グラディカルは佐々木さんが開発中のプロトタイプ。グライド&テクニカルでこの名前。首振り時にトゥイッチの強弱に応じてスライド幅を調整できるため、左右のスライド幅を変えることで意図する方向へ寄せやすい。ミズヒマワリやブッシュなど、カバーの屋根の下に入れ込みやすい
首振り系とただ巻き系を使い分け
写真と文=編集部
この記事は『Basser』2022年1月ビッグベイト特集号に掲載したものを再編集しています。Basserのバックナンバーは定期購読をお申し込みいただくとデジタル版バックナンバーが4年分以上読み放題! 詳しくはこちらをどうぞ!11~1月、冬の霞ヶ浦オカッパリ。ビッグベイトがもっとも輝くのはキツい冷え込みの初日だと佐々木勝也さんは言い切った。なぜか?
佐々木勝也(ささき・かつや)
1988年生まれ、岩手県出身。2018年から霞ヶ浦周辺に移住し、わずかな時間でもオカッパリに繰り出す日々を送っている。常に45cm超のビッグフィッシュを求めている。もっとも好きな釣りはビッグベイティング。
◆関連動画:今江克隆選手のビッグベイトに水面バイト!霞ヶ浦オカッパリで出番が多いビッグベイト6選
グラディカル(プロトタイプ/ダイワ)
佐々木さんが開発中のプロトタイプ。グライド&テクニカルでこの名前。首振り時にトゥイッチの強弱に応じてスライド幅を調整できるため、左右のスライド幅を変えることで意図する方向へ寄せやすい。ミズヒマワリやブッシュなど、カバーの屋根の下に入れ込みやすい
タイニークラッシュ(DRT)
使用頻度は非常に高く、基本的にカバー際で首振りさせる。佐々木さんは市販されている状態のまま使っている。フラットサイド気味のボディーならではのブレーキが利くアクションと、チラッとお腹を見せるロールアクションがバスの本能を刺激する
バンクフラッター(ダイワ)
11月いっぱいは羽根モノにもチャンスあり。佐々木さんはほかのトップよりも低水温に強いと感じている。出たら1500g以上は確定
レイジースイマー(イマカツ)
ただ巻きメインで使うが、ボラコンよりもほんのり強い。ウエイト調整でサスペンド気味にして、チェイスがあったときにジャークを入れたりして仕掛けられるのが特徴
ボラコン150(霞デザイン)
イナッコを追うフィーディングフィッシュをねらってただ巻きする。アクションは非常に弱く、ヤル気のないバスにスイッチを入れる能力は低いため、バスが捕食態勢に入っていると感じたときが出番だという。スローにただ巻きして水面直下を泳がせる
ステルススイマー(イマカツ)
シングルフックがボディー内に収まる設計でとにかく根掛からない。込み入ったカバーをロングディスタンスでねらうときが出番。スローなただ巻きでイナッコチックに泳いでくれる。スキッピングでアシや護岸にぶつけてフォールさせて食わせる「壁ドン」でも使う
あまりに反応が少ない日はタイニークラッシュやグラディカルにクイックチェンジャー0.9g(グラディカルの場合は1.3gも使用)を付け、20cmほどレンジを下げてみる