「涼しい川で楽しい釣りを 残暑吹き飛ぶカジカ釣り part.1 ~釣り方編~」で紹介させていただいたカジカ釣りですが、今回は人気河川のおすすめカジカ釣り場をご紹介します。
カジカ釣るならココでしょう!人気河川のおすすめカジカ釣り場
解説◎吉野光晴
この記事は『つり人』2020年10月号に掲載したものを再編集しています。
「涼しい川で楽しい釣りを 残暑吹き飛ぶカジカ釣り part.1 ~釣り方編~」で紹介させていただいたカジカ釣りですが、今回は人気河川のおすすめカジカ釣り場をご紹介します。
鬼怒川本流
広く探ってカジカマンションを見つけだせ!
氏家橋〜小林橋付近がカジカ釣り場として非常に有名です。ここ数年の大水でポイントがだいぶ変わってしまいましたが、カジカの量は多く、積極的にラン&ガンし多くのポイントを探れば釣果をあげることも可能です。連発するポイントもあるので、その日の魚が付いている穴の特徴をいち早く掴んでテンポよく探っていきましょう。橋の上下流に河原へ続く道があり、その先に駐車可能ですが、一部四駆でないと入れないところもあります。注意してください。
広大な川にはいたるところにポイントが。テンポよく探ってみよう
各橋付近から河原へ降りれるが四駆でないと入れない所もあるので注意
●管轄:鬼怒川漁協(☎028・662・6211) ホームページ:http://www.kinugawa-gyokyou.com/
●期間:5月1日〜11月31日
●遊漁料:普通釣券(日釣券1500円、年券6500円)
フィッシュパス(https://www.fishpass.co.jp/news/)でオンライン上でも購入可能
●交通:東北自動車道・上河内スマートIC を降り、県道348号
へ。県道159号を進むと小林橋、県道
63号を進むと上平橋、R293を進むと氏家大橋に出る。
鬼怒川支流・大谷川
穏やかな流れで子ども連れでも安心
鬼怒川の合流点から旧今市(いまいち)市内の並木大橋までがカジカ釣りのできる区間※です。
特に鬼怒川の合流点から開進橋までの区間は魚影が濃くおすすめ。広範囲に渡ってまんべんなくカジカが生息。左右岸ともに車を停めてからすぐに川へアクセス可能なので、子どもを釣れての釣行にもぴったりのポイントです。
※並木大橋より上流は通年禁漁
下流部のポイントなので流れが比較的緩やか。
開進橋から鬼怒川との合流部まで魚影が濃い
●管轄:鬼怒川漁協(☎028・662・6211) ホームページ:http://www.kinugawa-gyokyou.com/
●期間:5月1日〜11月31日
●遊漁料:普通釣券
(日釣券1500円、年券6500円)
フィッシュパス(https://www.fishpass.co.jp/news/)でオンライン上でも購入可能
●交通:日光
宇都宮道路・大沢ICを降りてR119へ。県道279号との交差点を右折し直進すると開進橋。
那珂川支流/箒川・関谷地区
栃木県北のカジカ釣り場といえばココ!
「涼しい川で楽しい釣りを 残暑吹き飛ぶカジカ釣り part.1 ~釣り方編~」
で取材を行なった地区です。この場所は栃木県北の河川で最も熱いポイントで毎年多くのカジカファンが訪れます。そのため魚が抜かれてしまっている場合もあります。駐車スペースから少し離れたポイントに入れば魚の反応もしっかりとありますのでサオ抜けのポイントをねらって釣行するとよいでしょう。
サッカーボール大の石がゴロゴロ!釣りやすい水深で人気の釣り場
●管轄:那珂川北部漁協(☎0287・54・0002)ホームページ: http://www.nakagawa-hokubu.or.jp/
●期間:6月1日〜10月31日
●遊漁料:雑魚券
(日釣券1000円、年券5000円)
●交通:東北自動車道・西那須野塩原ICを降りて塩原方面へ。R400を直進
那珂川支流/箒川・塩原地区
カジカひしめく人気の釣り場
箒川の上流、塩原地区はカジカの解禁期間が9月1日〜9月19日と非常に短く、カジカの魚影がとても濃いのが特徴です。そのため毎年多くのファンで賑わいます。カジカを釣った後は塩原温泉で疲れを癒せるのも魅力。釣り場は宮島橋下流赤川の合流地点から七ッ岩まで。七ッ岩より下流はC&R区間でここではカジカ釣りは禁止されていますので注意が必要です。
渓流相で穴が埋まりづらいため毎年多くのカジカが釣れる
●管轄:塩原漁協管轄(☎0287・32・2264)ホームページ:https://www4.hp-ez.com/hp/siobara-gyo/page7
●期間:9月1日〜9月19日
●遊漁料:渓流雑魚券
(日釣券2000円、年券7000円)。
●交通:東北自動車道・西那須野塩原
ICを降りて塩原方面へ。R400を直進