ベイトタイプのグラスロッドが各社からリリースされている2021年。流行の最先端を追うべく、オススメのグラスロッドを一挙ご紹介していきます!
ベイトタイプのグラスロッドが各社からリリースされている2021年。流行の最先端を追うべく、オススメのグラスロッドを一挙ご紹介していきます!
目次
- 0.1 ベイトフィネスのグラスロッドは幅広いフィールドで活躍!
- 0.2 1)シリーズ中、最もしなやかなダイワのシルバークリーク グラスプログレッシブ
- 0.3 2)メジャークラフトの待望のグラスモデル新ファインテール
- 0.4 3)バリバスのBWSチューンドバックウォーターはヤマメ&オショロコマに◎
- 0.5 4)トラウティンスピン マルチュースはスミスの機動力の高いオールラウンダー
- 0.6 5)ティムコのフェンウィック Undercut Bankは最新素材を纏ったオールドコスメ
- 0.7 6)パームスのスタイルに応じて選べる3モデルシルファー
- 0.8 7)パームスのエゲリア ネイティブパフォーマンスならボサ川で真価を発揮するフルグラス
- 1 まとめ
ベイトフィネスのグラスロッドは幅広いフィールドで活躍!
ベイトフィネスとは、細いラインを用いて5g以内の軽量なルアーやリグをベイトリールで釣りすることです。
元々は細いラインでは攻略できないカバーを太いラインで補うために普及してきました。
しかし現在では、ベイトリールでは軽いルアーを細いラインで投げることもできます。大ものが潜むポイントでは太いラインを使い、軽いルアーやリグを手返しよくキャストしたいときは細くするなど。状況に合わせたラインをチョイスできます。
また、グラスロッドと組み合わせた場合だと、復元力が弱いのでキャストしやすく、バラシが軽減されるという利点があることから入門者からアングラーまで幅広く楽しめるでしょう。
1)シリーズ中、最もしなやかなダイワのシルバークリーク グラスプログレッシブ
今年2月発売のNEWグラスロッドシリーズ。全3モデルのうち、唯一のベイトタイプがこちら。シリーズ中、最もしなやかに仕上がっており、わずかな力でもロッドを大きく曲げることが可能。余分な力を入れず放出されたルアーは、吸い込まれるようにポイントに届くでしょう。
パラボリックな調子はバイトを弾きにくく、ローリングするようなファイトに対して追従性が高いです。25cmくらいのイワナでも存分にファイトを堪能できるはずです。チタンフレームSiCリングLRVガイドを搭載しており、手首を使ったキャストを行ないやすいショートトリガーも特徴です。
●モデル:46ULB-G
●全長:1.37m
●継数:2本
●自重:71g
●ルアー:1.5~7g
●ライン:2~6lb/PE0.3~0.8号
●価格:46,200円
2)メジャークラフトの待望のグラスモデル新ファインテール
最新UDグラス素材を採用し、驚くほど軽量に仕上がっています。全8モデル展開で、ベイトキャスティングシリーズは3’8″、4ʼ2”、4ʼ6”、4ʼ10”の4モデル。すべて対応ルアーは1~8g、PEラインは0.3~0.8号、アクションはレギュラーファースト。
接近戦から中距離戦までこなせ、極小&軽量のトップウオータープラグもキャストしやすいです。全モデル2万円以下というコストパフォーマンスの高さも魅力的ですね。ベイトビギナーにとって入門にピッタリの1本といえるでしょう!
●モデル:FSG-B462UL
●全長:4ʼ6”
●継数:2本
●ルアー:1~8g
●ライン:PE0.3~0.8号
●価格:18,700円
3)バリバスのBWSチューンドバックウォーターはヤマメ&オショロコマに◎
季節限定モデル。ベイト2本、スピニング1本の全3機種あり、いずれもフルグラス素材にこだわり、テレスコピックという個性派です。神経質なヤマメやイワナに的を絞り、特に表層トゥイッチのメソッドが得意といえます。
道内ではオショロコマが生息する小渓流にピッタリ!テレスコならではの携帯性の高さは、落差の激しい山岳渓流で重宝するはずです。
仕舞寸法は約20cm。もう1本のベイトモデル『BWS-501 FC-MRXTi』は全長5’1″、12本継ぎ、対応ルアー0.7~3.5g、PEライン0.2~0.6号、フルグラス&チタニウムティップ仕様です。
●モデル:BWS-50 FC-MRX
●全長:5ʼ0”
●継数:11本
●ルアー:1~4g
●ライン:PE0.3~0.6号
●価格:76,890円
4)トラウティンスピン マルチュースはスミスの機動力の高いオールラウンダー
携帯性に優れたパックロッドシリーズに、新たにグラス素材のベイトモデル2機種がラインナップに加わりました。ルアーの重さをティップからベリーにじわりと溜め込み、低弾道でピンスポットに撃ち込みやすい設計が特徴です。♯1セクションはソリッドグラス。
適応ルアーの範囲が広いのも魅力で、渓流の定番である50mm前後のヘビーシンキングミノーを軸に、軽めのスピナーやスプーンなどにも対応します。もう1本のベイトモデル『TRMK-C423L』は全長4ʼ2”、自重87g、適応ルアー2~8g。いずれもアクションはモデレートファースト。
●モデル:TRMK-C463L
●全長:4ʼ6”
●継数:3本
●自重:95g
●ルアー:2~10g
●ライン:3~6lb/PE0.4~1号
●価格:41,800円
5)ティムコのフェンウィック Undercut Bankは最新素材を纏ったオールドコスメ
軽量なUDグラスを採用した1本。アクションは全体的に張りがあり、シンキングミノーの操作性が高いです。ティップはソフトですが、渓流で多用されるサイドやフリップキャストがしやすい設定になってます。バットは強く、道内の良型にも対応するでしょう。
フェルールは白のスピゴットタイプ。ブラウンカラーのブランクスにクロスラッピングのオールドコスメはベテランもうれしい仕様ですね。
ティップ付近はステンレスSICフィネスガイド、トップ以外はKガイドを使用してます。カルカッタコンクエストBFS、アルファスなどのリールを装着可能です。
●モデル:FS53CL-3J
●全長:5ʼ3”
●継数:3本
●自重:90g
●ルアー:2~10g
●ライン:4~8lb
●価格:34,100円
6)パームスのスタイルに応じて選べる3モデルシルファー
同社は古くからトラウト用のグラスロッドを世に送り出していて、一度は使ったことのあるフリークもいるでしょう。“クロスオーバー”と名付けられた同ロッドのグラスシリーズは、メイン素材はグラスながら、ティップセクションにグラファイトを採用。フルグラスのロッドと比較し、やや張りがあるのが特徴です。写真のモデルは道内の渓流で幅広く使えるスペックの1本。ガイドはすべてトルザイトモデルを搭載しており、ベイトタイプは上記の他、新しくリリースされた4ピースの『SYCVCi-46XUL/P4』と『SYCVCi-53UL/P4』があります。
●モデル:SYCVCi-53UL
●全長:5ʼ3”
●継数:2本
●自重:84g
●ルアー:2~6g
●ライン:2~5lb
●価格:42,900円
7)パームスのエゲリア ネイティブパフォーマンスならボサ川で真価を発揮するフルグラス
同ロッドシリーズは高級感のある作りながら、コストパフォーマンスの高さが魅力。グラファイトモデルはダークグリーンのブランクですが、フルグラスモデルはブラック塗装が施されています。ベイトタイプに新たに加わった写真のモデルは、4フィート台前半の手返しに優れたショートロッド。ボサに覆われた川でも取り回しのよさを活かし、気持ちよくピンポイントに撃ち込むことができそうですね。フルグラスのベイトタイプは他に、写真のモデルと同じルアー&ライン設定で、自重85g、全長4ʼ6”、2ピースの『ETVC-46XUL』があります。
●モデル:ETVC-42XUL
●全長:4ʼ2”
●継数:2本
●自重:84g
●ルアー:1.5~5g
●ライン:1~4lb
●価格:18,150円
まとめ
ベイトタイプのグラスロッドを7本紹介しましたが、自分にぴったりな一本を見つけられそうでしょうか?
また、オススメ釣りスポットを探している場合は、北海道の釣り場や釣りの魅力を配信している北海道の釣り情報誌ノースアングラーズを参考にしてみてください!季節に合わせて各地のフィールド事情などの情報をお伝えしています!
また、これだけは押さえておきたい!釣りエサ&ルアーの種類と特徴や釣りザオ(ロッド)とリールの基本!役割と種類とは?など初心者のための基礎知識や商品なども多く発信しているので、入門者の方も気軽にみていただきたいです。
2021/06/30