編集部2019年5月13日

2万円で始める休日の釣り。管理釣り場のトラウトに挑戦! :後編

河川・湖の釣り ニジマス 魚種別釣りガイド

「釣りって、どれくらいの予算で始められますか?」 興味のある友人や職場の仲間に、そんな質問を受けたことはないだろうか? 「ずばり、2万円が1つの区切りになると感じています」というのは、海川とわず、日頃からライトルアーの釣りを愛好し、トラウトの管理釣り場のスタッフ経験もある井上尚之さん。 後編ではビギナーの釣りデビューをサポートする人へのアドバイスを紹介。

初心者を釣りデビューさせたい人へ

写真・文◎井上尚之


「釣りって、どれくらいの予算で始められますか?」
興味のある友人や職場の仲間に、そんな質問を受けたことはないだろうか?
「ずばり、2万円が1つの区切りになると感じています」というのは、海川とわず、日頃からライトルアーの釣りを愛好し、トラウトの管理釣り場のスタッフ経験もある井上尚之さん。
後編ではビギナーの釣りデビューをサポートする人へのアドバイスを紹介。


◆前編「初心者OLふたりのマイタックルデビューをサポートしてみたレポート」はこちら

基本はしっかり、でも教えすぎず


 ここでは、初心者に自力で魚を釣ってもらうために、ガイドする側も意識しておくとよい点をいくつかまとめてみたい。

 まずは基本をしっかり覚えてもらうことだ。たとえば利き手でロッドを持って、反対の手でリールを巻くということ。そんなビギナーにとっての「どうすればいい?」を、経験のある人ほど伝え忘れてしまう場合がよくある。

 ルアーフィッシングそのものが初心者という場合、最初は器用な利き手で投げて、リールも利き手で巻きたくなってしまう人がいる。すると、持ち替える時のタイムラグがのちのち渓流や海でも釣りをしようという時に必ずネックになる。持ち替えているうちにラインがたるんで根掛かりしたり、風に流されてしまうのだ。これは一度癖になってしまうとなかなか改善できなくなるので注意して見てあげたい。

 あとは、管理釣り場のルアーフィッシングであれば、キャスティングさえできれば、釣り方はゆっくり一定のスピードでリールを巻くだけだ。その後のことは「釣れたらロッドを上にあげながら少し早く巻いてね」。これでよい。

 どちらかというと、最初は投げる・巻く・釣りあげるの3つの動作だけ、基本に忠実かつシンプルに教えるほうがよい。親切心でいろいろなことを伝えてあげたくなってしまうが、ここはぐっと我慢して見守ってあげるほうがよい。

 なお、道具の準備の際、リールのドラグ設定だけは、ロッドが限界間際まで曲がった際にジーッとラインが出るように調整してあげたい。大ものが掛かった時やルアーを引っ掛けた際、買ったばかりのロッドが折れてしまわないようにしておく。

12-7113FB1C-F556-47F6-9CA6-C9444DE8E5C7 山梨県大月市にある「奈良子釣りセンター(℡0554・24・7636/山梨県大月市七保町奈良子10番地)」に挑戦。中央道大月ICから車で約20分。釣り入門者にはちょっとした水辺も新鮮

13-1-64A37D3A-CD93-408E-900B-FAA15D65C0DB かなこさんはずっしりと重い大型ニジマスをキャッチ

14-94EED79E-A517-4C78-B2B2-F52B454AEF3F ふーこさんもポンドでのヤマメを始めたくさんの魚の引きを味わった

 釣りを終えた2人は、「自分の道具がなにより可愛くて気持ちが高まりました。最初の1ピキはなかなか時間がかかったけど、釣れた時は感動しました。そのあとに釣れた50cmのニジマスは、経験したことのない引き!重みが面白かった~。これからは自然の川でヤマメを釣ってみたい。海でイカやシマアジも釣ってみたいです(かなこ)」「やっぱり自分の道具は毎晩一緒に寝たくなるほど可愛いです。そしてロッドは魚を釣るとよくしなる! ルアーもかわいいものがたくさん売られていて、化粧品を買うようについたくさん選んでしまいました。今後は渓流釣りにも行ってみたいし、海でイカやクロダイを釣ってみたいです(ふーこ)」と大満足。今回のプランを参考に、ぜひ多くの釣り人に、誰かの釣り体験をサポートしてみてほしい。

15-38D7146B-A565-4F2C-830B-0BD515BF2FE6 釣った魚を塩焼きにしてもらえばさらに楽しい一日に


この記事はつり人2019年3月号でも読むことができます



 

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特集は「渓流 小川 堤防 地磯 ゴロタ浜 とびきりのポイント見つけよう! 穴場探釣」。まもなくゴールデンウイーク。夢の10連休という人も、多少は休めそうという人も、次の休日は、新しい釣り場に足を向けてはいかがだろう。川も海も、季節がよくなり、人出も増える季節。その中でも、視点を少し変えたり、歩く労力をいとわなければ、理想的といえる釣り場は、意外なほど身近にある。巻頭の舞台は東京都の奥多摩、小川谷、大丹波川。ゴールデンウイークでも、都心部から渋滞を気にせず行けるこのエリアには、きれいなヤマメやイワナが棲む支流が数多くある。そのほか、伊豆、三浦の穴場攻略、真鶴の空撮ガイドなど充実の内容でお届け。






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2019/5/13

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    この夏も本当に暑かった。でも、ほっとひと息つく前に、ゼッタイ出かけたい釣りがある。秋の産卵を前に、エサを積極的に追いかける山の大イワナ。ずっしりとした体躯に育ち、強烈なアタリで目印を吹き飛ばすアユ。どちらも今シーズンのフィナーレを飾るには、まだもう少し猶予がある。 涼しくて魚が大きい今の季節は、誰もが思わぬ良型と出会えるチャンス。経験豊富な釣り人も、あるいはビギナーも、今こそ川をめざそう!