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編集部2021年8月22日

川島勉さんおすすめ!千葉県/三島湖シーズナルパターン 秋編(9月下旬~12月上旬)

河川/湖沼 千葉 ブラックバス Basser リザーバー

千千葉はもちろん、東京や横浜といった大都市圏からのアクセスが非常によく、それでいて緑が濃く自然に囲まれた環境の中で快適な釣りが楽しめるのが三島湖、高滝湖、戸面原湖である。 いずれもレンタルボートを活用して誰もがバスフィッシングを楽しめる、今後ますます注目すべきフィールドだ。今回は三島湖の秋パターンについて解説する

川島勉 千葉県・三島湖シーズナルパターン 夏編(9月下旬~12月上旬)

解説◎川島勉

この記事は三島湖・高滝湖・戸面原湖大明解MAPに掲載したものを再編集しています。

 

千葉はもちろん、東京や横浜といった大都市圏からのアクセスが非常によく、それでいて緑が濃く自然に囲まれた環境の中で快適な釣りが楽しめるのが三島湖、高滝湖、戸面原湖である。

いずれもレンタルボートを活用して誰もがバスフィッシングを楽しめる、今後ますます注目すべきフィールドだ。今回は三島湖の秋パターンについて解説する

 

kawashima-summer-03

 

特徴・ルール

 昭和43年に完工した三島湖は主に農業用水目的で小糸川に建設されたダム湖である。   

 上流域には2つの川筋があり、その1つが2016年からバスアングラーにレンタルボートでの釣りが解禁された豊英湖。対して三島湖は古くからヘラブナ釣り場として知られ、大勢のヘラブナファンが訪れていたが、近年はファンの高齢化にともない釣り人口が減少。2017年月、ヘラブナ釣りとバス釣りの共存共栄を図りバサーにレンタルボートでの釣りが解禁された。

 山間リザーバーらしいドン深の地形だけでなく、水中は変化に富み非常に魅力的なフィールドである。解禁当初はルアーへの反応がよくスタンダードサイズのプラグやビッグベイトなどでの釣果も目立っていた。

 近隣のダムのなかでは比較的釣果を得やすく、ビッグバスの確率も高いため一気に人気フィールドになり、多くのバサーが訪れている。釣行時、気を付けてほしいのがダム周辺の通行とヘラブナ釣りファンへの配慮。

 各ボート店までの数百m区間は道路がとても狭く民家もあるので車の徐行運転を心がけていただきたい。湖上ではヘラブナ釣りファンの近くを航行する時は充分に距離を取り、引き波を抑えたスロー走行で。やむをえず接近しなければならない場合は必ず声を掛けてほしい。当たり前だがヘラブナ釣りをしているポイントへ向かってのキャストも絶対NG! お互い気持ちよく釣りが楽しめるように努めたい。

 また各所にヘラブナ釣りのボートを固定するロープが水面付近に張られているので、エレキに巻き込まないよう充分に注意。

 

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ニゴリのなかでは巻いて撃っての強気の釣り。水温低下時はパワーフィネスでのカバー撃ちが有効

 

 

大幅に減水したダムも9月以降になると、台風やまとまった雨の影響で満水に近付く。

それまで簡単に釣れていたフォールの釣りでは反応が弱くなり、なかなか釣果に結びつかない状況が続く。

夏の高水温時、バスは居心地のよい場所が限られていたため、ねらいどころが絞れたのだが、雨の影響で水温が下がり、水中にまんべんなく酸素が行きわたると、バスがいろいろな場所やレンジに散ってしうからだ。

そうなると浅いレンジから深いところまでを横の動きで手早く探る釣りが効果的になる。

水面はバズベイトやノイジー系ルアーのタダ巻き。

水中はクランクベイトやスピナーベイトなどの巻き物で、バンク沿いや沖のストラクチャーを流したり、水中のストラチャーをかすめたりコンタクトさせたりのアプローチでねらうとよい。


比較的、雨が多いこの季節も夏同様に、まとまった雨後はバックウォーターやインレットも要チェック。

ひと雨ごとに水温は上流部から下降するが、ニゴリが残る状況ならビッグベイトやスタンダードなラバージグ、テキサスリグで流れ込みの中や周辺のカバーなどを強気で「巻いて撃って」の釣りで反応が出やすいものだ。

水がクリアならライトリグでのサイトフイッシングや、水中に沈むストラクチャーをタイトにねらう釣りがよいだろう。

水温が15℃を切るころからしばらくの間はショートバイトが多くなる。

バスが神経質になっているように思えるので、スタンダードなトップウォータープラグで釣りをしていると、口を使わず体当たりしたり、突くだけのことが多くなる。

そのような状況では単純にルアーを小型のトップウォータープラグや、虫やアマガエルのような大きさのワームすることでバスがルアーを吸い込むようになる。

岸際で冠水している木の枝や、水中に斜めに頭を突っ込んだ竹などの下に潜んでいるバスもスタンダードサイズのルアーでは一切反応がないのに、小さなルアーに変えたとたんに反応をみせる個体が多くなる。

そんな個体にはパワーフィネスタックルを用いたスモラバでのカバー撃ちが効果を発揮。

一見地味な釣りだが、誰も釣れていないようなタフコンディションで、必ずビッグバスをキャッチしてくる名手は、実はそんな釣りをしているのだ。

タフな状況でも雨が絡めば一転、ビッグベイトやトップへの反応が一時的によくなることもあるので臨機応変に釣りを組み立てよう。

 

秋のタックル 

 

 

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左から

スピニングタックル
ロッド:ポイズンアドレナ 266L
リール:ヴァンキッシュ C2500HGS
ライン:シューター FC スナイパー 4lb
使用ルアーはマイクロポンパドール、イケチュウ、
C-4 ジグ、ウォブリング 2.5in ドロップショット


ベイトタックル①
ロッド:ポイズンアドレナ 163M
リール:アルデバラン MGL 31HG
ライン:シューター FC スナイパー 12lb
使用ルアーはチョップカット、ポンパドール、ファイヤークラッカー 3/8oz

ベイトタックル②
ロッド:ポイズングロリアス 1610H
リール:メタニウム MGL
ライン:シューター FC スナイパー 20l
使用ルアーはアクロジグ 1/2oz +ファイボス 3.8in、ファイボス 4.5in テキサスリグ

ベイトタックル③
ロッド:ポイズングロリアス 169XH-SB
リール:カルカッタコンクエスト DC 201
ライン:シューター FC スナイパー 20lb
使用ルアーはガンタレル

ベイトタックル④
ロッド:ポイズングロリアス XC 1610ML-G
リール:アンタレス
ライン:シューター FC スナイパー 12lb
使用ルアーはマッシュボブ 50MR

ベイトタックル⑤
ロッド:ポイズンアドレナ 166H-SB
リール:メタニウム MGL
ライン:シューター FC スナイパー 16lb
使用ルアーはカワシマイキー、ドーン 1/2oz

 

秋のルアー

 

 

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左段 上→下

ガンタレル

カワシマイキー

チョップカット

ポンパドール

マッシュボブ 50MR



中段 上→下

アクロジグ 1/2oz +ファイボス 3.8in

ファイボス4.5in

ファイヤークラッカー 1/2oz

ドーン1/2oz


右段 上→下

マイクロポンパドール

イケチュウ

 C-4 ジグ 1/16oz

ウォブリング 2.5in

 

 

 

 

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