灼熱の日々が続く日本列島。 涼を求めて向かった先は、日本バスフィッシングのマザーレイク芦ノ湖。 虫ルアー&小型フロッグで芦ノ湖ブラックバスをねらってまいりました~!!
虫&カエルでねらう赤星バス
写真◎編集部 文◎センドウタカシ
灼熱の日々が続く日本列島。
涼を求めて向かった先は、日本バスフィッシングのマザーレイク芦ノ湖。
虫ルアー&小型フロッグで芦ノ湖ブラックバスをねらってまいりました~!!
この記事はBasser2019年9月号に掲載したものを再編集しています。
センドウタカシ
取材当時に行なわれたバサーオールスタークラシックのワイルドカード・七色貯水池戦では、試合終了間際にロクマルをバラして撃沈。それでも、夢をあきらめない、永遠の夢追い人。
目指せ、中年の星!! ガイドも絶賛受付中です。
ストレスフリーな小型フロッグがオススメ
猛暑日続きの8月。暑さに弱いワタクシは熱中症におびえる毎日ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
さて今回は小型のフロッグや虫系小型プラグなどを持って、芦ノ湖に遊びに行って参りましたよ。
芦ノ湖は、ご存知のとおり、ソフトルアー禁止のフィールド。ゆえに、最近流行りの野良ネズミや虫ワームなどは使えません。よって、シケイダーシリーズなどハードボディーの小型プラグや中空フロッグが主力となるわけです。
エサだと思って本気食いしているのか、虫ルアーやフロッグは、丸呑みバイトが多い。したがって、ラインも擦れやすいので、バスが釣れたあとは、ラインチェックを怠らないように!
自分的に、夏の芦ノ湖といえば、かつてはクレイジークローラーやパワーパックなどのトップウォータールアーで楽しい釣りをした思い出もあるんですが、ここ数年は、そのような景気のいい話は、とんとご無沙汰。
もちろん、投げ続ければ答えは出るんだと思いますが、釣行日数の限られる我々小市民アングラー、せっかくだったら、手堅く&手っ取り早く釣りたいですよね(笑)
小型フロッグの使い方
と、そんなわけで、ワタクシ的に使用頻度が高いのが、スピニングタックルで扱う小型フロッグ。
オーバーハングやブッシュなどのこみ入った場所をねらうというフロッグらしい使い方はもちろんなんですが、実はオープンウォーターでもよく釣れるんです。
とくに、近年積極的に放流されている芦ノ湖の放流バスにとっては、飼育されていたときのペレットに思えるのか、水面に浮かべておくだけで好反応を見せてくれることも少なくありません。
フロッグ的なドッグウオークなども効果的ですが、個人的にオススメなのは、虫ルアー的なシェイクやチョウチン釣り。
そして水面放置。
係留されているボートや浮き桟橋、それらを結ぶブイなど、夏の定番ストラクチャーについていたバスを、着水からのステイで攻略。今回のキモは放置時間。むやみにルアーを動かさず、とにかく待つ。これが今回の当たりパターンでした
こんな浮桟橋のすき間にフロッグをスキッピングで撃ちこんでいく。多少波風があっても、スピニングタックルならバックラッシュ知らず
放置プレイは、障害物などの横に放置するだけで、想像以上に釣れるので、是非試してみてください。
また、湾内にある係留船や浮桟橋、係船ブイなどを攻める際も、そのスナッグレス性能の高さが生きてきます。
というのも、その障害物回避能力ゆえのストレスのなさはもちろんなのですが、公の場で遊ばせていただいているうえで、ロープや桟橋などにルアーが引っかからないというのは、とても重要なこと。
芦ノ湖は、桟橋や係留船などの人工物を撃つことに対して比較的寛容な湖だと思いますが、それに甘えるだけでなく、アングラー側も、トラブルの元になるようなことは極力避けるように努めていきましょう。
センドウさんオススメの小型フロッグ
・ マイクロバシリスキー(デプス)
デプス・ウェブメンバーのみに販売される激レアアイテム。
ハイプレッシャーフィールドの天才バスにも口を使わせる禁断のルアー。これは、マジでヤバい!
・ダビートバグ(アイマ)
スピニングタックルで使用できる、超小型シルエットの中空虫フロッグ。
トレブルフック使用でフッキングも抜群。そして、ボディー内に水が入ると……沈む虫に!
・タイニーポトフ(スミス)
オーバーハングの奥までガンガンねらえる小型フロッグ。シングルフック仕様(=貫通力高し)のため、パワーのないスピニングタックルでも扱え、虫ルアーに近い感覚で使えます。
と、そのような感じで、小型フロッグをメインに楽しみつつも、もうひとつ忘れてはならないのが、シケイダーなどの小型虫系プラグ・・・
次回!センドウさんおすすめのセミ系ハードルアーについて紹介します!
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