個性あふれる形状で、なおかつ頑丈なキャンプ道具を作っているトリパスプロダクツ。その人気ブランドとのコラボで生まれたのが、創刊25周年を記念した特別付録『North Angler’s IKARI-HOOK』。さまざまなシーンで活躍する便利アイテムなので、アウトドアのみならず自宅や車内でも活用してほしい。
手に入るのはここだけ!
North Angler's編集部=まとめ
個性あふれる形状で、なおかつ頑丈なキャンプ道具を作っているトリパスプロダクツ。その人気ブランドとのコラボで生まれたのが、創刊25周年を記念した特別付録『North Angler’s IKARI-HOOK』。さまざまなシーンで活躍する便利アイテムなので、アウトドアのみならず自宅や車内でも活用してほしい。
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創刊25周年記念特別付録『North Angler’s IKARI-HOOK』。ランタンなどを掛けるオリジナルデザインのフック
『North Angler’s IKARI-HOOK』は、逆向きにしてこのようにロープに掛けると、斜めに張ったロープでもずれにくい
熱いダッチオーブンの蓋を持ち上げるのにも使える
「これ、付録にできますか?」
アウトドアショップを訪れて、気になるアイテムを見かけた。蚊取り線香を入れる、昔ながらの豚の形のアレ。「蚊遣り豚」と呼ばれ、普通は陶器だと思うが、ショップで見たそれは薄い金属を曲げて作られていた。
調べてみると、製品名は『KAYARI』。作っているのは北海道のメーカーだという。それがトリパスプロダクツを知ったきっかけだった。
連絡をすると、快く取材をOKしてくれた。焚火台を紹介する記事を作る予定だったが、ほかにも『IKARI-HOOK』などの金属製小物類を見せていただいた。
「こんなのを付録に付けたいですね……」
独り言のように言うと、対応してくれた嶋田一貴さんは「たぶんできますよ」と気軽に答えてくれた。そんなわけで、創刊25周年の節目に『North Angler’s IKARI-HOOK』付録企画が実現したのである。
蚊取り線香を入れる『KAYARI』。現在は形状はそのままで、ブラックとシルバーの2色を展開
トリパスプロダクツのプロダクトリーダー・嶋田一貴さん。自社の強みを活かした製品を、自信を持ってリリースしている
石狩発のキャンプ道具
札幌の隣町、石狩市にある株式会社トリパスは、トリパスプロダクツというブランド名で、主に金属製のキャンプ道具、とくに焚火台などを開発している。
プロダクトリーダーの嶋田一貴さんによると、キャンプ道具の開発をスタートしたのが2018年。最初に焚火台の発売をしたのが2019年4月という。コロナ禍によってキャンプが再注目される少し前のことだ。もともとは1961年に設立された金属加工会社だが、その一事業部としてキャンプ好きのスタッフが集まり、トリパスプロダクツを立ち上げたそうだ。
長年培ってきた金属加工技術を活かして、アイデアを出したら工場ですぐに形にしてみる。そんな自由な発想から生まれたデザインがまず目を引く。金属の特性を知り尽くしているからこそ、実用的で丈夫な製品が生まれている。
社内の一角にたくさんの試作品が並ぶ。試行錯誤を繰り返して製品化する姿勢が垣間見える
最新の設備を備えた工場内では、熟練の職人さんたちが部品を作り上げていく
使い方はアイデアしだい
オリジナルの『IKARI-HOOK』は、キャンプでランタンなどの小物類を掛けたり、熱くなったダッチオーブンの蓋を持ち上げたりするのに使うアイテム。それを付録にするにあたり、開発担当の方に「釣りバリっぽく、たとえばカエシを付けることはできますか? あとロゴも入れたいですね」と言うと、すぐに試作品を送ってくれた。
トレブルフックっぽくなったそれは、もともとのネーミング「イカリ」にもさらに近くなったようだが……まあいい。その後、ロゴの入れ方などもテストをしてもらい、ようやく付録は完成したのだった。
車内でも家庭でも、S字フックを使うような場面ならどこでも活躍する『North Angler’s IKARI-HOOK』。アイデアしだいでさまざまな用途に使えるので、ぜひ自分なりの活用法を見つけてほしい。
ブランドの核となる焚火台『GURU GURU FIRE』シリーズ。『North Angler’s』2023年7月号を購入された読者1名様に、この『GURU GURU FIRE』Mサイズをプレゼント。独特な形状は、キャンプ場でも注目されるはず。応募方法など詳細は誌面にて
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