編集部2021年10月19日

奥村和正さんが語る 影響を受けたルアー 後編 〜ミノー&ワーム〜

ブラックバス Basser バス釣り

deps代表の奥村和正さんに、影響を受けたルアーを伺いました。ミノー&ワーム編です。

「ポーズ中に出る 小さなアタリ、 それを合わせるプラグ」 (ミノーについて)

deps代表の奥村和正さんに、影響を受けたルアーを伺いました。ミノー&ワーム編です。

この記事は「俺たちのヘビロテBASSルアー大全」を再編集しています

 

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奥村和正(おくむら・かずまさ)

1969年生まれ。1990年代、琵琶湖のレンタルボート店・ひさの屋の常連だった当時、オリジナルスピナーベイトのBカスタムを製作。デプス社を立ち上げる。 ビッグバスだけをねらう、というスタイルを旗印としてブランドは成長。琵琶湖のみならず、 大きな流れを生み出した

deps https://www.depsweb.co.jp/

こちらの記事は 「俺たちのヘビロテBASSルアー大全」に掲載されています。バスプロ、ルアービルダー、釣具店の方々が自信を持っておすすめするヘビロテルアーを忖度なしで大掲載!!!本当に釣れるルアー教えます↓↓↓

 

 

ロングビルサスペンドミノーブームの夜明け前

 昔の話だが低水温期、とくに早春のプリスポーン期において、誰もがロングビルサスペンドミノーをセットしたタックルをデッキに置いている時代があった。

 「古くはレーベルのスプーンビルミノーをサスペンドチューンしたのが春先にすごく釣れるということで火がついた。ただ、サスペンドチューンが必要なのと、飛ばないという弱点があった。それを克服したのがTDミノーロングビル。めちゃくちゃ釣らせてもらいました。春先のプリスポーンをねらうルアーといわれていたけど、俺はもう春秋冬と夏以外は……いや、夏は止めずに巻いて釣ってたかな。とくに冬の釣果がえぐかった」

 

ダイワ/TDミノーロングビル

musontaku_056-057okumura04レーベルのスプーンビルミノーの衝撃から、ロングビルサスペンドミノーブームが勃発。なかでも、TDミノーロングビルは下野正希さんがビデオなどで紹介し人気だった。3フックのソルト用ミノー、ショアラインシャイナーを代用することもあったという

 

 使い方は、誰もが真似したポンプリトリーブ。投げて、少し巻いて潜らせたらラバージグをズル引きするようにロッドを横に引いて、ポーズ。ラインスラックをとって、また繰り返し。

 「止めてる時に食ってくる。巻きものなのに向こうアワセではなくこっちから合わせる。それが楽しくて。ただ、潜るレンジは2.5mくらいまで。個人的にはあとちょっと潜ってほしいのと、サイズが少し小さい。そして、2フックなので、掛り方にも不満が少しあった。その後、自分でメーカーを立ち上げて、何年かのちにバリソンミノーを作った時に、これでロングビル作ったらええやん、って思った。念願の3フック、130㎜ボディー、潜行深度も3.3mくらい。南湖でいちばんメインステージとなる3.5mをねらえるロングビルミノー。ドラッギング気味に流せば4〜4.5mまでねらえる、そんな味付けもある」

 

デプス/バリソンミノー・ロングビル

musontaku_056-057okumura05奥村が既存のロングビルミノーに感じていた、2フック、琵琶湖には小さいサイズ感……というのを解消した逸品。早春のポンプリトリーブだけでなく、テトラや岩場など、ミドルレンジのハードボトムクランキングにも対応する

 

 

デスアダー+バットマンクロー

 「今はどれくらいの人が知ってるのか分からないけど…かつて、5in1クローフィッシュ、通称バットマンクローというワームがあって、当時はエバーグリーンが輸入していた。ビッグフィッシュキラーっていわれてたから……当然、買うわな(笑)。それを、7gテキサスとかで投げたら盛大にバックラッシュしてしまう。もう、手がバタバタバタ〜ッっと風を受ける音がすごい。『これ飛ばへんやんけ! どないして使ってんねん!』って当時のプロに対して怒りすら覚えるくらい、まったく飛ばない」。

 

5in1インターナショナル/5in1クローフィッシュ

musontaku_056-057okumura06通称・バットマンクロー。5in1という名前の由来は、味、ニオイ、アクション、ラトル装着可、グロースティック装着可、という5つの要素がひとつのルアーに込められているということ。両腕の付け根にラトルルームがある 

 結局、どんどんシンカーを重くして、3/4か1ozでようやくストレスなく飛ばすことができたという。

 「ある年のゴールデンウィーク明けくらいにちょうど釣れない時があって、ひさの屋の常連さんたちがみんな苦戦していた。唯一、スライダーのスプリットショットをデッドスローで巻く、もうそれしか釣れない、とさえいわれてた。そこで登場させたのが1ozのバットマンクロー。それが爆発的に釣れたね。どこがタフってんねん、っていうくらい。シャローで、ビューン! ドボーン!グリグリグリ……ドカン! って。これすごいな……って思ったけど、何しろ3/4〜1ozじゃないと使えないっていうのがストレスやった。で、また自分でメーカーを立ち上げたので……そうや、と。デスアダーのボディーにバットマンクローの手をライターであぶってくっ付けたら…釣れたやん。唯一違ったのは、5gテキサスでも使えたこと。これやな、って。敬意を表してバットマンのイニシャルを付けました」

 

デプス/BMホッグ

musontaku_056-057okumura075in1クロー譲りの、コウモリの翼のようなふたつのクローが特徴。それがボリュームのあるデスアダーボディに付いているので、充分な飛距離が出せるようになった。ちなみに、ラトルルームはないが、甲殻類成分が配合され、味とニオイい付き 

 

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