編集部2019年11月28日

異色の釣り紀行『釣りバカ週刊誌記者のスクープ日誌』発売によせて

月刊つり人ブログ

世間に注目される事件や災害を「背景」に、決してオモテの記事にはならなかった捧腹絶倒・釣りバカ話が本書です!

スクープの裏側にあった釣りバカ話を見逃すな!

つり人社書籍編集部=文

「釣行記」または「釣り紀行」は、釣り場ガイドやテクニック解説に比べれば地味な存在ですが、釣りの書籍では欠かせない永遠不滅のテーマの1つです。

 近年は渓流釣り(特にフライフィッシングでの)がその主流を占めていました。

 本書『釣りバカ週刊誌記者のスクープ日誌』も、エサ釣り・テンカラ・フライフィッシングといくつかの釣法が登場しますが、内容は「おおむね」渓流釣りの釣行記です。

 早池峰遥という著者名も渓流のロマンを感じさせてくれますネ。

 ところが書名はかなり異色。とゆうか表紙もどこかの週刊誌のようです!?

 それもそのはず、著者の職業は芸能から政治経済、自然災害まで、さまざまな事件・事故・災害のスクープを日夜追いかける週刊誌記者。ただし「三度の飯より渓流釣りが好き」というオマケが付くのですが……。

 ここで読者の皆さまは、仕事をサボって釣りばかりしている著者の姿を思い浮かべるかもしれませんが、著者は本書でこう言うのです。

「しかし、仕事が嫌いなわけでなく、釣りも好きなのだ。釣りと仕事を両立できればこれほど幸せなことはない」

  実際に、仕事では世間を揺るがす一大事件から芸能ネタまで次々とスクープをものにしていくスゴ腕ぶりを発揮。一方、その陰では……。



「渓流釣りでは、渓(たに)の奥に独り分け入り、花鳥風月を愛で、自然との一体感を求めることに釣り人は喜びを見出す。ところが著者は上記の理由から、編集部の呼び出しにいつでも対応できるように、車からすぐの場所で大ものが釣れるポイント開拓に余念がない。そして渓流釣りはド素人のカメラマン・岡ちゃんを相棒に、時にシリアスな事件を追いながらも、軽妙な掛け合いの珍道中的釣行で、次々に渓流釣りファン憧れの尺ヤマメ・尺イワナを釣りあげていく」

 世間に注目される事件や災害を「背景」に、決してオモテの記事にはならなかった捧腹絶倒・釣りバカ話が本書です!

釣りバカ週刊誌記者のスクープ日誌

Kindle版あります!
cover

定価:本体1,600円+税
著者:早池峰 遥
四六判並製320P



目次
はじめに
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7 玄倉川の悲劇      
21 釣り人の天敵      
43 群馬の渓間で      
65 源流についての考察   
97 磐井川の思い出     
119 盛岡毛鈎の善さん    
147 車から降りて3分以内で尺モノを釣る  
148 近くで大物を釣る意味
150 仙台近郊の穴場
154 黄金色に染まった渓
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171 盛岡のパラダイス釣り場
178 1番通った盛岡の穴場
186 7時半の男
 198 白馬のエル・ドラード
209 素晴らしきかな腹帯
215 堰堤下の釣り堀
220 新幹線の鉄橋下で尺モノ釣り
233 名優・平幹二朗さんが密かに通った名湯  
261 『あまちゃん』狙いで本命は『やまめちゃん』  
287 番外編 紀州のドン・ファン騒動   

装丁 神谷利男デザイン株式会社[神谷利男・坂本成志]
イラストレーション 神谷利男・發知明日香


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    特集は『ラストスパート! 渓流&アユ』。
    この夏も本当に暑かった。でも、ほっとひと息つく前に、ゼッタイ出かけたい釣りがある。秋の産卵を前に、エサを積極的に追いかける山の大イワナ。ずっしりとした体躯に育ち、強烈なアタリで目印を吹き飛ばすアユ。どちらも今シーズンのフィナーレを飾るには、まだもう少し猶予がある。 涼しくて魚が大きい今の季節は、誰もが思わぬ良型と出会えるチャンス。経験豊富な釣り人も、あるいはビギナーも、今こそ川をめざそう!