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編集部2023年9月25日

プロが選ぶ偏光サングラス|エギング界のカリスマが実感した“アイウェア”の価値

アオリイカ 魚種別釣りガイド TALEX

長年にわたりエギングの楽しさをメディアで紹介し、卓越した技術と釣果で「エギング界のカリスマ」「最強のサンデーアングラー」などの異名を持つ山田ヒロヒトさんが愛用するTALEXの偏光サングラス。その有効性を聞くインタビュー。

TALEX, the way I am.「見え方の質」を常に追求し、創業85周年を迎える偏光レンズの専門メーカーTALEX。同社のレンズを長く愛用する各ジャンルのプロ&トップアングラーがその理由を語る

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 第5回は、長年にわたりエギングの楽しさをメディアで紹介し、卓越した技術と釣果で「エギング界のカリスマ」「最強のサンデーアングラー」などの異名を持つ山田ヒロヒトさん。

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【山田ヒロヒトさんプロフィール】

1968年生まれ。大阪府出身。エギを潮に乗せて沖を釣る“バックドリフト釣法”など、独自のアプローチも駆使しながら、長年にわたりエギングの楽しさをメディアで紹介する。卓越した技術と釣果で「エギング界のカリスマ」「最強のサンデーアングラー」などの異名を持ち、ファンからはヤマラッピの愛称で親しまれている。離島遠征の魅力も早くから紹介しており、五島列島、甑島、屋久島などへは定期的に釣行している。

本物を通じて知った“アイウェア”の価値

 エギング人気を牽引するアングラーの一人として、テレビ、雑誌、イベントなど、多岐にわたり活躍する山田ヒロヒトさん。多くの釣り場に出かけながら、確かな眼力と技術で良型のアオリイカを手にする実力者は、偏光サングラスについて「なしでは釣りが成立しない、エギングの命といえるアイテム」と断言する。

 山田さんがTALEXの偏光サングラスを本格的に使用するようになったのは、今から20年ほど前。大阪にあるTALEXのショールームを訪れたことがきっかけだった。

「地元にあるし、初めは軽い気持ちで一度行ってみようと思ったんです。そこで今もお世話になっている、同社の薮下剛さんに出会うことになりました。自分はそれまで裸眼視力で2.0の時もあり、眼鏡店のような場所に行く機会がまずなかったんですよ。それでも“アオリイカをエギでねらうのが好きで……”と話をしたら、『それならこういうレンズがいいですね』と熱心にアドバイスをしてくれて。せっかくなので目の状態の検査もしてもらうと、少しだけ乱視が入っていると指摘を受けて、さらにフレームのフィッティングもしてもらったんです。すると結果的に、非常に納得のいく偏光サングラスを作ってもらえました」

「出来上がった偏光サングラスは、指で押さえ直す修正をしなくても、ずっと顔にフィットしてくれる。釣り場までの運転の時からかけていて、釣りを終えたあとになって、“あっ、今日は偏光をかけていたんだな”と気付く時があるくらい自然で違和感がない。釣り中でいえば、乱視を矯正した度つきレンズにしたことで、特に水中の暗い部分を見た時に、中のものを明確に識別できるようになりました。プロに相談して作ってもらうというのはこういうことなのかと、自分の中ではっきりと偏光サングラスに対する認識が変わりましたね」

「それからは、少なくとも1年に1度、ショールームを訪れて新しい偏光サングラスを作っています。釣りはもちろん、それ以外の日常生活でも使うようになったというのもありますし、先ほどの薮下さんと話をしている中で、なるほどと思ったのですが、偏光サングラスは“アイウェア”なんだなと。洋服や靴と同じように、自分を形作るものであって、仮に壊れないからといって、同じものを何年も使うというのではもったいない。おかげで、今では自宅に歴代の偏光サングラスが何個もあります」

「ダイワとTALEXのコラボで作ってもらった『TLX014』にも、そうした“偏光サングラスはアイウェア”という自分の想いを反映させました。日常使いでもかけたくなるデザインにしつつ、釣りの激しい動きにもブレない機能性を持たせています」

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偏光サングラスは「今では自分の顔の一部」と語る山田さん。写真は自身がプロデュースしたダイワ『TLX014』

エギングはサイトフィッシングそのもの

「エギングは、釣りそのものがサイトフィッシングなんです。釣り場に着いたらアオリイカの魚影の有無、海中にあるシモリ、ブレイクライン、底質、さらに潮の動きなどを確認しますが、実際にはそのさらに先の情報が必要になります」

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経験を積んでも変わらない楽しさがエギングの魅力

「それがアオリイカの気配です。エギングって、“んっ?”という違和感にどれだけ気付けるかなんですよ。たとえばフォールするエギに何かが付いてきた気がするとか、一瞬の気配ですね。それが見える人は次の手を考えることができ、逆に見逃した人は、たまたまヒットしたとしても釣り損じてから“イカがいたのか!”と気付くことになる。でもそれでは遅いわけです」

「アオリイカはエギから4~5mの間合いでついてくることもよくあります。そして、1日に3回のチャンスがあったとして、イカが見える人には3回のチャンスがある。どうやってその距離を詰めるか、考えながら釣りをすることができます。でも、何も見えない人には1回もチャンスが来ない。それくらい視覚からの情報が大切で、目で見て把握する要素が多い釣りなんです。それには見たいものがストレスなく見える、信頼のおける偏光サングラスが絶対に欠かせません」

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海中の変化やイカの有無はもちろん、その一歩先の“気配”に気付くのに高性能な偏光サングラスが欠かせない

レンズカラーは「トゥルービュー」を愛用

「レンズカラーについては、私はトゥルービューを基本にしています。1日12時間以上釣ることもざらなので、1つですべての状況をカバーできることはありませんが、トゥルービューの自然な見え方と明るさのバランスは昔から安心感があります。日中の釣りで1つ選ぶなら、やはりトゥルービューですね」

「あとは薄暗い時間帯だったり、雨が降り続く曇天の日には、イーズグリーンです。もともと、黄色っぽいレンズカラーも割と好きで、イーズグリーンは明るさの確保と雑光のカットの度合いがちょうどいいと感じています。エギングでよくある、夕マヅメギリギリまで粘りたいような時もイーズグリーンを選ぶことが多いですね。ただ、色の好みは個人差もあるので、同じ状況でもラスターオレンジのように、赤みのあるレンズカラーのほうが見やすいという人も当然いると思います」

「今は普段使いから偏光サングラスを常用しているので、その時はモアイ系やピース系など、日常生活をベースに雑光を整えてくれるレンズカラーも使っています。そして自分の経験から強く思うのは、ショールームにはぜひ一度行ってみてほしいということですね。プロに相談しながら選ぶことで、偏光サングラスとの付き合い方は間違いなく変わります。自分がまさにそうだったので、そこはぜひお伝えしたいですね」

【TALEXトゥルービューの見え方】

 

【TALEXイーズグリーンの見え方】

 

TALEXレンズカラー解説

トゥルービュー

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エリア・天候・釣種を問わず、裸眼に近い状態で使える全天候型レンズカラーです。一瞬掛けていることを忘れるようなナチュラルな視界は海面の状況の把握及びルアーセレクトなどが、普段と同じ感覚で行うことが可能です。また、急な天候の変化の際に付きものであるわずらわしい掛け替えが不要であることもアングラーにとっては、大きなアドバンテージになるでしょう。

 

イーズ グリーン

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曇天や雨天時、そして早朝などのローライト時においても暗く感じることなく、水面のギラつきをカットします。サングラス特有の暗さを感じるわずらわしさを解き、マズメ時という高活性時に集中力を最大限に引き出します。また、分厚い雲が覆う空であれば日中の使用も問題なく、可視光線透過率40%がもたらす明るい視界でデーゲームを展開することができます。

  

TALEXが優れる理由

「世界唯一・独自開発の雑光カットフィルター」
「全工程自社生産で寸分のひずみもないレンズ」

TALEXレンズ、最大の特徴は独自の雑光カットフィルターによる優れた偏光性能と揺れゆがみのない光学性能にある。雑光カットフィルターとは、紫外線や照り返しによる反射光から有害な光だけを取り除き、目に優しい光だけを透過させる薄い膜のこと。TALEXは0.03mmという世界唯一の極薄フィルターを独自開発しており、さらにそのフィルターをレンズに完全密着させてゆがみなく形成する技術を持つ。そのため長時間の装用でも快適な偏光性能を感じ続けることができる。

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