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編集部2021年9月15日

SIGNAL 奥田学さんが語る。影響を受けたバスルアー・後編

ブラックバス Basser バス釣り

でかバスをロボットのように釣るさまから、付いた愛称はロボ。自身のブランド、シグナルでは、でかバスを釣ることに特化したアイテムをリリースし続けている。 40年以上のキャリアを持つ奥田さんに影響を受けたルアーを伺いました。

デカバスを追い求める奥田さんに影響を与えたルアーとは!?プラグ編

 でかバスをロボットのように釣るさまから、付いた愛称はロボ。自身のブランド、シグナルでは、でかバスを釣ることに特化したアイテムをリリースし続けている。 40年以上のキャリアを持つ奥田さんに影響を受けたルアーを伺いました。

この記事は「俺たちのヘビロテBASSルアー大全」を再編集しています

 

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奥田 学(おくだ・まなぶ)

1967年生まれ。でかバスハンターとして、注目を集め続けるアングラー。自身の手がけるブランド「SIGNAL」では、対でかバスルアーを数多くリリースしている。また、シマノのバンタムシリーズのプロスタッフも兼任し、ロッドやルアーなどの開発にも貢献

SIGNAL https://www.signal-lure.com/

こちらの記事は 「俺たちのヘビロテBASSルアー大全」に掲載されています。バスプロ、ルアービルダー、釣具店の方々が自信を持っておすすめするヘビロテルアーを忖度なしで大掲載!!!本当に釣れるルアー教えます↓↓↓

 

 

画期的なジョイントベイトの存在

 

 「タロンよりもう少しあとsにムーブメントがきたルアーに、ACミノーっていうルアーがあるんだけど、これも影響を受けたルアーのひとつ。

 タロンがソフトビッグベイトなら、ACミノーはハードのビッグベイト。コイツの何がいいかってさ、ジョイント部があるでしょ、泳がせた時の音これが秀逸だった。元はマスキー用として出てたはずだけど、これもバスがめちゃくちゃ釣れた。

 これが日本に入ってきた時に、ほかにも、いろいろでかい系のルアーが入ってきたんだけど、ダ・ン・ト・ツでこれがいちばん釣れた。

 水に対して、ここまでなじむルアーは、当時はなかったように思えるね。ぬめぬめ水が絡んで泳ぐルアーだった。レゴベイツとか、ハードベイトのビッグベイトを出してたけど、あおりが強くて、すぐ魚がスレたり、そういうルアーに共通してたのはすべてレンジが浅い、表層付近しか攻められなかった、そして、デッドスローで泳がそうものならツーってまっすぐ来ちゃうものばかり(笑)。

 それで、自分で作るしかないかと、開発を始めてブラックデュラゴンが完成した。デッドスローでも、ACミノーみたいにぬめぬめ泳ぐ、そして深く潜る。でかいリップが切り立ったルアーというのは、当時はデュラゴンが初だったね。発売から約20年ぐらいのルアーだけど、中層で浮かせて食わせられるし、真冬にも釣れるルアーだから、いまだに使ってるよ」

 

でか羽根ものの原型となったルアー

 

 近年、日本で羽根ものがブームとなり、ようやく定番化した。奥田は、ブームのはるか前から、各メディアに羽根ものを使って、でかバスを釣っていた1人である。数ある羽根ものなかで影響を受けたルアーを聞いてみた。

「羽根系ね。いろいろこれも使ってきたけど、やっぱりハイフィンのクリーパーかな。

 クリーパーに関しては、クリーピントムなんかが入ってきたタイミング。当時トップって、大きなペンシル、ウェイクとか、アプローチが速いものばっかりで、スローに誘えるものがなくて。

  

 15年ぐらい前にハイフィンが日本でブレイクしたルアーで、自分自身トップも好きだし、スローに誘えるなかでこれが頭ひとつ抜けてたね。日本に入ってきたばっかりの頃は、ウッド製しかなかったけど、ハイフィンが日本で炸裂していくなかで、気を利かせてなのかは知らないけど、発泡ボディーになったり羽根が変わって、当たりハズレが出てきた。しまいには、ステンレスのハ ネとか、それを固定するリグも変わったりとか、僕のなかでは釣れない方向に進み始めた。で、ウッド製でアルミウイングが日本に入らなくなった。

 もうダメだと思ったから、これは自分で作ったほうがいいなと行き着いた感じです(笑)。

 作るなら、僕が使っていたA級アクションクリーパーと同等のものを目指したのがリザードクローラーという感じ。よかったら1回使ってみてください」

 

オプティマスムベイツ/ACミノーmusontaku_072-073okuda_manabu04

奥田に影響を与えたハードのジョイントベイト。このルアーの影響で、ジョイントベイトを開発するきっかけに。いまだに釣れる、名作中の名作

 

シグナル/ブラックデュラゴン
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深いレンジでデッドスローに動かせるルアー。ウェイトチューンで、ボトムの岩などにリップを当てながら釣る真冬の釣りにも対応

 

ハイフィン/クリーパー
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日本でブームになった時は、一時的に某オークションサイトで高値で取引されていた(アルミウイングで、リグも写真の仕様)。中古で見つけたら即買い決定だ

 

シグナル/リザードクローラー
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釣れるクリーパーが供給されなくなったことがきっかけとなり、安定したA級アクションと、クリーパーを超えるギミックを搭載。人気のためなかなか買えないルアーのひとつ

 

 

 

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