編集部2021年8月11日

東京近郊・お手軽ウナギ釣り場ガイド

河川・湖の釣り 全国おすすめ釣り場 河川/湖沼 東京 ウナギ

都会のど真ん中を流れる川にも意外とウナギは棲んでいる。ここでは首都圏の代表的な都市河川である江戸川、荒川、多摩川、相模川の好ポイントを聞き取り調査した。

東京近郊でウナギを釣ろう!

こんな身近に!? TOKYO近郊ウナギ釣り場ガイド

まとめ◎編集部

この記事は『つり人』2020年9月号に掲載したものを再編集しています。

 

都会のど真ん中を流れる川にも意外とウナギは棲んでいる。ここでは首都圏の代表的な都市河川である江戸川、荒川、多摩川、相模川の好ポイントを聞き取り調査した。

 

 

江戸川・中川

水門前、橋脚周り、支流との合流点ならどこでもヒット!?

 

利根川の分流である江戸川。上州屋野田店の情報によれば、江戸川のウナギは河口から約30
㎞上流の千葉県野田市周辺でも釣果があがっているとのことだ。

ここで紹介するのは上流が流山橋から下流が市川橋まで。

そして「ここ」というピンポイントでなく、「水門」、「橋脚」、「支流との合流部」をねらえばどこでも実績が高いという。

サオをだしやすい釣り場のひとつが里見公園やや上流にある柳原水門。ここには駐車スペースがあり、水門横から河川敷に下りられる。ほかにも多くの水門や橋、支流が注ぎ込むポイントがあるので地図を参考にしてほしい。

 

柳原水門

 

A2

A1

柳原水門から江戸川下流方向の眺め。

この釣り場は近くに無料の駐車場があり、釣り場までアクセスしやすく足場もよい

 

 

 


続いて中川はどうだろう。

キャスティング青戸店勤務の佐々木さんのおすすめは本奥戸橋と新中川通水記念公園周辺だ。

本奥戸橋右岸は「当たれば大型」と言う。川の湾曲部の外側で、流れが非常に速いためブッコミ釣りでは30号程度のオモリが必要になる。新中川通水記念公園は新中川と中川が分岐するポイントでウナギが留まりやすいと考えられる。どちらのポイントも近くにコインパーキングがあるのでアクセスしやすい。

 

A3

中川の流れがあたる新中川通水記念公園周辺は好ポイント

 

 



● 問合先:キャスティング青戸店
(☎︎03・5650・5771)

 


 

 

 

 

荒 川

本流だけでなく支流にもウナギが上る

 

 

ここで紹介するのは埼玉県朝霞市にある秋ヶ瀬取水堰から下流は北千住までの
エリアである。

江戸川に比べても川幅は広大で、右岸左岸とも河川敷には延々とサイクリングロードが続いている。

サオをだせるポイントは実に多いのだが、ウナギポイントの目安とすべきは、やはり水門や橋脚周り。流れに変化のある場所である。

北区赤羽にある旧岩淵水門の離れ島や、今号32ページで大川雅治さんが
見事なウナギを釣りあげた江北橋は超実績ポイントである。

 

旧岩淵水門

B2水門の上を渡っていく離れ島は実績の高いポイントだ

 

 

 

江北橋

B1江北橋足立区(右岸)側はガレ場が広がる好釣り場

 

 

 

 

またキャスティング戸田店勤務の齋條さんによれば、荒川に注ぐ新芝川や笹目川、新河岸川といった支流でもよく釣れるそうである。

特に支流との合流点から流れを遡り、1本目の橋周りでの実績が高いという。

前出の大川さんがイチオシポイントに挙げるのが、首都高速5号池袋線より約500m上流側にある消波ブロック帯だ。ここは湾曲部の外側であり、対岸の彩湖からの流れが当たる。川底に変化があってウナギが留まりやすい絶好の釣り場という。

他のポイントよりは多少足場は悪いが、ぜひともねらってみたい。エサはドバミミズが基本だが、夏に多くなるハゼも特エサになる。ハゼを釣ってからウナギブッコミというのも悪くない。

 

● 問合先:キャスティング戸田店
(☎︎048・432・9923)

 

 

 

 

 

多 摩 川

実績釣り場は六郷橋やガス橋周辺!消波ブロック帯も見逃せない

 

 

 

紹介するのは多彩な魚種が泳ぐ多摩川の汽水域エリアである。

上州屋川崎北加瀬店によれば丸子橋のやや上流にある調布取水堰を境に下流のほうがウナギの釣果はよく聞かれるという。

また神奈川県川崎市稲田堤にあるキャスティング稲田堤店によれば六郷橋やガス橋での釣果情報はあっても店舗近くの中流域での釣果情報は皆無とのことである。

情報が入りにくいのもあるのだろうが、やはり潮の影響を受けやすいエリアが有望なのだろう。

実際ブッコミ釣りでスズキやクロダイもヒットする。

 

ガス橋上流

C1ガス橋上流の右岸側はゴロタも入っており、ウナギのエサとなるテナガエビもよく釣れる

 

 

 

六郷橋下流

C2六郷橋下流は消波ブロックだけでなくジャカゴや護岸も絡む

 

 

 

注目すべきは消波ブロック帯である。

水深がありエサが多く集まる。

穴を好むというウナギの性質も相まって一級ポイントになるのである。

 

川崎競馬場練習馬場の対岸と、多摩川緑地野球場の対岸には広範囲に消波ブロックが設置されており期待が持てる。

もちろん他の河川と同じく橋脚周りでも釣果はあがっている。多摩川周辺はコインパーキングも多く、車での釣行にも便利である。

 



● 問合先:
つり具の上州屋川崎北加瀬店
 (☎︎044・599・4730)
キャスティング稲田堤店
 (☎︎044・949・4150)

 

 

 

 

 

相 模 川

ゴロタの周辺や深みにぶっ込め

 

相模川で長年ウナギ釣りを楽しんでいるという上州屋座間店の大石店長によれば、ブッコミ釣りの好ポイントは寒川取水堰から馬入橋周辺までという。

さらに下流でも釣れるが、セイゴやハゼなどエサ取りがうるさいのが難点とのことだ。

 

寒川取水堰下流の神川橋のさらに下流にある右岸側の消波ブロック帯は水深が深くなっており、水門も絡むため好ポイントになる。

 

D1神川橋から下流を見る。左岸のブロック前が好ポイントだ

 

また消波ブロックの切れ目から下流には川底にゴロタが沈んでいるそうで、こうした変化のある川底にウナギが寄り付きやすいそうだ。

右岸からはエントリーしづらいので左岸の河原Ⓐから仕掛けを投げ入れるのがベター。

また馬入橋下流の川幅が広がっている部分Ⓑも大石店長の実績ポイントで、流心方向の深みをねらうとよい。

ちなみにウナギは大潮回りの夕マヅメにねらうのが高実績とのことである。

 

C2馬入橋下流の川幅が大きく変化する場所。大石店長のオススメの釣り場

 

 

 

●問合先:
つり具上州屋座間店
 (☎046・252・9301)
つり具の上州屋平塚八幡店
 (☎0463・24・4821)

 

 

 

 

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