編集部2019年12月26日

岩手県盛岡市・岩洞湖のワカサギ釣り

ワカサギ 全国おすすめ釣り場 岩手

岩手県岩洞湖はシーズン初期から大型ねらいが可能なワカサギ釣り場です。例年1月中旬から解禁となる氷上釣りを紹介します。

1月中旬の解禁直後から平均10㎝オーバーの大型がねらえる

協力者◎菅原一恵


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シーズン初期から大型ねらいが可能

 ここ数年は暖冬の影響で解禁は遅れ気味だが、例年1月中旬から氷上釣りが解禁する。管轄する岩洞湖漁協が解禁日(エリア)を発表するので、漁協のブログなどでチェックしておきたい。

 基本的には氷上解禁直後は数釣りがしやすい。その後は場荒れや産卵に向けての周期的なものにより、じょじょに釣果は落ちてくる。その年の状況、場所、時期によって異なるが50尾前後でまずまず、100~300尾釣れれば上出来といったところ。サイズは、シーズン初期から平均10㎝オーバーと大きいのが岩洞湖の魅力。 tba2_ph_02_01
解禁当初から良型がねらえるのが魅力



 ワカサギ釣りにおいて、最も大事なのはポイント設定とタナの把握。そのためには魚群探知機は必要不可欠。タックル以上に高価なものだし、とりあえずなくても釣りはできるが、ポイントを捜すという部分にも釣りの楽しさが詰まっているだけにぜひ持っておきたい。

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底のほうにワカサギの反応はあるが、20m辺りに映る青い反応は枝の可能性大

 基本的には、地元釣具店のブログなどを参考にリアルタイムで釣れているエリアをチェックし、その範囲でポイントを絞り込むが、当然同じようなライバルも多い。ポイントの絞り込み方は人それぞれだが、カケアガリに沿ってワカサギは回遊し、その付近にある泥底など底質が軟らかい場所にある程度定位するといわれている。そのような場所をGoogle マップの航空写真や国土地理院の湖沼図などを参考に大体の目星をつけ、あとは実際に魚探をかけて捜す。その意味でもなるべく底質判定できる魚探が望ましい。

 手巻きリールや手繰り釣りもあるが、確実に釣果アップさせたいなら電動タックルがおすすめ。特に、ワカサギの群れが中層に浮いた時にも対応しやすいようカウンター付きの物が望ましい。

 穂先もさまざまなタイプがあるが、ワカサギの微妙なアタリが取れる繊細な高感度タイプがよい。仕掛け選びも迷うところだが、ご当地仕掛けを選んでおけば間違いないだろう。できれば、ハリのチモトに夜光や発光の留めが付いたタイプと何も付いていない素バリタイプの2種類を持っておき、使い分けたい。

 エサはベニサシを付けて半分に切る。大きいブドウムシも1/3~1/2に切って付けると集魚効果が高い。岩洞湖では直接食ってくることも多いので、食わせエサとして1/4程度に小さく付けてもよい。

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岩洞湖レストハウスで遊漁券、エサ、食料などを購入してからいざ釣り場へ

『なるほど!THEワカサギ大全2019-2020』
「ドーム、ボート、氷上 鈴なりを作る最新スタンダード」をぎっしり詰め込んだ 『なるほど! THEワカサギ大全 2019-2020』。 特集は『やっぱりドーム&屋形が好き メジャーレイクの爆釣テクニック集』。 山中湖、桧原湖、野尻湖、津久井湖、木崎湖を中心に、どの湖でも通用する共通の技をお伝え。 そのほか、東北の穴場レイク、精進湖のボートテクニック、関東随一の激渋レイク・松原湖の氷上テクニック、 北海道遠征記、ワカサギ最新タックルなど釣力アップ間違いなしの内容を収録。

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岩洞湖レストハウスの釣果ボード。ここで釣果を確認してからエントリーするとよい

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白樺に囲まれたレストハウス前のエントリー口

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電動ドリルがあると便利



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岩洞湖レストハウスには遊漁券が付いたお得なランチセットもある

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風が強いことも多いので、テントはしっかりした物を用意し、複数人で建てたい

釣り方は「ミャク釣り」と「フカセ釣り」の2通りを試す

 底からオモリを5㎝ほど浮かせた通称「ミャク釣り」が基本。この状態で穂先を軽く3~4回、5~10㎝幅で上下させ誘い、その後サオ台に電動タックルを置いて静止してアタリを取る。これを1セットとしてしばらく5~10セット繰り返すが、反応がなければいったんリセット的に5~10m巻き上げてからまた底まで沈めるとワカサギの目線が変わり、タナ取り後にすぐアタってくることもある。

 続いて「フカセ釣り」。仕掛けの上や真ん中に中オモリとして2号~2Bのガン玉を付け、あるいは付けずに下オモリを着底させたまま、10~20㎝仕掛けを送り込む。これにより仕掛けがたるむことでエサの動きがよりスローに変わる。エサをくわえた際の違和感が薄れることなどの効果がある。魚探に映っているのに食わない、という時などに試してみるとよい。

ご当地仕掛けシリーズ tba2_ph_02_kakomi01
岩洞湖のワカサギが反応しやすいよう、ハリスの太さ、長さ、ハリの種類、留めの色などにこだわった仕掛け。バリバス『ワカサギ仕掛け岩洞湖二段誘い六本鈎』、『同・黄玉七本鈎』、ささめ針『岩洞湖ワカサギ(細地袖)』がおすすめ




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サイズが大きい分、尾数が少なくても食べ応えがある

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カップルで楽しめるのもこの釣りならでは

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電動リール( カウンター付き)が快適

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数よりも1尾1尾ていねいに釣っていく面白さが氷上にはある

岩洞湖レストハウス tba2_ph_02_kakomi02
住所=岩手県盛岡市薮川字外山 24-12
営業時間=7~17時(氷上釣り解禁中は4時開店)
問合先=℡019-681-5039

※遊漁券取り扱い。釣り道具、ドリル、テントなどもレンタル可能。さらに初心者のためにインストラクターが付きっきりで穴開けから釣り方まで氷上釣りの指導をしてくれる「ワカサギ学校」の有料サービスも行なっている


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交通●東北自動車道・盛岡IC からR46、R4を経由し、北山トンネル南口交差点を左折。R455経由で約37km。車で約50分



協力者◎菅原一恵
岩洞湖レストハウスのママとして釣り人にお馴染み。自身は釣りをあまりしないが、釣果情報には詳しいのでぜひ聞いてみよう。ブログも公開中!


この記事はつり人2019年2月号でも読むことができます



 

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