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編集部2023年9月20日

【秋田県】男鹿半島でタイラバ!マダイのほかにもゲストが多彩!

全国おすすめ釣り場 秋田

釣り好き夫婦が男鹿半島の先端で営む遊漁船「SALT Beach」。お揃いのオーバーオールを着込むとこの日も男鹿の海の恵みを受けて明るい笑顔が満開!

釣り好き夫婦が男鹿半島の先端で営む遊漁船「SALT Beach」。お揃いのオーバーオールを着込むとこの日も男鹿の海の恵みを受けて明るい笑顔が満開!

男鹿半島先端に見つけた楽園

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秋田県男鹿半島の先端の入道崎のすぐ南に、懐の深い美しい戸賀湾が広がっている。波静かな湾内にはホンダワラやアカモクといった海藻が豊かに生い茂り、海水浴場沿いの道路からひょいと覗けば、海藻の絨毯の切れ目にアジがいてクロダイがいてイワシのような小魚の群れも見える。また、ひと目見て、アオリイカの産卵場に適しているとも思えた。

「アオリイカは本当に多いところで、まだ6月なのに9月のティップランの予約が結構入ってます(笑)」

とは、戸賀湾で遊漁船「ソルトビーチ」を営むエビちゃん船長こと蝦名和加子さん。目の前の浜辺の名が塩浜ということから命名した屋号だ。

夫であり船長兼中乗りとしても活躍する畠山友之さんとは「友蔵」「エビ蔵」と呼び合う仲よし夫婦である

 

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ジグヘッドリグでクロソイを釣る友蔵さん

 

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近年、東北でも個体が減っているといわれるアイナメだが「ここはたくさんいます!」とエビちゃん船長

 

ふたりの出会いは2003年。プロのスノーボーダーを目指していた友蔵さんの趣味がバス釣りだったことから、岩手に住むふたりは東北各地のバス釣り場に通った。

「当時は釣りに興味がなかったんで、友蔵が釣りしている間は車で寝てました(笑)。でも、やってみたらどハマりして、バスボートに乗りたいと船舶免許も取りました(笑)」

目の前が三陸海岸であることから、やがてアイナメなどのロックフィッシュや青物のショアジギングも楽しむように。また、東日本大震災のあとは日本海へ釣行する機会が増えたという。ふたりで初めて行ったオフショアの釣りが秋田県男鹿半島の戸賀湾だった。

男鹿の海の豊かさ、雄大な景色、そしてそのときにお世話になった遊漁船の船長の人柄に惚れ込んで、岩手から足しげく通った。

そんなふたりに転機が訪れたのは2017年。いい関係を続けていた戸賀湾の遊漁船の船長から体調を理由に引退するとの知らせが。実は、船長はもともと男鹿の方ではなく、男鹿の自然と戸賀湾の美しさに魅了され、自宅のある秋田市内とは別に戸賀に居を構え、船を購入して、遊漁船業を始めたのだという。

「おめがだやるか? やんなら船と家を譲っから」

ともに大の釣り好きのふたり。いつかは夫婦で釣り船を始めたいと夢見たことはあったが具体的なものでは決してなかった。しかし、ふたりは即断即決。翌年には秋田県へ移住。新たな仕事を見つけ、週末には組合員として漁に出て釣り場の開拓を続けた。そして2019年7月からは平日はこれまでどおり勤めながら週末に釣り船を開始。ソルトビーチの本格始動だ

男鹿の海の魅力とふたりの人柄により客は増え、3年前から平日も含む専業化。また、これまでは宿泊を希望する釣り客は自宅の2階に泊めていたが、現在は男鹿水族館そばの丘の上に古民家をDIYでセルフリノベーションしたゲストハウスをオープン。この号が発売になる少し前頃から秋が深まるまでが男鹿の海が最も輝く季節だという。

 

 

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この時期のおすすめはタイラバ!

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男鹿の豊かさを実感するならタイラバがおすすめとエビ蔵船長。マダイのほかにもゲストが多彩で、半日便で10種類以上釣れるのはザラと友蔵さん。分船するときは自ら舵を握る友蔵さんだが、同船するときはもっぱらお客さんのサポートに徹するという。「あとは釣りですね(笑)。遠方から来たのに釣果が寂しかった人なんかにあげるとやっぱり喜ばれますから」と。やっぱり釣りが大好きなのである。

そんな男鹿の海に初めて挑んだのは、シップスマストの古川牧樹子さん、秋山明日香さんのおふたり。マイロッドを新調して臨んだのは今年からタイラバデビューした秋山さんだ。タイラバ歴の長い古川さんに教わりながら東京湾で腕を磨いてきた。

エビ蔵船長が「ここで始めてみましょう」と言ってスローダウンしたのは、戸賀湾を出てすぐの風光明媚な磯場の沖合。戸賀湾展望公園がある丘の上に建つ『丘の上のソルトビーチ』も目の前にあり、前日こちらに泊まった古川さんと秋山さんは日本海に沈む夕陽が絶景だったと感動していた。

先陣を切ったのは古川さん。まずは良型のホウボウがお目見え。「ホウボウとかレンコダイが多いところはアマダイも多くてアマラバもできちゃいます」とエビ蔵船長。続いて秋山さんが念願の北の根魚であるクロソイをキャッチ。サイズは30cmほどだが、男鹿では60cmクラスまで出るというから驚きだ。

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エビ蔵船長はライトジグでアイナメ、マゾイ、友蔵さんはシャッドテールのジグヘッドリグで良型のクロソイを追加。そのほかカサゴはダブルヒット、トリプルヒットで釣れ盛る。場荒れしていない証拠だが、カサゴはほぼすべてエア抜きをしてからリリースするなど環境への配慮も忘れていない。「根魚はホントに多いですね。三陸と比べて種類も豊富です。こっちに来て驚いたのはキジハタで、年々数が増えている気がしますし、45cmを超す大型も珍しくありません」

とエビ蔵船長が話していると、「その引き、怪しい!」と指差す先にはフルソリッドのタイラバロッドを曲げまくっている秋山さんの姿。「根掛かりと思うくらい重くて動かなかったんですが、突然ゴゴンと引き始めて……」と笑顔でやり取り。そして海面に浮上したのは玉網を差しだすエビ蔵船長も思わず「デカっ!」と叫んだ50cmジャストの大型キジハタだった。

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意外と近くて便利な男鹿の旅

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多彩な魚種で賑わう船上に足りないものは赤い本命・マダイのみだ。

「湾口の岩礁帯では期待どおりに根魚五目が楽しめましたので、今度は水島の沖合にある尾根伝いに根が点在しているポイントを流していきます。ここは赤いのも青いのも出るところです」

そんなアナウンスのあと、すぐにマダイ特有の突くような断続的なアタリをとらえてフッキングに持ち込んだのは古川さん。中層でのサオを叩く引きから「これは本命」と余裕のやり取りで船中第一号のマダイを取り込んだ。さらに、この日絶好調の秋山さんも美形マダイを追加。こうして、ちょうど十目を達成したところで正午になり帰港と相成った。

「いつも午前船はこんな感じです。釣り場が近いので釣り時間はかなり長く取れますし、お土産もにぎやかになります。これからイカだったり青物だったりと釣りものが増えますが、基本的には予約乗合制なので、先に予約を入れた方がやりたい釣りに対して、空きがあれば募集をする感じですね」

ちなみにソルトビーチから秋田空港までは車で1時間20分ほどなので、たとえばANA16時5分発を利用すれば、午前船をめいっぱい楽しんで、ゲストハウスに戻って荷支度をして、近くの男鹿温泉郷でさっと汗を流していくことも可能だし、お土産を買い、ランチも楽しんでから空港にレンタカーを返却するとちょうどいい時間だ。

なお、釣った魚は水漏れ対策とニオイ対策をしっかりすれば、ひとり20cmまで無料で受託荷物として預かってもらうことができるから、まだまだ明るい17時15分に羽田空港に到着してその晩には男鹿の幸に舌鼓を打つことも可能(秋田空港へは東京・羽田のほか札幌・新千歳、大阪・伊丹、名古屋・中部国際からも直行便がある)。

思ったよりも近くて、思ったよりも自然がいっぱいの秋田県男鹿半島への釣り旅はいかがだろうか。

 

 

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大注目のニューブランドからフィッシングパーカーとフィッシングオーバーオールが登場

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街中のお洒落着としても流行中のオーバーオール。「水辺の作業着として動きやすいだけじゃなくて着ているだけで気分が上がります」「自分たちで言うのもなんですがペアルックもいい感じかなと(笑)」とプロの海人であるふたりもすっかりお気に入りのようす

 

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オーバーオールと上下で組み合わせたいフィッシングパーカー。上下ともにベージュとネイビーの2 色展開。防水機能がしっかりあって、しかも透湿防水素材が採用されているから蒸れないのが嬉しい

 

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パーカーは収納ポケットが使いやすい位置にたくさん備わっている。お客さんの釣りをサポートすることが多い友蔵さんは「これはとっても便利」と絶賛

 

 

 

 

※このページは『つり人 2023年9月号』を再編集したものです。

 

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『ザ・ヒストリー・オブ・ルアーフィッシング~ルアー&リール 進化の軌跡』

国内外で広く親しまれている疑似餌釣り=ルアーフィッシング。その起源や発展の歴史を、リールとルアーの登場・進化の過程に軸足を置きながら当時の文献・雑誌記事を掘り起こし解説を試みた本邦初の書。 新しいスタイルのリールは、登場する度にルアーの小型化・軽量化を可能にし、ルアーフィッシングの発展に大きく貢献してきた。英国で古くから発達した片軸受けリールは20世紀に入ると米国式の両軸受けリールに駆逐される運命をたどるが、第二次世界大戦後は逆に英国発祥のスピニングリールが米国へ輸入され未曾有の大流行を巻き起こしていく…。 また一方、新勢力の台頭が旧勢力から反発を買うのは世の習いで、中世より西洋釣魚界に君臨するライフィッシング愛好家は、自分たちの聖域に土足で踏み込む兄弟を軽蔑し、公然と敵視した。 歴代の釣り人たちが遺したそれぞれの主張を織り交ぜながら、英国・米国のリール史と時代を彩ったルアー、それらに熱中し時には翻弄されていく当時の釣り人模様までを、著者が時の彼方から召喚し、鮮やかに浮かび上がらせる。 『ザ・ヒストリー・オブ・バンブーフライロッド』『ザ・ヒストリー・オブ・トラウトフライズ』に続く待望の三部作、全ルアー・フライアングラー必読の書。

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つり人 2020年5月号

列島をゆるがすコロナウイルス。けれども、日増しに暖かくなる春の日を、じっと家にこもって過ごすのはやっぱり体によくない。その点、手軽な海の釣りは、風も気持ちよく、大人も子どもも、思い切り深呼吸しながら時間を過ごせる。ウミタナゴ、メジナ、クロダイ、カレイ、アオリイカ、カサゴ……。元気な魚たちが泳ぐフィールドで、がんばろう、ニッポン! そのほか、3名手の渓流解禁レポート、里川で見つかる美味しい道草、みちのくタナゴ旅など旬の釣り満載でお届け。