ハゼに対しての素朴な疑問を解決します。
文◎編集部
この記事は2021年つり人10月号の記事を再編集しています
ハゼ釣りの素朴な疑問が解消されること間違いなし。子どもや友人とハゼ釣りを楽しみませんか?
目次
ハゼが釣れる場所の特徴を教えてください
地形変化のある泥底を好みます
ハゼは基本的に泥底を好みます。一般的に6 ~ 9 月は30㎝くらいの浅場でも多く見かけますが、秋が深まる頃から徐々に深場に落ちていきます。私は冬にレインボーブリッジ近くの水深10 mの釣り場でハゼを釣ったことあります。
汽水域に生息しているため、泥質の河口付近で釣れやすいですが、都内の護岸された運河にも多く生息しており、底だけでなく、護岸の壁にも張り付いています。潮位が高くなれば浅場にも寄ってきて、潮位が低くなると段深いところに集まります。こうして水位の変化に合わせてポイントを探るのも大切です。
底の凹凸や水門周りなど、地形や流れの変化がある場所は、ハゼが食べている底生生物が豊富にいますから、ハゼも集まりやすいポイントです。
流れの強弱に関わらずハゼは釣れますが、流れが強い場所ほどエサが多く集まるのか丸々と太った良型が釣れることが多いです。
釣果が落ちてしまうのは台風後などの大雨が降った後です。水が酸欠状態になり、底のヘドロが巻き上げられ、ハゼの活性が著しく悪くなります。そんな時は水門や流れ込みなどの水が動いて酸素が供給される場所がよくなります。
今回の釣り場である東京都墨田区を流れる北十間川は、押上(スカイツリー前)駅から徒歩5 分とアクセスがよく、護岸されていて足場がよいです。コンビニや公衆トイレも近いので、これからハゼ釣りを始めようとしている方にも最適な運河です。特に東武橋の下は、運河の行き止まりになっていてエサが溜まりやすい場所です。川に噴水が設置され水に動きがあります。水底にも変化があるので、安定した釣果が期待できます。
北十間川にある噴水。流れの変化と水底の変化があり安定した釣果が期待できる
398さんが用意したのは右から、釣ったハゼを入れておけるバッカン、サオ、替えの仕掛け3セット、エサ、ウェットティッシュ、ゴミ袋、ハゼを持ち帰るためのフリーザーバッグ、エサ入れだ。ハゼ釣りは手軽な装備で楽しむことができる
ハゼが釣れやすい時間や潮について教えてください
潮止まりの時間帯は食いが悪くなります
昼も夜も関係なくハゼは釣れます。
水門で水位を調節している運河は潮回りを特に気にしませんが、潮位差が大きな河川の場合は、潮止まりのタイミングは釣れないことが多いです。潮が動いていないので、エサが流れにくくなります。なお潮位によって水位変動の激しい河川の場合は、満潮時に注意が必要です。場所によっては荷物を置いている場所が水浸しになってしまうことがあります。
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