道具立てがシンプルでコンパクトな小もの釣り。 電車釣行ができたり、ちょっと隙間時間を見つけて楽しめるのも魅力だ。 気構えせずにふらっと行きたくなるような都会や住宅街のオアシスを紹介。
開放的な芝生でのびのび小もの釣り
編集部◎まとめ
電車釣行ができたり、ちょっと隙間時間を見つけて楽しめるのも魅力だ。
気構えせずにふらっと行きたくなるような都会や住宅街のオアシスを紹介。
この記事は『つり人』2016年5月号に掲載したものを再編集しています。
小ものは調整池がおすすめ
大宮第二公園は、昭和55年にオープン。園内にはテニスコート、軟式野球場といったスポーツ施設をはじめ、茶室や展示ギャラリーなどさまざまな施設がある。園内の見どころは520本の梅。2月には毎年恒例となっている梅まつりが盛大に開催される。またサクラ、アジサイなど季節を彩る花が楽しめる。
釣りは園内の北東にある遊水池と芝川を挟んだ向こう側にある調節池で楽しめる。台風や梅雨前線などの大雨の時、芝川の氾濫を防ぐために一時的に川の水をこれらの池に導き、水量を調整する役割を担っている。
遊水池はヘラブナがメインだが、小ものをねらうなら、北側にある水門周りがよさそうだ。ボサや杭があり好ポイントが見られた。
クチボソなどの小ものをねらうなら、芝川の向こう側にある調整池がよいだろう。2月下旬に下見に行ってきたところ、小ものファンがクチボソ釣りを楽しんでいた。なお、調整池の周りにはサクラが植えられている。サクラの季節に足を運んだら最高だ。
芝川を挟んで向こう側にある調整池。こちらはクチボソねらいの小ものファンがサオをだしていた
遊水池でサオをだす場合、北側の水門周りは変化があってよさそうであった
芝川ではマブナが釣れそうな雰囲気
管理事務所もあるので何かあったらこちらへ
調整池の周りにはサクラがズラリと。満開の時に来たい
毎年2月には梅まつりが開催される
問合先●大宮第二・第三公園管理事務所(℡048・642・2228)
ルール等●リールの使用は禁止
入漁料●無料
交通●首都埼玉新都心線・新都心西を下りて県道35号で大宮第二公園へ
駐車場●無料(利用時間=4~9月:8~19 時、10~3月:8~17時
2017/3/25