川も海も湖も、 釣りを始めたいすべての人を応援する総合釣りサイト

野の自然食・山菜図鑑/フキノトウ

北国に春を告げる味わい

写真と文◎浦壮一郎
雪解けを迎えた春の渓。河畔林の足もとや山肌に目を凝らすと、芽吹きを迎えた多くの山菜を見つけられる。なかでも見つけやすく食べやすい、おすすめをピックアップ。

070-075-sansai_cs6 (2) キク科キク亜科フキ属
分布:北海道・本州・四国・九州
生育地:低山帯の田畑付近のあぜ、渓流沿い、陽当たりのよい場所に多い
食べ頃:3~5月(地域や標高による)


 渓流釣り解禁当初の東北や北陸。釣り人は残雪がそこかしこに見られる中でサオをだす。木々の芽吹きはもう少し先。周囲を見上げてもまだ本格的な春を感じることはできないが、同じ頃、足もとでいち早く春の訪れを告げるのがフキノトウだ。 

 雪の多い地域では、残雪の中で淡い黄緑色のつぼみが光る。まだ気温が低い山間部の渓流でも、柔らかなフキノトウが頭を出しているのを見ると、「これから日一日と暖かくなるのだな」と感じさせてくれる。

 味覚に関しても、「フキノトウを食べないと春を迎えた気がしない」という釣り人は多い。ほろ苦い味わいはたくさん食べるようなものではないだろうが、スッと花に通る香りと苦みはくせになる。一般的にはまだつぼみが開いていないものが食べ頃とされるが、開いていても充分に食べられる。

 定番は天ぷら。アク抜きする必要がないので簡単なうえ、ほんのりと残る苦みが美味しい。アク抜きのための下茹でをしたフキノトウは、酢味噌和えやおひたしもいいし、細かく刻んで味噌汁に入れるだけでも春の味わいが楽しめる。

 アク抜きは塩を入れた熱湯で茹でたあと、すぐに冷水にさらすだけ。水を切って冷凍し、使う際に自然解凍させることで長期間その味を楽しむこともできる。

2018/4/5

つり人社の刊行物
渓流 2019 春
渓流 2019 春 本体1,800円+税 A4変型判
2019年の春号では、「源流完全遡行」をテーマに、東大鳥川西ノ俣沢、信州・魚野川の釣行記を掲載。前者は遡行難易度5級の厳しい渓で、後者はナメ滝が連続する美しい流れ。対照的な2河川について、源頭までの遡行をレポートします。 さらに、フェルト派…
つり人社の刊行物
渓流 2019 春
渓流 2019 春 本体1,800円+税 A4変型判
2019年の春号では、「源流完全遡行」をテーマに、東大鳥川西ノ俣沢、信州・魚野川の釣行記を掲載。前者は遡行難易度5級の厳しい渓で、後者はナメ滝が連続する美しい流れ。対照的な2河川について、源頭までの遡行をレポートします。 さらに、フェルト派…

最新号 2019年5月号

特集は『タナゴ マブナ クロダイ ウミタナゴ カレイ……春のワクワク釣り場完全ガイド「堤防・小磯」&「湖沼」』。春タナゴ&乗っ込みマブナ入門、乗っ込みマブナ釣り場、タナゴウキの浮力実験、アジのカゴサビキ釣り入門、アジ釣り場紹介、三浦半島ドローン釣り場……などを掲載。陽光が日ごとまぶしさを増す季節。身近な海や水郷のあぜ道に繰り出せば、きらきらと銀鱗を輝かせる元気な魚たちが、春の目覚めとともに命の躍動を伝えてくれる。家族と、友人と、たっぷり遊んで満ち足りる一日。貴方・貴女の「行きたい!」はどれですか? そのほか、バチ抜けシーバス入門、桂川支流鶴川のヤマメ釣り、渓流ファン5人による解禁レポートなどをお届け。
[ 詳細はこちらから ]

オンライン書店Fujisan.co.jp

つり人最新号を、毎号、発売日当日までにお手元にお届けいたします。 (地域や交通事情によって発売日より遅れて届くことがございます。予めご了承ください。) 送料は全国無料。印刷版、デジタル版共に1冊から定期購読がはじめられます。 店頭で売り切れてしまったり、忙しくて買いそびれる、という心配もありません。
定期購読をお申し込みいただくと、デジタル版の最新号からバックナンバーまで約1年分が無料で読めます。

[ 定期購読はこちらから ]

 

読み込み中