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編集部2023年1月28日

【オザリグ】デコを知らない男の変則ダウンショット

ブラックバス Basser バス釣り

亀山湖のローカルアングラー小澤さんは、1年を通してダウンショットリグをメインルアーにバスを釣っている。5~6年前に小澤式ダウンショットリグ「オザリグ」を完成させてからは、ノーフィッシュだった経験はないという。

亀山ダムのスーパーロコが使う、デコ知らずのダウンショットリグをご紹介

まとめ◎編集部

ダウンショットを使いこなす名手の技をご紹介。冬がベストシーズンに変わります!

この記事は『Basser』2023年2月ダウンショット特集号に掲載したものを再編集しています。Basserのバックナンバーは定期購読をお申し込みいただくとデジタル版バックナンバーが4年分以上読み放題! 詳しくはこちらをどうぞ

 

12年前にダウンショットリグに開眼した職人的ロコアングラー

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小澤義一(おざわ・よしかず)

1955年神奈川県出身。25年前から亀山ダムに毎週通っているスーパーロコ。12年前にダウンショットリグに開眼し、ダウンショットリグをオールシーズン投げ通している。小澤式ダウンショットリグは、亀山ダムで「オザリグ」と呼ばれている

オザリグを完成させてからというもの、厳寒期でもデコ知らず

 亀山ダムのローカルアングラー小澤さんは、1年を通してダウンショットリグをメインルアーにバスを釣っている。5~6年前に小澤式ダウンショットリグ「オザリグ」を完成させてからは、ノーフィッシュだった経験はないという。

オザリグ

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(リグ写真上から)

ヤイバ オキアミスイベル #14(ささめ針)

+2.5inレッグワーム(ゲーリーインターナショナル)

+S.S.フック #4(デコイ)

+カミツブシオモリを連結  4~5g

リーダー長:15㎝

メインラインはPEで、ヨリ戻しを介してフロロカーボンのリーダーを結んでいる。仕掛けを組んだリーダーを数個用意しておき、すぐに付け替えられるようにしている。ウエイトの基準は7~8mをねらうときは4g(カミツブシオモリ4個)、それよりも深い場所をねらうときは5g(カミツブシオモリ5個)。カミツブシオモリを縦に連結することによって、カバーに入り込んでしまう面積が少なくなり、根掛かり回避性能を高めている

ozawa-02ワームを水平姿勢に保つために、オフセットフックを外掛け結びで結んでからラインをアイの上から通している

キモは超スローに引くこと

 低水温期になり水温がひと桁台になると、レンジにばらつきがあった魚がボトム付近に溜まるようになるため、ダウンショットリグでねらいやすくなる。大事なのはバスが溜まっている水深を見つけること。その日の当たり水深を見つけることができれば連発が期待できる。12月は7~8m、1月は8~9m、2月は10mの水深がメインになることが多い。深いときは12mまで探る。

 魚探で水深をチェックしながら、立ち木が絡んでいる場所やボトムの地形変化を、ドラッギングによるズル引きで誘う。スピードは超スロー。風が吹いていれば風に船を任せてゆっくりと引き、風がなければエレキのダイヤル1~2で数秒踏んでから止め、その惰性でドラッギングする。風が強いときは、風上に向かってエレキを踏みながら船の速度が超スローになるよう調整する。

 ボトムの枝や石にルアーがスタックしたときも、船をそのままゆっくりと進めるとラインがピンと張って外れることが多い。外れたときのアクションも誘いになる。アタリはサオ先を見ながら取る。ソリッドティップのロッドを使うと厳寒期の微弱なバイトを取りやすい。アタリが出たらサオ先を1mくらいスイープに動かして合わせる。

小澤「ボトムを釣るときは2.5inレッグワームの黒色をメインに使っています。レッグワームの細長くて重たいテールが効いていると感じています。テールはズル引きをしているときにわずかに動いている程度です。でも、この動き過ぎないアクションがちょうどいい。底にべったりと付いている魚は動きすぎるワームを食わないと感じています。黒色を使う理由は、ディープエリアでもシルエットが出てアピールできるカラーだからです」

[使用タックル]

ロッド:ロードランナー ストラクチャーST-620MLS-Ft(ノリーズ)

リール:ツインパワー2500HGS(シマノ)

ライン: PE0.6号+フロロカーボン1.7号

 


 

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