生命感をアップさせるためのひと工夫 バス釣りの専門誌バサーが、バス釣りのテクニックから道具、試合の最新情報、初心者のバス釣り入門までバスフィッシングのすべてを公開しています。
生命感をアップさせるためのひと工夫
siteB担当アライ=写真と文
皆さんこんにちは。siteB担当のアライです。秋といえばスピナーベイトの季節ですね。そういえば最近、釣れるスピナーベイトの要素として「スカートのフレア感」に言及している記事をよく見る気がします。たしかにスカートがきれいに広がって、リトリーブの微妙な緩急にあわせてすぼんだり広がったりすると生命感がアップして釣れそうです。スカートをきれいにフレアさせるために工夫が凝らされたスピナーベイトも多く販売されています。これはスティーズスピナーベイトのヘッド部分。大きく張り出したリブがスカートを押し広げています
ただ、そういった設計になっていないスピナーベイトにも優れた製品は数多くあります。そういうスピナーベイトもスカートホワホワにしたらもっと釣れちゃうんじゃね?って思っちゃいますよね。
今回は私が実践しているスカートホワホワ化の方法を紹介します。みんなでLet’sホワホワ!
ホワホワ化手順
▼まずスカートを脱がせます
▼次にタイイング用のステンレスワイヤーを使ってティッシュペーパーをヘッドにタイイングします
普通に2回巻き付けてからネジネジすればOKです
▼そのティッシュをちぎります
いったいなんのためにそんなことを? ホワイホワイ? って皆さん思っていることでしょう汗
▼こうするとブカブカの状態のステンレス輪っかが残ります
▼輪っかの前側でスカートをタイイングします
ワイヤーは2回巻き付けてネジネジすればOKです。ちなみに、写真くらいまでワイヤーを絞り込んだ状態で、偏りがないようスカートの配置を調整するのが(スピナーベイトに限らず)タイイングするコツです
▼ワイヤーをネジネジして締め付けていくと……後ろ向きのスカートがさっきの輪っかに押し付けられて外側に広がるようになります!
ね?
▼完成です!
下のノーマル状態よりもホワホワにできたと思います! これでみんなもエブリディホワホワ!
ノーマル状態
さて、ここまでアライ式ホワホワ化手順を紹介してきましたが、実はもっと簡単な方法をBasser No.317のスピナーベイト特集号(2018年5月号)で津輕辰彦さんが紹介してくれているのを見つけました。ぜひ皆さんも試してみてください汗!
◆津輕辰彦さんによるスピナーベイト解説が読めるブログも必見!
・https://garutsu.pro/
★ただいまBasserを定期購読していただくとデジタル版のバックナンバー4年分以上が実質無料で読み放題になります! また、Basserオールスタークラシック2019チャリティービンゴ大会のビンゴカード優先購入権プレゼントキャンペーンも実施中です。この機会にぜひチェックしてください
表紙をクリックすると試し読みができます
11th オカッパリオールスターザ・チャンピオンシップ
過去4年間の「オカッパリオールスター・ザ・キャノンボール」の勝者である川村光大郎さん(2015年)、山木一人さん(2016年)、松下雅幸さん(2017年)、早野剛史さん(2018年)を招いてチャンピオンシップを開催。その模様をレポートしています。
競技エリアは広大! 東は霞ヶ浦水系、西は富士五湖や芦ノ湖という12のフィールドが設定されており、2日間の競技で選手はこれらのなかから2ヵ所以上のフィールドで釣果をあげなければならいというルール(いわゆるキャノンボール・フォーマット)。
4人のテクニックや、喜怒哀楽、まさかのハプニングなども見ものですが、「限られた時間内で、最大の釣果を上げるためには、どのようなフィールドをどのタイミングで、どのように釣ればいいのか」また「手堅い釣りをしたいとき、リスクを取ってでもデカいバスをねらいたいときはどうするのか」といった各選手のねらいと動き方にも注目です。私たちが週末の釣行で「どのフィールドに行こうかな? 何をしようかな?」ということを考えるうえで、4選手の考えは大きなヒントになるはずです。
もちろん、国内外のトーナメントレポートも充実しています。日本ではJB TOP50やW.B.S.、TBC、H-1グランプリなどがシリーズの折り返し点~終盤に差し掛かってますます盛り上がってきました。海の向こうに目を向ければ、大注目のB.A.S.S.セントラルオープン最終戦(速報)や、B.A.S.S.エリートシリーズとBPTのレポート(詳報)など、アメリカのトーナメント事情も網羅。『Basser』だけの内容が濃く詰まった一冊になっています。
2019/10/3