドーム、ボート、氷上 鈴なりを作る最新スタンダード」をぎっしり詰め込んだ 月刊『つり人』で、首都圏近郊小もの釣り場の紹介記事を長年執筆してきた著者が、 その圧倒的な釣り場情報量をはじめて一冊にまとめた! 東京都心部、水郷周辺、千葉、埼玉、神奈川県まで60の釣り場を厳選してピックアップ。 釣り場のようすがひと目で分かる写真付きで、釣り方を含めていねいに解説しています。
マテガイは塩を使って獲る!










「今までにない川釣り仕掛け入門の決定版! 渓流、湖、里川、河口など、変化に富んだフィールドにさまざまな魚が棲む淡水(汽水含む)では、釣法も仕掛けも多彩。入門者にとっては「どんな仕掛けで、どう釣ればいいの?」が最初の壁。本書では、まず基本となるタックル&仕掛けパーツを紹介、仕掛けはパターン別に解説。そのうえで、各魚種別仕掛けマニュアルへと導入していきます。
砂抜き用に現場の海水を持ち帰るべし!







この記事は『つり人』2018年5月号でも読むことができます。
2019/4/17