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編集部2022年3月2日

フックチューンアラカルト:松本恵太さんのカバージグチューン

ブラックバス Basser バス釣り

バスの口に最初に触れる部分にもっと気を遣えば、低水温期に価値ある1尾を手にする可能性が上がる。ルアーアクションを変化させるものから、フッキング確率を上げる方法まで、フックにまつわる7つの試みを紹介する。

7人のプロがフックにまつわる効果的なチューンを公開!

この記事は『Basser』2022年3月号チューン特集号に掲載したものを再編集しています。Basserのバックナンバーは定期購読をお申し込みいただくとデジタル版バックナンバーが4年分以上読み放題! 詳しくはこちらをどうぞ

 バスの口に最初に触れる部分にもっと気を遣えば、低水温期に価値ある1尾を手にする可能性が上がる。ルアーアクションを変化させるものから、フッキング確率を上げる方法まで、フックにまつわる7つの試みを紹介する。

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松本恵太(まつもと・けいた)

1986年千葉県出身、在住。メインフィールドは関東のレンタルボートフィールドで、H-1グランプリにも積極的に参戦する。得意な釣りはサイト。

カバージグのフッキング率を最大化

 ハイプレッシャーな関東のリザーバーをホームとする松本恵太さん。低水温期はとくにタフな状況になるフィールドが多いだけに、口を使ってくるバスに対し少しでも可能性を上げるチューンを施していた。
 今回紹介してくれたのはレギュラーサイズのラバージグとスモラバのチューン。カバー周りの釣りが多くなる低水温期のリザーバーにおいて、バスの活性が低くなればなるほど出番が多くなるという。
 ラバージグは大崩落などの規模の大きなカバーに対して使用する。ルアーは、サバイバルジグ1/2oz。施すチューンは3ヵ所だ。
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サバイバルジグ1/2oz(メガバス)
規模の大きなカバーに対して、水面直下1m以内で使うことが多い。スリ抜け性能の高いヘッド形状と、12本の強いブラシガードが特徴


①初期掛かりを重視して、フックをペンチで少し外側に開く「フックを開くときは、左右にズレてしまわないようにすることとあまり開きすぎるとガードの意味がなくなってしまうので注意です。また、フックを伸ばしても貫通させたいので、バーブを半分だけ潰しています」
②ブラシガードの本数を12本↓9本に減らす「サバイバルジグは12本のガードがついていて、かなり強いガード力があります。低活性のバスに対しては少し強すぎるので、本数を減らします。根掛かりのしやすさにもそこまで影響しないと感じています」
③ブラシガードを短くカットする「フックポイントに近いほうをちょっとカットしています。カットする目安は、ガードを曲げたときにフックポイントにちょっと掛かるくらいにします」
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写真上はノーマルのサバイバルジグで、下がガードをカットしたもの。フックポイントへの掛かり具合を見て、ガードをカットする

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ヘッジホッグスモールラバージグ3.5g(メガバス)+ボトルシュリンプ2.4in(メガバス)
規模の小さなカバーに対しては、スモラバでアプローチする。こちらも初期掛かりをよくするためにフックを少し外側に開く。開く角度はラバージグと同様、ガードが届くギリギリのところまで開く。また、アプローチをよりスローにするために、トレーラーを逆付けにセッティングして、フォールスピードを落としているという


 

 

 

 

 

 

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