<img height="1" width="1" style="display:none" src="https://www.facebook.com/tr?id=170559842213036&amp;ev=PageView&amp;noscript=1">
編集部2024年6月28日

ヒラメ釣りのジグヘッドリグ『スタビシャッド』と『BUN太スイム』の相性

ヒラメ 釣りの仕掛け集 NorthAnglers

ヒラメ釣りで定番のジグヘッドリグ。その優位性の一つには、バリエーション(組み合わせ)の豊富さが挙げられる。なかでもメジャークラフトの『スタビシャッド』と『BUN太スイム』はベストマッチ。同社の髙谷誠さんに解説いただいた。

ヒラメ釣りで定番のジグヘッドリグ。その優位性の一つには、バリエーション(組み合わせ)の豊富さが挙げられる。なかでもメジャークラフトの『スタビシャッド』と『BUN太スイム』はベストマッチ。同社の髙谷誠さんに解説いただいた。

形状・カラー選択の基本

形状・カラー選択の基本

『スタビシャッド』はファットとスリムの2タイプに、それぞれ3.5インチと4インチの2サイズがラインナップされている。カラーも豊富で、定番(ノーマル)7色に小魚を忠実に模したライブベイトカラーが計5色の12色展開。

その名のとおり胸ビレのスタビライザーが特徴的で、無駄なバタつきを抑えてリアルなアクションを演出する。また、鼻先の誘導穴と背面のスリットによりジグヘッドをまっすぐ刺しやすく、誰でも簡単に装着可能だ。

 

胸ビレのスタビライザーが無駄なバタつきを抑え、リアルなアクションを演出

胸ビレのスタビライザーが無駄なバタつきを抑え、リアルなアクションを演出

 

ファットとスリムは魚の活性に合わせて使い分けるのが基本。前者は幅広のボディーに大きめのシャッドテールが付いている。そのため波動が強く、朝マヅメや高活性時に最適。逆に後者はアクション、波動ともに控えめで、スレたターゲットに効果を発揮する。

 

ファット4インチ・ライブイワシ(ライブベイトカラー)

ファット4インチ・ライブイワシ(ライブベイトカラー)

 

スリム3.5インチ・チャートシルバー(ノーマルカラー)

スリム3.5インチ・チャートシルバー(ノーマルカラー)

 

 

ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT

 

ADVERTISEMENT

 

カラーローテーション

【朝・夕マヅメ】/目立って存在が見つかりやすいレッドゴールドやオレンジゴールド、グロー(夜光)など

【昼間(明るい時間帯)】/潮になじむブルーシルバーやクリア、またはライブベイトカラー各種。とくに昼間や光量が多いときは、よりナチュラルなカラーがおすすめ。

【濁り潮】/チャートシルバーが筆頭格。そのほかにレッドゴールドもよい。

 

なお総じてオールマイティーに使えるのはブラック・ゴールド。

 

 

最適なジグヘッド

BUN太スイム

刺さり重視の日本製フックを採用した『BUN太スイム』は、『スタビシャッド』に組み合わせるジグヘッドとして最適。低重心設計で、ワームが持つ本来のアクションを最大限に引き出してくれる。また、アイが比較的後方に付いており、水深のあるポイントでもボトム付近をしっかりとトレースできる。さらにヘッド下部にもアイを搭載しているため、状況に応じてアシストフックなどの装着が可能。ちなみに30~40gにはトレブルフックが標準装備されている。

ウエイト選択の基準としては、スレた魚に対してやさしく誘いたいときや近距離、または波が穏やかなら5~14g。20gと25gは波のあるサーフがおすすめで、速い潮流や強風にも負けない。そしてドン深サーフや足場の高い磯場では30~40g。前述のとおり、やや後方に付いたアイのおかげで浮き上がりが抑えられ、ボトムにいるターゲットにアプローチしやすい。

ヘッド下部のアイ(アシスト・アイ)にブレードをつけるのも◎。アピール力が高まるため、食い気のあるターゲットに有効だ。

 

30~40gにはトレブルフックが標準装備されている

30~40gにはトレブルフックが標準装備されている

 

 

ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT

 

ADVERTISEMENT

 

北海道のヒラメ釣り

じつは私の場合、普段サーフでヒラメをねらう際は『浜王』シリーズを多用している。一方、軽量のジグヘッドを使いたくなるような浅いポイントや、近距離を攻略したいときは『スタビシャッド』+『BUN太スイム』の組み合わせを選ぶ。また、形状的にフックポイントが上を向いているという点で、根が絡むような釣り場での使用頻度も高い。

『スタビシャッド』と『BUN太スイム』は、ワームの形状・サイズおよびヘッドの重さによる組み合わせの幅が広く、さまざまな状況に対応できる。基本的にファットタイプには重めのヘッドを、スリムタイプには軽量のヘッドを合わせる。とはいえその反対のセッティングでも全く問題ない。たとえば「ファット+軽量のヘッド」は沈下速度が遅くなるので、フォールでじっくり誘いたいときに効果的。「スリム+重めのヘッド」は空気抵抗が減って飛距離が伸びる。さらに、フォールスピードが速くなるため、水深のあるエリアにも向いている。

一言にサーフといっても、もちろんエリアごとにその性質は異なる。遠浅や急深、波が荒かったり穏やかだったり、はたまた根が点在している場合もある。だからこそポイントを見極め、ルアーを使い分けることが大切。その観点で私は『浜王』シリーズを基本とし、ピンチヒッター的に『スタビシャッド』と『BUN太スイム』の組み合わせを選択している。そして飛距離が必要なときは『ジグパラサーフ』の出番。北海道のヒラメ釣りにおいても参考にしていただけたらと思う。

54-55-0000

 

 

NorthAngler's 記事一覧

 

※このページは『North Angler’s 2024年6月号』を再編集したものです

おすすめ記事

記事検索

  • 検索フィールドが空なので、候補はありません。

月刊つり人 最新号

つり人 2020年5月号

列島をゆるがすコロナウイルス。けれども、日増しに暖かくなる春の日を、じっと家にこもって過ごすのはやっぱり体によくない。その点、手軽な海の釣りは、風も気持ちよく、大人も子どもも、思い切り深呼吸しながら時間を過ごせる。ウミタナゴ、メジナ、クロダイ、カレイ、アオリイカ、カサゴ……。元気な魚たちが泳ぐフィールドで、がんばろう、ニッポン! そのほか、3名手の渓流解禁レポート、里川で見つかる美味しい道草、みちのくタナゴ旅など旬の釣り満載でお届け。