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編集部2021年9月18日

RYUGI(リューギ) 宇田智さんが語る、影響を受けたバス釣りルアー

ブラックバス Basser バス釣り

 RYUGIプロダクトディレクターの宇田さんに、影響を受けたルアーを伺いました。

ロングワームの寄せる力と食わせる力

 RYUGIプロダクトディレクターの宇田さんに、影響を受けたルアーを伺いました。

この記事は「俺たちのヘビロテBASSルアー大全」を再編集しています

 

longworm

宇田 智(うだ・さとし)

2010年にRYUGIブランドを旗揚げし、ピアスフック、フォグショット、インフィニなどを次々とリリース。 池原・七色ダムに通い、よりよい製品の研究・開発に励んでいる

RYUGI(リューギ) https://ryugi.jp/

 

こちらの記事は 「俺たちのヘビロテBASSルアー大全」に掲載されています。バスプロ、ルアービルダー、釣具店の方々が自信を持っておすすめするヘビロテルアーを忖度なしで大掲載!!!本当に釣れるルアー教えます↓↓↓

 

 

ロングワームの釣りに開眼したきっかけ

 僕がロングワームを使うようになったのは、津風呂湖のロコアングラーの玉置さんに教えてもらったのが最初です。ボートで一緒に釣りをしていて、最初はビフテキ(ビーフリーテキサス)リグでした。

 その時は玉置さんがアベンタクローラーを使っていて、水深6mのポイントでバスが浮いてきたんです。そのバスはアベンタにアタックせずに帰って行ったんですが、その時に玉置さんが「あのバスは深いところから追ってきたから、ロングワームで食うで」って謎の発言をされたんです。

 僕は半信半疑ながらも玉置さんのいうとおりにロングワームを岸に投げて、4mから6mラインへとボトムを取りながら探っていると、言葉どおりにバスが食ってきたんです。残念ながらこの時のバイトはすっぽ抜けてしまったんですが、本当に食った! と驚いたのをよく覚えています。

 次に場所を移動して「ここ、見えてるから釣ってみて」と言われて、またロングワームを使ったら49㎝のバスが釣れたんです。うわー、食った! と思いましたね。それまで自分の引き出しになかった釣り方だったので、本当に驚きました。

 その後はあまり結果が出なかったんですが、とある日に12mくらいのディープにバスのスクールが魚探に映って、思い出したようにロングワームのビフテキでねらいました。玉置さんに教わったのは、キャストして沈めたあとにロングワームをわりと激しくシェイクさせる釣り方(ミノストっぽい動かし方)でしたが、この時は沈めたあとにドラッギングさせつつ、軽くシェイクさせました。するとスクールの中の1尾が食ってきて、キャッチしたら60㎝アップでした。この魚を釣ってから、本格的にロングワームの魅力にハマりました。

 また別の日に、釣友とそれぞれのボートで津風呂湖に浮いていたんです。ポイントはちょうど屋敷跡で、友人と僕は石垣の対角線上にいました。友人はライトリグで反対側から石垣を攻めていて、僕はロングワームで手前の石垣から順に探っていきました。当然ながら石垣の角まできたらすれ違いますよね。お互い「釣れた?」、「あかんわー」みたいな会話をして、お互いが釣った場所を攻めていくと、さっきライトリグを入れていた場所で50㎝アップが食ってきた! みたいな経験がありました。

 偶然かもしれませんが、ライトリグでは獲れない魚を反応させる何かがあるんじゃないかと思うようになりました。ある時は立木がらみのポイントで試したり、中層を泳がせてみたり、何度も試すうちにそこそこ実績が伴うようになってきたんです。これは絶対に何かあると確信しました。現時点での僕の考えになりますが、ロングワームは見つけやすくて食べやすいんじゃないでしょうか。13inのワームで30㎝前後のバスを釣ったこともあるので、ボリューム的には問題なく食べられるんだと思います。

 一方で長いからバスにすれば気づきやすい。サイトでねらっていると離れたところから飛んでくることもあります。ビッグベイト並みとまではいえませんが、魚に対するアピール力はかなり高いです。ある意味でアラバマリグのようなものなのかもしれません。アラバマも気づかせる力はビッグベイトと同等かそれ以上、でも近づいてみるとビッグベイトほどのボリューム感がないから、バスからすれば食いやすい。魚を寄せる力と食わせる力の両方を備えているんでしょうね。

 

ボレアス/アノストレート13in


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宇田さんが絶対の信頼を置くロングワーム。細身で扁平形状のボディーが水を受けやすい。寄せる力と食わせる力が絶妙にバランスしている。

「水深にもよりますが、12mくらいならシンカーは14g、フックはダブルエッジの#4/0を使っています。主にドラッギングでラインを30~35m出して釣るので、細軸で刺さりがいいもののほうがオススメです」

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「5月末~9月まではノーシンカーワッキーで使います。これはJBトップ50の三原プロの釣り方を見て覚えました。表層ピクピクも同じです。アノストは素材に強度があるのでカバーに入れても千切れにくいのがいいですね。スピニングタックルでラインはPE1.5号、リーダーはフロロ16Lb、フックはヘビーガードタリズマン#2/0を使っています」

 

 

 

 

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