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編集部2022年10月7日

【バサクラ2022】今年度はデジタルウエイイン方式で開催!

ブラックバス Basser バス釣り BasserAllstarClassic2022

出場全選手に審判兼記録員が同船するスタイルを続けてきたBasser Allstar Classic。34回目の2022年大会では資源保護のためデジタルウエイイン方式で開催いたします。

これからもバスフィッシングを続けていくために

 第1回大会(1987年)から「湖上で起こっていたことのすべてを公開する」を理念に掲げ、出場全選手に審判兼記録員が同船するスタイルを続けてきたBasser Allstar Classic。 34回目の2022年大会では資源保護のためデジタルウエイイン方式で開催いたします。

デジタルウエイイン方式採用の意義

 今年のBasser Allstar Classicは、バスの保護を目的として、釣ったバスをボート上で検量し、その場で即リリースするデジタルウエイイン方式で競技を行ないます。

 いままでのBasser Allstar Classicでは、バスを会場に持ち込んで検量するウエイインショーがメインイベントとなっており、2018年大会では2日間で延べ1万5000人の観客にご来場いただくなどご好評をいただいていました。これはブラックバスという魚が、フィールドを擁する地域に多くの人を呼び込める観光資源として機能している証左でもあります。

 一方、近年多くのフィールドでバスを釣るのが難しくなっている現状があります。環境の変化やアングラーの集中などさまざまな要因があるはずですが、トーナメントの影響も無視できません。

 外来生物法を守って釣りを楽しむことを是とする我々バスアングラーが、これからもバスフィッシングを楽しみ地域に貢献していくためには、今フィールドで生きているバスを極力死なせない努力が重要だと考えます。

 そこでBasser Allstar Classicでは、日本のメジャートーナメントで唯一、全選手に審判兼記録員が同船するというフォーマットを活かし、デジタルウエイインへの変革を行ないます。

 勝敗は従来と同じく単日リミット3尾×2日間の合計ウエイトで決定。帰着後には大型ビジョンを用いたステージショーで1日を釣り切った選手たちを迎えます。

 デジタルウエイインであっても公正公平に全力で気持ちよく戦っていただけるトーナメント、そして、会場に魚を持ち込まなくても選手たちに見せ場をつくり、観客に盛り上がっていただけるトーナメントを実現しますので、変わらぬご声援をお願いいたします。

■バサーオールスタークラシックにおけるデジタルウエイインの導入ついて

文◎Basser編集長 佐々木徹

 今年のオールスタークラシックはデジタルウエイインを採用します。釣ったバスを船上でウエイト計測し、プレスアングラーが現認・記録のうえ、その場でリリースする仕組みです。採用の理由はただひとつ。バスに与えるダメージを極力抑えるためです。

 オールスタークラシックの舞台である霞ヶ浦水系は素晴らしいバスフィールドです。ほぼ全域でオカッパリが楽しめ、ボートからはさまざまなカバーや地形変化が僕たちを出迎えてくれます。そして釣り人による湖岸清掃が実現しているフィールドでもあります。間違いなく日本を代表する素晴らしい釣り場です。

 しかし、残念ながら、近年はバスの個体数の減少を多くのアングラーが実感しています。

 この先20年、30年とこの霞ヶ浦水系でバス釣りを楽しむためにはどうするべきか……。

 これからのトーナメントの仕組みを模索する第一歩として今回はデジタルウエイインを採用することにしました。

 これまで、ウエイインショーはオールスタークラシックのボルテージが最高潮に達する場面でした。選手が苦悩と葛藤のすえに釣ってきた1尾をオールスターを愛する大勢の皆様と共有できる、かけがえのない時間です。

 ウエイインショーはオールスターのアイデンティティのひとつでした。

 しかし、現在の状況と向き合ったとき、審判兼記録員であるプレスアングラーの同船があり、競技の公平性を担保できるオールスタークラシックではデジタルウエイインの道を模索するべきという結論に至りました。

 オールスタークラシックに出場する選手は魚のケアに関しても超一流の方ばかりですが、釣った場所と会場が場合によっては遠く、違う水質の場所への移動による魚へのダメージがあることを考慮し、会場での検量は見合わせることとしました。

 ウエイイン自体を否定しているわけではありません。あくまでフィールド状況や競技エリアの広さ、全選手にプレスアングラーの同船があるというオールスターならではの特徴を総合的に考えた結果の判断です。

 まだ模索段階ではありますが、デジタルウエイインは新しいトーナメントの楽しみ方を作り出すことができる可能性を秘めていると考えています。

 帰着後のショーは魚の持ち込みなしで開催します。ビジョン等を使った演出で例年以上に楽しんでいただければと願い準備を進めているところです。どうか、一日を戦い抜いた選手を会場で迎えてください。新しいトーナメントのかたちを目指して開催する34回目のオールスタークラシックを応援していただけると幸いです。

           

Basser Allstar Classic2022開催概要

日時/2022年10月29日(土)・30日(日)

会場/千葉県香取市「水の郷さわら

出場予定選手

青木大介 / 赤羽修弥 / 五十嵐誠
伊藤 巧 / 今江克隆 / 江口俊介
沖田 護 / 奥村和正 / 小野俊郎
河辺裕和 / 菊元俊文 / 小島 貴
小森嗣彦 / 沢村幸弘 / 清水盛三
千葉恒太 / 並木敏成 / 萩原将己
橋本卓哉 / 早野剛史 / 福島 健
藤田京弥 / 三原直之 / 山岡計文
梶原智寛 THE WILD CARD 遠賀川戦ウイナー
江尻悠真 THE WILD CARD 霞ヶ浦戦ウイナー

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