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編集部2022年8月2日

アジングロッドのほんとうの「コスパ」をオリムピック・コルトシリーズは教えてくれる【PR】

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アジングロッドを選ぶとき、多くの人が重視するのが「軽さ」と「感度」だ。同じお金を払うなら、このふたつがいちばん優れたモデルがほしいというのが人情というもの。アジングというジャンルが確立してからおよそ15年が経つが、オリムピックの名竿「コルト」シリーズは、常にこのニーズに向き合い進歩を重ねてきた。ほんとうのコスパとは何か、コルトシリーズの歴史とともに見ていこう。

予算のなかでいちばん軽くて感度のいい竿がほしい! を叶えるメイド・イン・ジャパンの強みとは

【PRESENTED BY OLYMPIC】つり人オンライン=まとめ

 アジングロッドを選ぶとき、多くの人が重視するのが「軽さ」と「感度」だ。同じお金を払うなら、このふたつがいちばん優れたモデルがほしいというのが人情というもの。アジングというジャンルが確立してからおよそ15年が経つが、オリムピックの名竿「コルト」シリーズは、常にこのニーズに向き合い進歩を重ねてきた。ほんとうのコスパとは何か、コルトシリーズの歴史とともに見ていこう。

アジングロッドに求められる「軽さ」と「感度」

 まず、ビギナーもこの記事を読んでくれていることを想定して、アジングロッドに軽さと感度が必要とされる理由をおさらいしておきたい。

 感度は、アジのアタリをより分かりやすく手元まで伝えてくれるというメリットがイメージしやすい。口が柔らかく、ファイト中にバレやすいのがアジの特徴だが、アジがルアーを吸い込んだ瞬間を察知して、的確にアワせることができれば、口の上の硬い部分にハリを掛けられる。

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 アワセのときだけではなく、ルアーを適切に操作してバイトを引き出すまでにも感度は重要だ。

 ときには1gを切るウエイトのジグヘッドリグが使われる世界。そのリグをアジのいる水深まで送り届けるには、水中のリグの状態、つまりフォールしているのか、潮に流されているのかなど……を、アングラーは掴んでいなければならない。それができているかどうかで、釣果に雲泥の差がついてしまうこともあるのだ。

 軽さは感度と深い関係がある。一般的に、軽い釣り竿ほど感度がよい傾向があるからだ。指でつまんだスプーンに水滴を垂らすのを想像してみよう。鉄のスプーンよりプラスチック製のスプーンのほうが、水滴がぶつかった衝撃をよく感じられるはずだ。そして、軽さ(竿の自重)は数字で表わせるので、感度がよいロッドのバロメーターとして重視されるわけである。

 アジングロッドはほかの釣りと比べて感度と軽さがよりシビアに求められていると言えるだろう。そして、2008年の登場以来、そのニーズに真摯に向き合い、どの価格帯でもワンランク上のスペックを実現してきたのが「コルト」の名を冠したオリムピックのアジングロッドシリーズである。

アジングの歴史とコルトの歴史

 オリムピックは国内の自社工場でブランクの開発・製造・組み立てまでを行なえるロッドメーカーだ。今では製造拠点を海外に移すメーカーも多いなか、国内製造にこだわり、他社からのOEMも多く請け負っている。

◆株式会社オリムピック和歌山工場でのロッド製造のようす

 

 そのオリムピックが、初めてアジング専用をうたうライトゲームロッドとして世に送り出したのが、2008年発売の「フィネッツァ・コルト」だった。

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「フィネッツァ・コルト」が発売された2008年当時のカタログ

 ここで少し、アジングの歴史を振り返っておこう。

 00年代半ばと言えば、「ライトソルトゲーム」としてメバル、カサゴとアジもひとくくりにされていて、一部のアングラーがアジを専門にねらうメソッドを開拓していた時代である。

 そこからアジングという独立したジャンルとしての認知が進んでいったのが00年代後半。10年代になるとフロートリグを使った遠投メソッドや、ルアーフィッシング用のエステルラインなどが登場。メソッドが多様化していった。……と、簡単に言えばこんな流れでアジングは発展してきた。

 ライトゲームのなかからアジングというジャンルが分岐したように、「フィネッツァ・コルト」も同社のライトゲームロッド「フィネッツァ」シリーズのアジング専用モデルという位置づけだった。

 当時はオリムピックを含め、どの釣り具メーカーもアジングというジャンルが将来成長していくのか、投資に値するのか、見極めがつかずにいたタイミングで、メソッドも確立されていなかったゆえに設計も手探りだったという。

 だが、ユーザーのニーズを分析してみると、乗せ調子が好まれるメバルロッドに対して、感度と操作性に優れるハリのある調子がアジングには向いているということがおぼろげに見えていたことから、「フィネッツァ・コルト」もハリのある使用感を重視

 発売当初からメバルロッドとは差別化された「フィネッツァ・コルト」は、作り手の予想を超える反響を得て、その後の「コルト・プロトタイプ」(2011年発売)、「スーパーコルト・エサゴナーレ」(2012年発売)へと続くコルトシリーズの道筋を切り拓いた。

 ライトゲームロッドの主流の長さが7ft台だったこのころ、すでに6ft台前半のショートロッドをラインナップしていることにも注目したい。短いロッドはその分感度を上げやすいことから、遠投モデル以外のアジングロッドはショート化していくことになるが、そのトレンドを先取りしていたといえる。

 初めて5ft台のモデルが加わったのは2013年発売の「13コルト」から。この年には価格を抑えた海外生産の「コルトEX」シリーズも登場した。

 そして2015年、オリムピックのアジングロッドを一躍有名にした記念碑的なシリーズが登場する。「ヌーボコルト・プロトタイプ」がそれだ。エステルラインやフロートリグなどに代表されるように、より成熟したメソッドのためのアイテムを多くのアングラーが使い込み、ロッドに対してもユーザーの評価がシビアになっていったタイミング。

 当時は釣りをやり込んだブロガーによる情報発信が盛んになっていた。既存の釣りメディアや契約スタッフと違い、メーカーに忖度する必要のない彼らの正直なインプレッションは、信頼できる口コミとして大きな影響力があった。

 そんなブロガーに高く評価されたのが「ヌーボコルト・プロトタイプ」だった。

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 現在でも「ヌーボコルト インプレ」などの単語で検索すると当時のブログがヒットするが、「想像以上の感度」「期待以上」などと性能に驚きを露わにした声が目立つ。なかには「量産品のアジングロッドの中ではトップクラスの感度」と絶賛するコメントも見受けられた。

 シリーズ立ち上げ当初から開発を担当するオリムピックの友金清一さんはこう話す。「物の本質を見極めて正当に評価していただいたことで、『アジングにはオリムピック』と市場の認知度が高まり手ごたえを感じたモデルがヌーボコルト・プロトタイプでした」

 日々進歩するアジングのメソッドに真摯に向き合い、ニーズに的確にこたえる製品を送り出してきたオリムピックのロッドが好意的に認知されたのは必然と言えるだろう。

現在のオリムピックのアジングロッドのラインナップは以下のとおり。

エントリー価格帯:「コルトUX」2020年

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コルトUX

 

ミドルレンジ価格帯:「コルト」2018年
          「コルト」2021年

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コルト

 

ハイエンド価格帯:「ヌーボコルト・プロトタイプ」2015年
         「コルト・プロトタイプ」2021年

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コルト・プロトタイプ

 

プレミア価格帯 :「スーパーコルト」2017年 
         「スーパーコルトAT」2019年 

ワンランク上の性能を実現するテクノロジー

 アジングのコルトシリーズに限らず、オリムピックのロッドの愛用者はブランドイメージよりも実際に釣りをする上での性能を重視するアングラーが多いようだ。どのモデルも性能面で価格帯以上の満足感をユーザーが感じているのがその理由だろう。

 ここからは、コルトシリーズがどのようにワンランク上の性能を実現しているのかを前述の友金清一さんに教えてもらおう。

 人件費が抑えられる外国生産ではなく、国内自社工場だからこその強みとは? 

以下、友金さんの解説。

<ライバル社製品を徹底調査>

 弊社でロッドを企画する際は、価格帯ごとのマーケティング調査を必ず行ないます。市場で販売されている競合製品のスペック等をすべてチェックします。釣り人の皆さんがロッドを選ぶときは、予算に応じた価格帯の製品のなかから、よりよい性能のものや、ご自身の求めるスペックのモデルを選ぶと思います。

 ですので、ユーザー目線で他社の製品と比較してみたときに、弊社の技術で優位性を出せる製品を考えるところから企画が始まります。

<強度と軽さのバランスをギリギリまで追求>

◆オリンピックの徹底した強度テストのようすを動画で見ることができる

 

 近年は感度の良さを煮詰めていく過程で、軽量化競争により拍車がかかってきています。長さにもよりますが、現在では自重50gを切るモデルがラインナップに加わるシリーズもあります。(※例:21コルト・GCORS-592XUL-Sなど)

 ガイドの種類やグリップ周りのパーツ構成を工夫して自重を抑える方法もありますが、ブランクメーカーの弊社としては、ブランクの設計で本質的な軽量化を図っていくことができます。釣り人に安心してお使いいただける強度を守りながら、いかに軽量化していくのかが勝負です。

 机上の数値だけで設計しているとマージンの分だけぜい肉がついたロッドになってしまうこともありますが、弊社では強度テストで試作品を折る回数ではどこにも負けないと自負しています。ワンモデルで20本近くを試すケースもあります。

 実際に強度テストを繰り返していくことで軽量化できる限界がわかり、実用強度を備えながら軽量なロッドに仕上げることができます。試作する回数を惜しまない開発ができるのは国内に工場をもっている弊社の強みです。仮に海外の工場で同じ回数の試作品をお願いしなければならないとなると、開発費用が大きくかさんでしまいます。

  

<先端技術で極限の高性能化:ハイグレード素材とオートクレーブ製法>

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ハイグレードなカーボン素材の強みを活かしきる国内自社工場の生産体制

 より高価格帯のモデルでは、積極的にハイグレードな素材やテクノロジーを採用して性能を底上げしています。

 カーボン素材では、繊維自体が高強度・高弾性の「トレカ®T1100G」、繊維強度と弾性率の両方が極限まで追求された「トレカ®M40X」は、どちらもブランクスの軽量化に大きく貢献するハイグレード素材です。

 2019年発売の「スーパーコルトAT」には、「オートクレーブ製法」という東レ・カーボンマジック(株)と共同開発した加工技術を使用しています。ブランクはシート状のカーボン素材をマンドレルという芯棒に巻き付けて筒状にして、それを焼成炉で焼き固めて製造します。巻きつけられたカーボンシートの隙間に混入した気泡はボイドと呼ばれ強度低下の原因になりますが、ある程度は避けられないので通常はその分のマージンを取った設計を行ないます。「オートクレーブ製法」は焼成の過程で、特殊な設備を使い、炉を真空状態にしたのちさらに加圧することでボイドを排除する成形方法で、ギリギリまでマージンを削った設計が可能になりました

「スーパーコルトAT」は他のフラッグシップと比べても高額な値段を付けさせていただいていますが、極限ともいえる性能を求めているお客様から「使ってみたい」「どこで買えるの」といったお問い合わせを多くいただいていると聞いています。

 

 

 ここまで、アジングの歴史を振り返りつつ、コルトシリーズの開発姿勢やテクノロジーを紹介してきた。コスパのいい製品というと、人件費の安い海外工場で生産されていたり、パーツ類の仕入れ価格を抑えられる大量生産品を思い浮かべる人も多いのではないだろうか。それも間違いではないが、国内の生産態勢を活かして、ユーザーが求める性能をギリギリまで追求するからこそ、価格以上の性能を備えた製品を送り出せるという面もある。そのことをオリムピックは教えてくれる。


\オリムピック注目アジングロッド/

コルトUX

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「コルトUX」は一万円台前半の価格帯の、コストパフォーマンスに優れたロッドシリーズです。国内の工場でブランクを製造しその品質に高い評価を受けるオリムピックがノウハウのすべてを注入し、高級機種に匹敵する超軽量かつ高感度な性能を実現しています。近距離のジグ単モデルからロングキャスト専用のパワーモデルまで7機種をラインナップ。用途に応じた使い分けも行ないやすいです。

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