編集部2021年9月14日

ドランクレイジー上田純也さんが語る、影響を受けたバス釣りルアー

ブラックバス Basser バス釣り

ドランクレイジー製品開発からプロモーション、釣りメディアの演者としても活躍する上田純也さんに、影響を受けたルアーを伺いました。

サスペンドルアーの祖に迫る

 ドランクレイジー製品開発からプロモーション、釣りメディアの演者としても活躍する上田純也さんに、影響を受けたルアーを伺いました。

この記事は「俺たちのヘビロテBASSルアー大全」を再編集しています

 

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上田純也(うえだ・じゅんや)

ドランクレイジーの製品開発からプロモーション、釣りメディアの演者としても目にする機会が多いアングラー。再現性の高い、独自の釣り理論が人気

ドランクレイジー https://dranckrazy.com/

「酔のDRUNK」と「狂のCRAZY」が合わさりできた造語。 この言葉には各地のアングラーがバス釣りやソルトの釣りで酔いしれるほど、また狂うぐらいに愛するルアーを作り、楽しんでほしいという意味が込められている。

こちらの記事は 「俺たちのヘビロテBASSルアー大全」に掲載されています。バスプロ、ルアービルダー、釣具店の方々が自信を持っておすすめするヘビロテルアーを忖度なしで大掲載!!!本当に釣れるルアー教えます↓↓↓

 

 

昔の釣れるルアーは今でも釣れる

「1981年、時代は釣りキチ三平の人気とともに第一次バスフィッシングブームが到来。小学1年生から父親に教えてもらっていた渓流からフナ釣りなどの淡水釣りから、どっぷりとバスフィッシングにハマり、中学生になる頃には学校が始まる前と終わってから、朝夕マヅメをほぼ1年通い続ける狂った釣りキチでしたが、当時の少年達はすべてベイトタックルでファントム派とバンタム派に分かれていました。

 タックルでも一歩先へいきたい僕は三平君や魚紳さんが使っていたABU、アンバサダー5000Cとチャンピオングリップに憧れ、当時の師匠(2人とも天国に召されましたが)毛利さん力丸さんに声をそろえるようにいわれたのが、まだ体のバランスに合っていないと。 そして選んだのがアンバサダー2500CにUFMスーパーパル サーと軽量なレスターファインのグリップ。ラインはナイロンのストレーン8Lb。このタックルが僕のベイトフィネス元祖であり今は自身でプロデュースするスパラキュートにカルカッタコンクエスト50、ポリアミドプラスを巻いた低水温期の右腕ですが、2人の師匠から勧められたライトタックルがルーツとなっています。

 そしてこのタックルを手にしてから一気に上達して、苦手だった晩秋から早春の低水温期、小型ルアーを自在に操れるようになったのでガンガン釣れるようになりました。

 使っていたルアーはパンサーマーチン、ミニファットラップ、CDー5、いちばん小さいソナー、ウルトラソニックなどの豆粒ルアーを操れるようになり一気に進歩しました。

 そしてこのタックルで最も衝撃的で仲間たちより圧倒的に釣れたルアーと出逢います。当時のルアーは、ほとんどがアメリカ製。そのアメリカでもまだまだ進歩の過程で、まずブームが来たのはリアルプリント。へドンにボーマー、ストライクキング、 あの名作バイブレーションのラトルLトラップもこの頃からリ アルプリントで衝撃でしたが⋮⋮なかでも斬新なリアルプリントで生きているようなフロッグやクローフィシュ、そしてコバッチそのままのようなベビーバスをプリントしていたのがレーベルでした。

 しかもレーベルはラパラやバグリーにくらべ少し安い。スィンフィンとレーベルは当時1000円を切る価格でした。

 そんなレーベルから世界初の機能を備えたルアーがデビュー!浮かず沈まず、水中で止まるルアー! 世界初のサスペンドルアー! それがサスペンドRでした。この機能がまさにファーストインパクトでとくに釣りにくい低水温期に驚愕の釣果をもたらしてくれました。今思えばシャッドの元祖。ラパラのシャッドラップやバグリーのスモールフライシャッドも衝撃的なシャッドの元祖といえますが、サスペンドという機能を搭載したこのルアーはクランクベイトですがシャッドの元祖といえるかもしれません。

 欠点は小粒ゆえに軽く少し投げにくい。しかし元祖ベイトフィネスタックルを手にしていた僕には3・5gのパンサーマーチンをも操っていたのでベストバランスでした。アクションは ローリング主体の少し弱い動きでしたが少しスレはじめた野池、低水温期でクリアアップしたフィールドで無類の強さを発揮して、大人のアングラーがびっくりするぐらい釣りまくりました。残念ながら後期は素材が変更するタイミングで(ほかのメーカーも同じく)水押しが弱くなり、初期型のように釣れなくなりましたが今でも初期型は全カラーコンプリートして大事に保管している思い出のルアーです。ファーストインパクトの衝撃とタックルバランスの重要性を教えてくれた、僕が驚愕した最初のルアー、それがレーベルのサスペンドRです」

レーベル/サスペンドR
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サスペンドという概念を普及させた立役者的ルアー のひとつ。ベイトフィネスタックルの普及により、再評価されつつある

 

 

 

 

 

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