バイブレーション各種　編集部インプレッション17連発　その3（最終回）

外観やスペックだけでは特徴がわかりづらいバイブレーション。ここでは、各メーカーのバイブレーション計17個を集めて、ウエイトを編集部で実測。巻き抵抗やアクションについて実際に巻いてインプレッション。実測＆実巻！

バイブレーション実測＆実巻！

写真と文◎編集部　

この記事は『Basser』2021年12月号の記事を再編集しています

この記事は『Basser』2021年12月号に掲載したものを再編集しています。

TGラトリンジェッター（ノリーズ）音：ゴトゴト♪

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026-4

全長70mm。低く、小さめのゴトゴトサウンド。軽い巻き抵抗で、ウォブリングは弱くタイトなアクション。また、ほかのルアーと同じスピードで巻いてもかなり深く潜った。姿勢は45度に近い前傾姿勢

ワメクシャッド（スプロ）音：ゴトゴト♪

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028-1

全長70mm。深江真一さんプロデュース。ラインアイがふたつついており、基本ワイドアクションだが、後ろのアイに結ぶとさらに大きなワイドアクションに

ジータ（エバーグリーンインターナショナル）音：ジャラジャラ♪

ZETA

030-1

全長73mm。ブラス、グラス、タングステンのそれぞれ異なるラトルの入ったバイブ。ヘッドだけでなくテール側もフラットな珍しい形状をしており、強くワイドにウォブリングする

MSバイブレーションラトル（デプス）音：ジャラジャラ♪

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032-2

全長71mm。泳ぎ出しのレスポンスが非常に速いと感じた。アクションは大きく、平打ちするようなパタパタアクション。巻き抵抗は強めだったが、その割には高速巻きにもやりづらさはなかった

レアリスエイペックスバイブ（DUO）音：サイレント

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034-1

アーロン・マーテンス監修の全長100mmのサイレントバイブレーション。かなりの前傾姿勢で泳いだ。ヘッドから背中にかけて切り立った形状をしており、タイトにアクションする

実際に巻いてみて……

　検証を担当した編集部ツカダです。今回インプレッションしてみて思ったのは、小さめのバイブレーションでも、ルアーによってはワンサイズ大きいものと遜色ないくらいの巻き抵抗があるということ。今回集めたバイブレーションの多くは60mm以上ですが、50mm台のバイブレーションでも、形状によっては強いウォブリングを生むことがわかりました。

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　たとえばバイブレーションX マイクロ（メガバス）。全長52mmですがテールに向けて極端に細くなっており、ボディーの後ろ半分を激しく振るアクションがしっかりと手もとに伝わってきました。引いてみないとわからない部分は多いと感じた次第です。

BENKEI

◎協力弁慶橋ボート場フィッシングエリア

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Basser 2021年12月号
【特集】バイブレーション

特集はバイブレーション。並木敏成さんは、バイブレーションでバイトのきっかけを作る勝負所は「落とし」にあると説きます。また野池でのバイブを得意とする金森隆志さんのキーワードは「魅力的なリフト」。早野剛史さんは、水温15℃を基準とした霞ヶ浦のバイブゲームについて解説。そのほか、編集部員が挑んだ印旛沼バイブ縛り実釣記事や、ラトルサウンドについての名手8名のインタビュー記事などをお届け。現代のタフ化した日本のフィールドだからこそ、バイブレーションにしかできないアプローチが多くあることに気づくでしょう。