編集部2019年3月29日

関東屈指の穴場的メバル釣り場/千葉県富津市・竹岡港

メバル 全国おすすめ釣り場 千葉

寒い日と温かい日が交互に訪れる春先の夜は、産卵期を迎えたメバルが岸に寄ってくる。今回は、千葉県木更津ホタル丘にある「シマヤ釣具店」のスタッフ、遠藤真一さんに内房竹岡港を案内してもらった。

さくっと楽しめる夜メバル

レポート◎丸山 剛

藻際をねらってキャッチしたグッドプロポーションのメバル

レポート◎丸山 剛
昭和37年生まれ。海なし県に育ち、小学生の頃から埼玉県・入間川で釣りにハマる。中学生の頃には秩父の渓流へ通う。現在はフィールドフォトグラファーとして活躍中

この記事は『つり人』2018年5月号に掲載したものを再編集しています。

内房のサオ抜け


 寒い日と温かい日が交互に訪れる春先の夜は、産卵期を迎えたメバルが岸に寄ってくる。今回は、千葉県木更津ホタル丘にある「シマヤ釣具店」のスタッフ、遠藤真一さんに内房竹岡港を案内してもらった。「シマヤ釣具店」の客層は、かなりコアな釣りをしている人が多いという。ライトゲームから遠征の大もの釣り、ルアーの人だけでなく泳がせ釣りまでと幅広いジャンルの釣り人が集う。

 漁具等も置いているので、プロの漁師も訪れるそうだ。ロッドメイキングの道具も充実していて、富士工業の機械は日本一取り揃えているという。

 竹岡港は、館山道の竹岡インターから下りて海に突き当たったところにあり、とてもアクセスがよい。遠藤さんいわく、竹岡港の魅力は、ズバリ内房の穴場だという。富津界隈の釣り場はアングラーの数が多いが、竹岡港は意外に人が少ないのだそうだ。そして、釣りのテクニックがしっかりと釣果に現われる釣り場なので、面白味があるという。

ライズがあるのに乗らない!


 竹岡港は、C字型をしていて、海に向かって船の出入り口が真ん中にあり、その両側に防波堤がある。北側の防波堤は地元のアングラーが多いが、南側の防波堤がねらいめである。車は川の横のスペースに置いて、道具を整えてから防波堤に向かう。

 遠藤さんはロッド1本に救命浮環が装備されているウエストバッグにルアーボックス数個という手軽な出で立ちである。最初は、港内のスロープ周りをキャストして探っていく。この日は冷たい東風が吹いていて、防波堤の先端まで来るとかなり寒かった。さざ波が立っている出入り口付近では、メバルがなにかしらのエサを追って、ライズを繰り返していた。

086-097_zenkokutsuriba05_cs6 (31) 軽装で楽しめるのもライトソルトの魅力

 遠藤さんが表層をルアーで引くと、バシャッとバイトするもののフッキングしない。メバル釣りの基本は、ただ巻きだそうだが、あまりにフッキングしないので、誘いをかける遠藤さんだが、やはりバイトはするがヒットさせることができない。

086-097_zenkokutsuriba05_cs6 (36) ライズはあったがなかなか乗らず、このサイズがアベレージだった

「多分、魚系じゃないものに反応しているようなので、ここは見送って、もう1度港内をやってみます」港内に戻り、桟橋直下の淀みにルアーをキャストし、表層を引くと、バシャッと同じようなバイトをしたが、今度はフッキング。小さなメバルで即リリース。次に、藻が浮いている遠めのポイントにキャストし、ゆっくりリーリングすると、再びヒット。藻に潜られるが、何とか引出して引き抜く。

 グッドサイズのメバルに笑みがこぼれる遠藤さん。「この時期のメバルは放卵していて、グッドプロポーションですが、自分は基本的にキャッチ&リリースでメバルとのやり取りを楽しんでいます」。

 内房竹岡港の夜メバル釣りは、例年1月初旬から始まり、5月のゴールデンウイーク辺りまで釣れ続くという。簡単な道具で手軽に釣れる夜メバル、ぜひチャレンジしてみてはいかがだろうか。

086-097_zenkokutsuriba05_cs6 (32) 堤防際もしっかりとチェック

086-097_zenkokutsuriba05_cs6 (33) 港内の常夜灯周りは抑えておきたいポイント

086-097_zenkokutsuriba05_cs6 (34) メガバス『チリメン』をジグヘッドにセット

086-097_zenkokutsuriba05_cs6 (37) 使ったルアーはメガバスNadarの『ビーグル』(上段左)、『テリア』(上段右)『ファットビーグル』(中段左)『ハスキー』(中段右)。ジグヘッドリグは『ロッキーヘッド』にワームは『ジャコ』(左)『チリメン』(右)を組み合わせた

イチオシギア
リップルフィッシャー『リアルクレセント55』
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ライトゲームのルアーロッドとしては5.5フィートと短めのレングスだが、夜メバルのように飛距離がそれほどいらない釣りなら、短いことで軽くなるので操作性がよくなり、感度重視のロッドになる。このロッドは細身だが、潮の圧力を感じられるので、より感度が良好。さらにバッドパワーがあるので、今回のように海藻に魚が突っ込まれても抜くことができる

086-097_zenkokutsuriba05_cs6 (35) タダ巻きが基本だが、時にはアクションを加えて誘うのも有効だ

ショップ
シマヤ釣具・木更津店
086-097_zenkokutsuriba05_cs6 (39) 住所=千葉県木更津市ほたる野4丁目4-4
営業時間=10~20時(月曜日定休)
℡0438-30-5841

交通●館山道・富津竹岡IC を左折、竹岡方面に進み、竹岡IC 入口交差点を直進、港に突き当たったら左折し白狐川へ。駐車スペースは白狐川河口付近の港の施設に入らない所に駐車すること



2019/3/29

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