>美しさ、フォルム、色合いのどれをとっても魚の王様と呼ぶにふさわしいマダイ。一般的には沖釣りでねらうことが多いが、キャスター憧れのターゲットでもある。4月後半から釣期に入り、10 月までねらうことができる。基本的に4~5月の乗っ込みシーズンは大型が多いのでねらいめだ。
マダイは岸からのキャスティングでもねらえる!
解説◎山崎憲二
こちらの記事は月刊『つり人』2020年6月号に掲載したものをオンライン版として公開しています。
美しさ、フォルム、色合いのどれをとっても魚の王様と呼ぶにふさわしいマダイ。一般的には沖釣りでねらうことが多いが、キャスター憧れのターゲットでもある。4月後半から釣期に入り、10 月までねらうことができる。基本的に4~5月の乗っ込みシーズンは大型が多いのでねらいめだ。
目次
まずは50cmオーバーを目指そう!
美しさ、フォルム、色合いのどれをとっても魚の王様と呼ぶにふさわしいマダイ。一般的には沖釣りでねらうことが多い。
魚の王様と呼ぶにふさわしい容姿マダイ。投げ釣りでも充分にねらうことができる
というのは、20~25㎝のいわゆるチャリコ、小ダイクラスなら沿岸部の浅場でよく釣れるが、50㎝以上の大型になると水深のあるエリアに移動してしまうからだ。
同じタイ系のクロダイは河口部、防波堤周り、やや水深のあるサーフなどどこにでも生息しているが、マダイは水深10m以上のエリアをねらわなければいけない。
マダイをねらっているとクロダイが混じることもある
また、潮流が速い所を好むため投げ釣りで大型を釣りあげるのはハードルが高い。しかし、それだけにキャッチした時のうれしさはひとしおだ。60~70㎝の大型も期待できるが、まずは50㎝オーバーを目指そう。
水深のある島しょ部がねらい目
投げマダイで実績が高いのは瀬戸内海や宇和海、日本海の隠岐島、和歌山の磯場やサーフ、三重の湾内など。いずれも水深があって潮流も速いエリアだ。
中でも瀬戸内海の島しょ部は高実績を残しており、40~50㎝が高確率で釣れている。60~ 70 ㎝の大型も充分に期待でき、80㎝オーバーの超大型も年に数尾は記録されている。
4月後半から釣期に入り、10 月までねらうことができる。基本的に4~5月の乗っ込みシーズンは大型が多く、夏から秋は少しサイズが落ちる。大型を目指すなら初夏がねらいめだ。
運がよければこのような釣果に恵まれることもある
次回はコチラ▶▶▶ マダイ釣りは潮読みで釣果が決まる その2(最終回)
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